TDY、Temporary Duty。アメリカの軍隊用語で出張を意味する。世界の僻地の出張記録!TDYの次は日常の雑感

現役時代の出張記録。人との出会いと感動。TDY編を終え、写真を交えた日常の雑感を綴る。

折々の写真&雑感 294

2020年11月01日 | エッセイ
 條約の発効に必要な50の国と地域が批准した核兵器禁止條約に我が国は批准しなかった。新聞には「日米同盟の下で、核兵器を有する米国の抑止力を維持することが必要だ」との理由で日本は批准しなかったとある。1967年に佐藤栄作総理が唱えた「非核三原則」はどうなっているのか。日本の国是となっている筈だ。條約に批准しなかった行為は非常に矛盾していると思うが如何か。米国が日本に落とした原爆に依りあれ程苦しんだ広島と長崎の人々の事を忘れ、アメリカの云いなりになり、他国の人たちにあの苦しみを与えて良いのか。

 安全保障條約は本当に日本のためになるのか。この條約は日本がアメリカの子分になるためのものではない。どうして日本の政治家は自主性を持てないのだろうか。自分の国を守るのに、何故他国の力を借りなければならないのか。そのために子分扱いされている。それどころか法外な駐留費を支払って外国の軍隊を置いている。その上、もっと寄こせとトランプに要求されている。これでは同盟ではない。友好国でもない。アメリカ軍が日本を守るかどうかについては次回に触れたい。

 写真仲間と行く予定であった「江戸東京たてもの園」だが、当日は降水確率が70%越えの雨の予想だったため中止した。日を変えて一人で行ったのだが、15年前に行った時とは全く様相を変えていた。敷地も広くなったように感じた。当時は万世橋交番横にあったボンネットバスは、西の方に移されて色も緑とグレーのツートンカラーから薄い杏色に塗り替えられ、茶色の帯が入っていた。そして、園が西、中央、東と明確に分けられていた。当時はなかった建物も増え、非常に楽しく写真が撮れた。だが、コロナウィルスを用心して建物内に入れるのは非常に限られていた。残念だが詮無いことだ。今回は西と中央部分だけを、次回からは東の部分を二回に分けて掲載したい。


キヤノンEOS5DMkⅣにEF24-105mm、4Lを装着。 f11、 1/20秒、 露出補正:-1、 ISO:200、 WB:オート。
 田園調布から移築された前川国男邸


キヤノンEOS5DMkⅣにEF24-105mm、4Lを装着。 f11、 1/40秒、 露出補正:-1、 ISO:800、 WB:オート。
 前川邸の内部だが、如何にも評判の建築家のお宅だと感じた。


キヤノンEOS5DMkⅣにEF24-105mm、4Lを装着。 f11、 1/25秒、 露出補正:-1、 ISO:400、 WB:オート。
 八王子千人同心組頭の家だと案内書にあった。


キヤノンEOS5DMkⅣにEF24-105mm、4Lを装着。 f11、 5秒、 露出補正:-1、 ISO:100、 WB:オート。
 組頭の内部の床にカメラを置き、リモートコントローラーを使って撮った。


キヤノンEOS5DMkⅣにEF24-105mm、4Lを装着。 f11、 1/60秒、 露出補正:-1、 ISO:100、 WB:オート。
 15年前は行き先表示が「江戸東京たてもの園」となっていたが、「上野廣小路」に変っていた。現在の色に塗り替えられた車体は新車のようにピカピカだった。


キヤノンEOS5DMkⅣにEF24-105mm、4Lを装着。 f11、 1/200秒、 露出補正:-1、 ISO:100、 WB:オート。


キヤノンEOS5DMkⅣにEF24-105mm、4Lを装着。 f11、 1/20秒、 露出補正:-1、 ISO:200、 WB:オート。


キヤノンEOS5DMkⅣにEF24-105mm、4Lを装着。 f11、 1/60秒、 露出補正:-1、 ISO:200、 WB:オート。

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