慎さまの「終わりなき旅」

人生は終わりなき旅。
自分探しの旅の途中で、今想うことは何?

またしても発覚したスポーツ界の闇

2018年09月01日 11時28分02秒 | ニュース

やっぱり!また起こってしまいましたね。
アメフトレスリングボクシング界に続き、今度は体操界でのパワハラ問題

今回は経緯がちょっとややこしくて、途中から聞くと何がどうなっているのか?わかりにくいんですが、
簡単に言うと、体操女子の宮川紗江選手体操協会幹部パワハラを告発したという事。

最初は「宮川選手のコーチが指導の際に暴力をふるった」との事で、体操協会がコーチを無期限の登録抹消処分にしたところから始まっているので、
宮川選手が記者会見で「コーチの処分を軽くしてほしい」と訴えていたのを見て、不思議に思ったんですが。

そしたら一番の問題は、コーチの暴力ではなく(それはそれで問題ではありますが)、
体操協会の幹部圧力によって、宮川選手のコーチ排除しようとしている点。

宮川選手暴力があった事を認めた上で、今後もそのコーチに指導を受けたいと言っているんですが、
体操協会の幹部から「そのコーチについていてもあなたは伸びない」とか「今のままじゃオリンピックには出られない」という発言があったという事。

要は権力を持った業界のドンが、気に入らないものを排除しようとする、
一連のスポーツ界の不祥事同じ事が起きている訳です。

ただそれを、将来のある18歳の女子選手告発しなきゃいけないっていうのがね〜。

彼女にしたら、一歩間違えたら選手生命の危機になる訳で、相当な覚悟がないとできないと思うんですが。
体操界がどういう構図になっているのかわかりませんが、周りがもっとサポートしてあげる事はできなかったのかなぁ。

それとこれって、今に始まった事じゃないと思うんですよね。
過去にも協会のドンに睨まれて、不本意な想いをしてきた選手はいるはず。

この機会に全部明らかにして、選手が公平に活動できる新しい体操界を作ってほしい!と思います。
そして今は休養している宮川選手が、少しでも早く競技の場に戻れる事を祈っています。

Shin