シルバーバーチは、いわゆる神様(大霊、ハイヤーセルフ、大いなる存在・・・呼
び名はいろいろ・・)は’自然法則’であると説いています。
その自然法則は、因果律(カルマ)の働きにおいては機械的に働きます。それは、
一つの原因が数学的正確さをもって結果を生んでいくのです。この過程を阻止する
ことは誰にもできません。要するに、自ら蒔いた種は、自分で刈り取らなければな
らないわけです。
それは、今世においてのみならず、魂の記憶として過去から未来へと脈々と受け継
がれていきます。ですから、私たちにその自然法則の働きのすべてを今生でのみ把
握することは到底できません。
今、悲しみのどん底にある時、苦しく辛い渦中に、’やはり神様なんていないや’
と思うこともあるでしょう。何度祈っても裏切られ、’神に裏切られた’’神に見
捨てられた’’神様なんて信じない’と感じることもあるでしょう。
しかし、それは今生においてのみの評価であり、近視眼的な見方であることが、こ
の自然法則を知ると判ってくるのです。とはいえ、肉体の衣をまとった我々には、
その自然法則の働きを完璧に理解することができない以上、やっぱり辛いですね。
その辛さを少しでも緩和するには想像力(もしくは祈り)しかないのかもしれませ
ん。
さて、もう一つ・・・
シルバーバーチは、私たち一人一人の中に神様という完全性の火花、全生命のエッ
センスである大霊の一部を宿していると説いています。この神の火花は完全です
が、一方それが私たちの肉体を通して顕現している側面はきわめて不完全です。
しかし、不完全ではあっても、この世においてその神の一部の表現をあちこちに見
ることができます。スポーツの世界において、音楽の世界において、政治の世界に
おいて、町の中において、家庭の中において、このブログの世界において、そして
、動物、植物、自然、地球・・人を介してだけではなく、ありとあらゆる事象の中
その’表現’を見ることができるのです。
いわゆる著名な方の書かれた本のみならず、誰かの書かれたブログの言葉が魂の琴
線に触れることも沢山あります。誰もが、本人が気が付く、気が付かないに関わら
ず、あちこちで’表現’されているのです。
そんな’表現’と出会うべく、このブログのタイトル通り、これからも-人の中
に 人の創り出した物の中に 動植物の中に 地球や宇宙の中に 魂の琴線にふれ 愛
を感じながら 生き込みたい-と思っています^^