週刊ドラゴンズ2019 Vol.20〜甦った7回の男〜

お盆休みの9連戦真っ只中の我がドラゴンズ。

先週も勝てていた試合に勝ちきれず、首位ジャイアンツと2位のDeNAを相手に2勝3敗1分。

いつの間にかセリーグは、上位3チームと下位3チームがはっきり分かれましたね〜。

我がチームは「安定の5位」に収まりそうですが、残り試合は少しでも多く勝ちを見たい！

という事で、なかなか波に乗れないチームにあって、このところ頑張っているのが中継ぎ投手陣。

先週のジャイアンツ戦でも、延長12回引き分けになった試合で、先発の柳が6回で交代した後、

残り6イニングをブルペン陣6人が1イニングづつ無安打無失点で切り抜ける、という事がありました。

（延長でチャンスがありながら、決め切れない打線がもどかしい！んですが）

中でも今日取り上げたいのは、プロ入り4年目になった福敬登。（“ふくひろと”と読みます）

ここまで33試合に登板し防御率1.22と、最近は勝ちゲームの7回を任されることが多くなりました。

福はJR九州からドラフト4位で入団し、前年で引退した山本昌さんがつけていた背番号34を受け継いで期待されたんですが、

肩を痛め、一時は育成選手契約となりました。

その肩痛も癒え、今年はコーチの助言で足をクロス気味に踏み出すフォームに変更。

これがハマってボールに角度がつき、バッターが捉えづらくなったんだと思います。

すでにキャリアハイを更新する登板数になった福ですが、背番号に恥じないよう、

残り試合も好投を続けてほしい！

Shin