TDY、Temporary Duty。アメリカの軍隊用語で出張を意味する。世界の僻地の出張記録!TDYの次は日常の雑感

現役時代の出張記録。人との出会いと感動。TDY編を終え、写真を交えた日常の雑感を綴る。

折々の写真&雑感 439

2023年07月09日 | エッセイ
 テレビ・ニュースや新聞で、政治的配慮、政治的考察、政治的決定。それに政治的処置と措置。それ以外にも「これは政治ですから」と云う言葉を聞いたり読んだりする。どうも分かりにくいと云うか、全く意味不明の言葉だ。而し、「政治」を「ごまかし」と置き換えると全てが非常によく理解出来る。従って「政治家」は「ごまかし屋」と置き換えることにより彼らの職業がより鮮明な名称となる。

 私は決して共産主義者ではない。民主主義が私にとって非常に居心地のいい国の方針であり政策である。だが、選挙の時は必ず共産党と、その党員に投票する。彼らは汚職をしないし意味不明の政党助成金を受け取ってもいない。ある宗教を母体とする政党の議員は「新聞の収入があるから必要ないのでしょう」と云っていたが、その政党の母体は信者でもない人々に義理を前面に出しては無理やりに新聞を買わせている。かなり裕福な宗教団体であると聞いている。共産党は裕福だから政党助成金を受け取らないのではなく、国民の税金から意味不明な助成金を受け取る謂れはないとの確固たる信念をもって受け取らないのである。実に清々しい政党ではないか!

 統一教会の云いなりになっていた、或いは今でもなっている自民党、宗教が政治の世界にしゃしゃり出ている政党を私は嫌いである。特に宗教を母体とする政党は政権を取れるかどうかすれすれの政党にくっつき、選挙で恩を売り、非常に有利な條件でその政党に協力して何人もの大臣を手に入れている。私に云わせれば主義主張もあったものではない。自党だけでは絶対に手に入らない閣僚の座をまんまとせしめている。この支持母体の信者に「その政策はおかしいのではないか、信者の一人として何も云わないのか」と聞いたことがあった。すると彼は「それには深い、深―いわけがある」と云った。以前に統一教会の信者が云ったのと同じ云い方をしていた。理由を聞いたがどちらも答えなかった。その「深―いわけ」を二人とも知らなかったのだ。

 私はキリスト教を信じていた時期があったが、牧師に依って聖書の解釈の仕方が根本的に違うし、信仰の度合いも違う。それにキリスト教は「愛の宗教」と云われているが、それは見せかけだけのような気がしてならない。キリスト教の信者は自分と神との間が旨くいっていればそれでいいのだ。自分と他の人間とが仲良くなる必要はない。信者に依ってもかなりの差はあるだろうが、仲良くしているのは表面だけのことであると私には思えて仕方がない。

 キリスト教、仏教、イスラム教の根っこは全て同じものだ。夫々の宗教の成り立ちの話は似たり寄ったりだ。宗教は死に対する恐怖から生まれたものであると私は考える。

 6月の最後の木曜日に一人で神代植物公園に行った。恐らく、暑い公園の中を歩いてもどうしても撮りたい花はないだろうと考え、仲間を誰も誘わなかった。私の目的は花の撮影ではなく、ブラック・ミスト・フィルターの#1と#05を二枚重ねて使用して、その効果を調べたくて行ったのだ。行く何日か前に部屋の中で#1だけの場合と#05を重ねた場合にどのようになるかの実験をしたのだが、面倒なので三脚を使わずに電気スタンドの光だけで撮ったので微妙な差を見極められなかった。
 神代植物公園では、あまりに暑く、フィルターを外したり足したりするのも面倒になった。だが、#1のフィルター一枚だけより、#05を重ねたことの効果が多少は出たように思える。
 帰宅後、シャワーを浴びた直後に、毎日の習慣になっている体重を計ると、前日より2.2Kgも減っていた。暑さと湿気が如何に体を痛めつけるか思い知らされた。魔法瓶に持参したコーヒー、ペットボトルの水と充分な水分を取ったおかげで熱中症にはならなかったのは幸いだった。マダガスカルで40度を超す暑さの中で床柱用の木材の選別作業を行っても体重が減るほどのことはなかった。湿度の低いマダガスカルが懐かしい。















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