原発の処理水の海洋放出が始り10日ほどが過ぎた。放出前から中国や香港、それに韓国などは猛反対し、日本からの海産物の輸入を停止した。それらの国の海水はそれほどきれいなのか?韓国には行った事がないから知らないが、聞いたところでは安心して海水浴が出来るとはとても思えない状態だそうだ。
中国などは漁船が大船団を組んで日本の経済水域ぎりぎりまでやってきては、種の保全などお構いなしに魚を獲りまくる。その魚たちが処理水に染まっていないと、どのようにして判断するのか?危険だと感じ、各国の、特に中国の漁船団が来なくなれば、日本の漁業は安定し、我々の食卓には豊かな魚介類が安価で満たされ、非常にありがたい。
マレーシアのペナン島はかつて日本からの新婚旅行で賑った。だが、私が出張で行ったときは観光客で賑う島の反対側はすぐ足元までヘドロが押し寄せ、ひどい匂いだった。行くたびにその度が増してきた。香港と接している深仙の海も非常に汚れている。澱んでいて海の色とはかけ離れた色だった。
香港は福島をはじめとする10都道府県の海産物の輸入を禁止した。香港の食の安全と市民の健康を守るためだそうだ。また中国外務省の孫次官は処理水の放出前に日本大使を呼び出し「食品の安全と市民の健康を守るためにあらゆる措置を取る」と規制を強化する姿勢を見せたそうだ。これに対し日本大使は「科学的根拠に基づかない措置は受けられない」と応じた。中国は過去に、台湾からのパイナップルやマンゴーを謂われなく輸入禁止した実績がある。今回は日本の海産物を全面的に輸入禁止措置にした。日本の業者も困るが、中国の市民はもっと困るらしい。日本製の塩を恥も外聞もなく買い漁っているニュースを観た。自国が原発の汚染水を日本の何十倍もの濃い濃度のまま海に放出しているのを棚に上げて日本を攻撃している。習近平がいくら威張ろうが、発展途上国のままだ。
香港に在住している娘の亭主に、野生の猿と非常な近さで接する事の出来る公園に連れて行って貰ったことがある。その帰りに、海に面している公園に寄った。そこには漁を終えたばかりの小さな漁船に乗った漁師が、公園に来ている人たちに獲ったばかりの魚を直接売っていた。活きた蛸が漁船の床をはいずり廻っているのを目にした。娘に「あれを買ってくれ、半茹でにして食べよう」と云ったところ、「香港の海で獲れた魚は食べない方がいい。まして生に近い食べ方などとんでもない。我が家では日本から輸入された魚しか買わない」と、まるで汚いものを見るような目つきで漁師の魚を見ていた。香港の魚を買わないのは娘の一家だけに限らず、殆どの一般的香港市民は買っていないそうだ。市場には日本からの新鮮な魚介類やヨーロッパから輸入した冷凍の魚が売られていた。
上の話は20年以上の前の香港の海の汚染についての情報を娘から得たこと、と実際に私が目にした事によるものである。そのような海を抱える香港政府が我が国の海洋放出に対抗する措置の理由として「香港の食の安全と市民の健康を守るため云々」と発表した。奇異な感じがする。自国の海の汚染を先に改善すべきであろう。中国や韓国も同様だ。このことを声を大にして相手国に云えない日本政府の腰の弱さには呆れる。ふんぞり返って威張るばかりで高級をむさぼっている政治家たちは「交渉」とか「抗議」、そして一番重要な「反論」等と云う言葉を知らないのだろうか?
以下は昨年に日本民家園に行った時のものである。完全にコロナの感染の心配がなくなったわけではないが、死者が多く出た頃とは比較にならぬほど落ち着いてきた。






中国などは漁船が大船団を組んで日本の経済水域ぎりぎりまでやってきては、種の保全などお構いなしに魚を獲りまくる。その魚たちが処理水に染まっていないと、どのようにして判断するのか?危険だと感じ、各国の、特に中国の漁船団が来なくなれば、日本の漁業は安定し、我々の食卓には豊かな魚介類が安価で満たされ、非常にありがたい。
マレーシアのペナン島はかつて日本からの新婚旅行で賑った。だが、私が出張で行ったときは観光客で賑う島の反対側はすぐ足元までヘドロが押し寄せ、ひどい匂いだった。行くたびにその度が増してきた。香港と接している深仙の海も非常に汚れている。澱んでいて海の色とはかけ離れた色だった。
香港は福島をはじめとする10都道府県の海産物の輸入を禁止した。香港の食の安全と市民の健康を守るためだそうだ。また中国外務省の孫次官は処理水の放出前に日本大使を呼び出し「食品の安全と市民の健康を守るためにあらゆる措置を取る」と規制を強化する姿勢を見せたそうだ。これに対し日本大使は「科学的根拠に基づかない措置は受けられない」と応じた。中国は過去に、台湾からのパイナップルやマンゴーを謂われなく輸入禁止した実績がある。今回は日本の海産物を全面的に輸入禁止措置にした。日本の業者も困るが、中国の市民はもっと困るらしい。日本製の塩を恥も外聞もなく買い漁っているニュースを観た。自国が原発の汚染水を日本の何十倍もの濃い濃度のまま海に放出しているのを棚に上げて日本を攻撃している。習近平がいくら威張ろうが、発展途上国のままだ。
香港に在住している娘の亭主に、野生の猿と非常な近さで接する事の出来る公園に連れて行って貰ったことがある。その帰りに、海に面している公園に寄った。そこには漁を終えたばかりの小さな漁船に乗った漁師が、公園に来ている人たちに獲ったばかりの魚を直接売っていた。活きた蛸が漁船の床をはいずり廻っているのを目にした。娘に「あれを買ってくれ、半茹でにして食べよう」と云ったところ、「香港の海で獲れた魚は食べない方がいい。まして生に近い食べ方などとんでもない。我が家では日本から輸入された魚しか買わない」と、まるで汚いものを見るような目つきで漁師の魚を見ていた。香港の魚を買わないのは娘の一家だけに限らず、殆どの一般的香港市民は買っていないそうだ。市場には日本からの新鮮な魚介類やヨーロッパから輸入した冷凍の魚が売られていた。
上の話は20年以上の前の香港の海の汚染についての情報を娘から得たこと、と実際に私が目にした事によるものである。そのような海を抱える香港政府が我が国の海洋放出に対抗する措置の理由として「香港の食の安全と市民の健康を守るため云々」と発表した。奇異な感じがする。自国の海の汚染を先に改善すべきであろう。中国や韓国も同様だ。このことを声を大にして相手国に云えない日本政府の腰の弱さには呆れる。ふんぞり返って威張るばかりで高級をむさぼっている政治家たちは「交渉」とか「抗議」、そして一番重要な「反論」等と云う言葉を知らないのだろうか?
以下は昨年に日本民家園に行った時のものである。完全にコロナの感染の心配がなくなったわけではないが、死者が多く出た頃とは比較にならぬほど落ち着いてきた。





