TDY、Temporary Duty。アメリカの軍隊用語で出張を意味する。世界の僻地の出張記録!TDYの次は日常の雑感

現役時代の出張記録。人との出会いと感動。TDY編を終え、写真を交えた日常の雑感を綴る。

折々の写真&雑感 295

2020年11月08日 | エッセイ
 日本政府から派遣されアメリカ空軍に勤務していた当時から、日本に駐留しているアメリカ軍は本当に日本を守るのかとの疑問を持っていた。将校、下士官、末端の兵に至るまで全く緊張感がなかった。希望して日本に来たのか、命令で日本の基地に配属されたのかは知らぬ。私の眼には外国で休暇を楽しんでいるとしか見えなかった。アメリカ軍は地上最強の軍隊だ。だから余裕があるのだと考えているならいいが、そうは思えなかった。

 世界の軍事的に重要な位置(国)にアメリカ軍は基地を持ち、多くの駐留兵を置いている。私には自国を守るための陣構えにしか見えない。そうであるのに基地を置いている国から高額な駐留費をふんだくっている。むしろ、地代と諸々の経費を払って貰いたいものだ。

 私と同じような疑問を持った書物を見つけた。東京工業大学准教授の川名晋史さんの「基地消長1968-1973」(勁草書房)である。ご購読者の皆様に是非一度お読み頂きたい本である。私は非常な興味を持って読んだ。

 トランプは日本が法外な駐留費を支払っているにも拘わらず、まだ寄こせと云う。本格的な交渉は再選されてからだろう(世界中の8割以上の人たちは彼の再選を願っていない)。支払わないなら日本から全軍を撤退すると脅している。どうぞ引き上げて頂きたい。自分の国は自分たちで守る。これが基本ではないだろうか。現在の防衛費に足して、日本政府が支払っている米軍の駐留費、足りなければ国会議員をはじめとする日本中の諸々の議員の数を6割から7割削れば相当な額が賄えるように思う。

 先週に続き、江戸東京たてもの園の写真である。今回と次回は同園の東ゾーンを二回に分けて掲載する。興味に任せ、3時間も経たず間に500枚以上もの写真を撮った。それでも全てを撮り切れなかった。また近いうちに行きたい。36枚撮りのフィルムなら15本を超える枚数であった。このような撮影の時ほどデジタルカメラの有難さを強く感じる。


キヤノンEOS5DMkⅣにEF24-105mm、4Lを装着。 f11、 1/30秒、 露出補正:-1、 ISO:400、 WB:オート。


キヤノンEOS5DMkⅣにEF24-105mm、4Lを装着。 f11、 1/20秒、 露出補正:-2、 ISO:800、 WB:オート。


キヤノンEOS5DMkⅣにEF24-105mm、4Lを装着。 f11、 1/400秒、 露出補正:-1、 ISO:100、 WB:オート。


キヤノンEOS5DMkⅣにEF24-105mm、4Lを装着。 f11、 1/80秒、 露出補正:-1、 ISO:100、 WB:オート。


キヤノンEOS5DMkⅣにEF24-105mm、4Lを装着。 f11、 1/15秒、 露出補正:-1、 ISO:100、 WB:オート。


キヤノンEOS5DMkⅣにEF24-105mm、4Lを装着。 f11、 1/13秒、 露出補正:-1、 ISO:100、 WB:オート。


キヤノンEOS5DMkⅣにEF24-105mm、4Lを装着。 f11、 1/30秒、 露出補正:-1、 ISO:100、 WB:オート。


キヤノンEOS5DMkⅣにEF24-105mm、4Lを装着。 f11、 1/15秒、 露出補正:-1、 ISO:100、 WB:オート。

 此の東ゾーンは下街を再現したと説明にあるが、下町に限らず、当時は都内の方々に必ずこのような街並みや路地があった。実に懐かしい。西と中央―ゾーンより東ゾーンの方に人が多く集まっていた。此の東ゾーンには読者の皆様も是非にも行かれることをお勧めしたい。

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