~風に吹かれて~ by ポー(paw)

-人の中に 人の創り出した物の中に 動植物の中に 地球や宇宙の中に 魂の琴線にふれ 愛を感じながら 生き込みたい-

東日本大地震 東京の状況です

2011-03-15 19:40:31 | ・日常

ちょっとブログの主旨とは違うのですが、記録として残しておきたいので書いておきます。

3/11(fri) 14:46 東日本大地震発生
私は、会社事務所に居た。前々日、前日と三陸沖で地震があったのが、コレがまさか、大地震
の前触れだとは思いもよらなかった。

お尻がモゾモゾモゾっとして「地震だ!」と言葉を発してから、どんどんと横揺れが激しくな
り、さすがにオンボロ事務所内には居られず、事務所から5~6人で飛び出した。玄関の前で、
何とか立っていることはできるものの、かなりの揺れで、止まっている車も、踊っているかの
ように揺すぶられていた。

とにかく長い揺れだった。横揺れだったので、震源は別の場所で相当大きい地震だろうと思っ
た。その後、事務所2Fのテレビを付けたら、津波警報の赤いラインが伊豆まできていたので
東海地震かと思ったが、更に内側に大きな津波が想定される白いラインが東北方面にかかって
いた。前々日、前日と三陸沖で地震があったのが、まさか、コレが大地震の前触れだとは思い
もよらなかった。

事務所1Fは、棚から軽い物が落ちたり、PCモニターが2台落ちた程度だったが、2Fは、
小さいテレビが落ちたり、ハンガーラックが倒れたり、机の上部の書籍が全て落ちていた。

①11日14時46分頃 三陸沖 約24km[1] M9.0[2] 震度7
②11日15時06分頃 三陸沖 約10km M7.0 震度5弱
③11日15時15分頃 茨城県沖 約80km M7.4 震度6弱

その後、③の地震でもかなり揺れ、事務所を飛び出したりした。今となっては定かではない
が、15時頃、家に連絡。家も実家もとりあえず無事、家族も無事。しかし、ほどなく固定電話
も携帯も全く通じない状態に。そして長女と連絡が取れない。すぐに会社のPCに入れている
スカイプにアイフォンから連絡が入る。

[2011/03/11 15:02:34] 長女: ○○はぶじです!でんしゃのなかです!
[2011/03/11 15:10:58] paw : 了解です!
[2011/03/11 15:11:35] 長女: ままとkouchaとじじちゃん無事??
[2011/03/11 15:12:48] paw : 大丈夫だよ。
[2011/03/11 15:13:54] 長女: いま千駄ヶ谷でとまってる
[2011/03/11 15:14:55] paw : 止まってるの?
[2011/03/11 15:15:17] 長女: うん。まったく動かない
[2011/03/11 15:15:46] paw : スカイプ以外は通信手段が今のところないよ。
[2011/03/11 15:16:00] paw : 携帯も、固定電話もNG
[2011/03/11 15:16:12] paw : メールも届かないみたいだな。
[2011/03/11 15:18:19] paw : またデカイ余震があったね
[2011/03/11 15:31:56] 長女: でんしゃおりるらしい。。
[2011/03/11 16:41:54] paw : どうする?歩く?
[2011/03/11 16:43:18] 長女: あるくわー
[2011/03/11 18:35:24] paw : 何処まで来た?
[2011/03/11 18:36:33] 長女: しんこうえんじ
[2011/03/11 18:39:08] paw : おお!頑張れ~
[2011/03/11 18:47:47] 長女: 高円寺駅

長女は、四時間後、無事に帰宅した。

この間、JR、私鉄、地下鉄全ての電車が止まった為、17時過ぎには都内周辺は大渋滞となる。
ネットで道路交通情報を見ると、全て真っ赤な状態^^;; 社員が二人、戻ってこない。連絡
も取れない。20時に一人帰ってきた所で、三人を乗せて各自宅へ送っていくことにした。

しかし、渋滞は凄まじく20分で行く所を2時間、ぐるりと回って通常2時間位の所を5時間かけ
て01時に帰宅。送る車、迎えに行く車、そして歩道は、ずっと途切れることなく沢山の人が歩
いていた。(後から聞いたら、自転車屋から自転車がほとんど消えていたらしい)

22:30頃には、西武新宿線は動いていた。(他の地下鉄、私鉄も。JRはNG)

家の中の状況は、会社よりも酷く、冷蔵庫のドアが開いて中身が落ちたり、食器棚から結構
食器が落ちて割れたり、ピアノがズレて落ちていたり、パソコンモニターも落ちていた。
屋根裏の本棚の棚も落ち、かなり散乱していた。(周りに比べ若干土地が低く地盤が緩いと
は聞いていた)

家に戻って、さあ寝ようとしたら、30分置き位に余震が起きて、その度に愛犬コロがワンワン
泣き叫び・・・ほとんど朝まで寝れなかった。

その後は、報道の通り、
土曜日>水、カップ麺、冷食(まずは飲食物)
日曜日>乾電池、懐中電灯(停電対策) 
月曜日>トイレットペーパー、ティッシュ、紙オムツ、ヘルメット、ガソリン(生活物品)
火曜日>雨着、(放射能対策)   ヨウ素(ヨード)> 飲んではダメ(Staretsさん、謝謝)

毎日、クルクルと需要が変わり、パニック状態が続いている。

ガソリンスタンドは長蛇の列(例:40分待ち>10リットル、1.5時間待ち>20リットル)。

会社も自宅も、計画停電外(主に住宅街が停電計画となっている)なので、ストレスは無い
が(他地域の方々には申し訳ないです)原発の状況が収束しなければ、とにかく落ち着かない。

東京は、このような状況です。

被災地の方々を思うと、何をやっているのか・・・と思ってしまう。

昨日は、会社倉庫内に売れ残っている長袖シャツやジャンパーや防寒着(いずれも新品・
旧デザイン品)をハイエース2台分、○本願寺○○会館へ寄付してきた。被災地は、今夜から
雪模様。一日も早く届けて欲しいと思う。