2013.10.6 kouchaと奥多摩へ行ってきました。ホントは海に行きたいのですが、草木系卒論のテーマの期日が迫っていて、彼に
良いインスピレーションが降りますようにという事で^^
7時過ぎに出発。青梅街道をひたすら西へ。60km強、順調よく走り二時間ほどで奥多摩町に入りました。(帰りも日原鍾乳洞を14時前
に出て16時前に帰宅できました。意外と奥多摩は近いんだなあ。)
「倉沢の大ヒノキ」へ向かう山道で、たくさんのキノコと出逢いました。雨上がり翌日だったからかな?
日本はキノコの種類も豊富な地域です。キノコは「樹の子」の意。植物、特に樹木とキノコには切っても切れない深い関係があります。
キノコは解っているだけで1500種。実際にはこの2~3倍の種類はあると見られています。
キノコのシーズンといえば秋」と思われがちですが、気温と降水量が関係しますので、多くの種類が発生する時期は、平地では6月から
7月と9月から11月頃。この期間でも最高気温が30℃を越え乾燥する日が続くと発生が少なくなるようです。
山道の真ん中にドンと生えていた大きなキノコ。
キノコ型のキノコ、基本の部品は5つ>傘、ひだ(傘の裏側)、つば、柄、つぼ(この写真のキノコにはつぼは見えませんね。)
普通のキノコ型をしたキノコは胞子を傘の下面につくります。成熟して放出された胞子は風に乗って散布されます。
ほとんどのキノコにはたくさんの虫やカタツムリなどが集まります。虫はキノコの菌糸や胞子を食べたり、卵を産みにやってきているの
ですが、キノコのほうも食べられてばかりではたまりません。スッポンタケ類やシラタマタケなど虫を利用して胞子を散布する、「虫散布」
キノコもあります。
キノコは菌類に属する生物で、植物ではありません。
植物~ 種→発芽→成長→開花・受粉→結実→種
キノコ~ 胞子→発芽→成長・融合→子実体(キノコ)→胞子
キノコは胞子を散布するために、このような形状になっているわけですねー。
キノコの成長速度はかなり早いようですよ。きのこのこのこげんきのこ~♪
きのこ類の一般成分は野菜類に似ていますが、食物繊維、ビタミンB類、ビタミンD2、ミネラルなどの栄養素を豊富に含んだ低カロリー
食品といえます。日本食品成分表によると、乾シイタケの食物繊維の含有率は40%強で、乾燥重量当たりに換算しても大根やネギ
よりもはるかに多いです。したがって、きのこ類を食べることで便通が良くなることが確認され、成人病の予防効果もあると考えられます。
また、きのこにはミネラルのカリウムが多いため、塩分の過剰摂取を抑制することが期待できます。この他、たんぱく質や脂質が比較的
多いのもきのこの特徴といえます。(ちなみに写真のキノコが食べられるのかどうかは知りません・笑)