オーストリアのウィーンで初めてのテロを受けたクルツ首相は「これはキリスト教徒とイスラム教徒の争いではない。オーストリア人と移民の争いでもない。文明と野蛮の戦いだ」との声明を出した。
トランプを大統領にしたアメリカ国内の争いは、クルツ首相流に云うなら、「野蛮と野蛮の戦い」であった。幸いなことに野蛮の元凶は葬り去られ、知性と良識を持ったバイデンさんが次期大統領に決った。過去の4年間、アメリカの進歩は止り、善良な国民は不幸な時を過ごした。だが、驚いたことにあのトランプが7,000万以上の票を稼いだのだ。彼に投票した人たちは無知な、良識のない人ばかりではない。知性と良識を持った人が多くいた。「隠れトランプ」と称される人たちなのだろうか。その人たちは口々に「トランプなら現状を変えてくれるだろう」と期待しての事だった。このニュースを観て、トランプに投票した人たちの間の大きな隔たりを、云いかえるなら両極端の存在を感じた。
アメリカの空軍に勤務していた時、高級将校の奥さんが「ミスター〇〇、此処(空軍基地内の住宅地)に住んでいる人たちを見て、一般的なアメリカの市民の家庭であると思わないで下さい。お願いします」と私に訴えるように云ったことがあった。同じように軍から支給された住宅を小ぎれいに使っている家族もあれば、あばら家のようにしてしまう人たちもいた。将軍の居住区を除けば、将校も入隊したての新兵も居住地に差はない。住宅の広さは階級と子供の数で多少の違いがあるだけであった。
今回も江戸東京たてもの園の写真である。前回に続き、東ゾーンの残りと中央ゾーンの一部である。此のたてもの園では多くの懐かしい建物にも出会ったが、特に東ゾーンで惹きつけられ、そして子供のころの生活に密着していたものを感じた。

キヤノンEOS5DMkⅣにEF24-105mm、4Lを装着。 f11、 1/60秒、 露出補正:-1、 ISO:100、 WB:オート。
渋谷駅から西麻布、六本木を通って新橋に向かう都電には何度も、何度もお世話になった。普段は宮益坂を登って学校まで歩いて通うのだが、遅刻しそうになると此の都電に学校の前まで乗った。写真の車両に乗ったこともあるかもしれないと懐かしさを感じた。

キヤノンEOS5DMkⅣにEF24-105mm、4Lを装着。 f11、 1/40秒、 露出補正:-1、 ISO:100、 WB:オート。

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キヤノンEOS5DMkⅣにEF24-105mm、4Lを装着。 f11、 1/80秒、 露出補正:-1、 ISO:100、 WB:オート。
此の万世橋交番の近くに住んでいた友人と何度か交番の中に入った記憶がある。遊びに入ったこともあるし、悪ガキとして無理やり中に入れられたこともあった。

キヤノンEOS5DMkⅣにEF24-105mm、4Lを装着。 f11、 1/25秒、 露出補正:-1、 ISO:400、 WB:オート。

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キヤノンEOS5DMkⅣにEF24-105mm、4Lを装着。 f11、 1/20秒、 露出補正:-1、 ISO:200、 WB:オート。
コロナ・ウィルスの影響で中に入れなかった建物が多かった。非常に残念だ。写真仲間のご婦人が逆光で撮った障子の写真が素晴らしく、随分と経った今でもそれを忘れていない。私も真似をしてそれを撮りたかったが、何処でその障子を撮ったのか見当がつかなかった。また、その場所が見つかったとしても、時間に依って陽の光が違う。やはりあの素晴らしい写真はご本人の感性に依るもので、やたらと真似出来るものではないと感じた。
トランプを大統領にしたアメリカ国内の争いは、クルツ首相流に云うなら、「野蛮と野蛮の戦い」であった。幸いなことに野蛮の元凶は葬り去られ、知性と良識を持ったバイデンさんが次期大統領に決った。過去の4年間、アメリカの進歩は止り、善良な国民は不幸な時を過ごした。だが、驚いたことにあのトランプが7,000万以上の票を稼いだのだ。彼に投票した人たちは無知な、良識のない人ばかりではない。知性と良識を持った人が多くいた。「隠れトランプ」と称される人たちなのだろうか。その人たちは口々に「トランプなら現状を変えてくれるだろう」と期待しての事だった。このニュースを観て、トランプに投票した人たちの間の大きな隔たりを、云いかえるなら両極端の存在を感じた。
アメリカの空軍に勤務していた時、高級将校の奥さんが「ミスター〇〇、此処(空軍基地内の住宅地)に住んでいる人たちを見て、一般的なアメリカの市民の家庭であると思わないで下さい。お願いします」と私に訴えるように云ったことがあった。同じように軍から支給された住宅を小ぎれいに使っている家族もあれば、あばら家のようにしてしまう人たちもいた。将軍の居住区を除けば、将校も入隊したての新兵も居住地に差はない。住宅の広さは階級と子供の数で多少の違いがあるだけであった。
今回も江戸東京たてもの園の写真である。前回に続き、東ゾーンの残りと中央ゾーンの一部である。此のたてもの園では多くの懐かしい建物にも出会ったが、特に東ゾーンで惹きつけられ、そして子供のころの生活に密着していたものを感じた。

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渋谷駅から西麻布、六本木を通って新橋に向かう都電には何度も、何度もお世話になった。普段は宮益坂を登って学校まで歩いて通うのだが、遅刻しそうになると此の都電に学校の前まで乗った。写真の車両に乗ったこともあるかもしれないと懐かしさを感じた。

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此の万世橋交番の近くに住んでいた友人と何度か交番の中に入った記憶がある。遊びに入ったこともあるし、悪ガキとして無理やり中に入れられたこともあった。

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コロナ・ウィルスの影響で中に入れなかった建物が多かった。非常に残念だ。写真仲間のご婦人が逆光で撮った障子の写真が素晴らしく、随分と経った今でもそれを忘れていない。私も真似をしてそれを撮りたかったが、何処でその障子を撮ったのか見当がつかなかった。また、その場所が見つかったとしても、時間に依って陽の光が違う。やはりあの素晴らしい写真はご本人の感性に依るもので、やたらと真似出来るものではないと感じた。