~風に吹かれて~ by ポー(paw)

-人の中に 人の創り出した物の中に 動植物の中に 地球や宇宙の中に 魂の琴線にふれ 愛を感じながら 生き込みたい-

秩父・三峯神社

2013-10-20 03:11:28 | ・旅・山

2013.10.14 とある仲間たちと(笑)、秩父三社で残っていた三峯神社へ、やっと行ってきました。

国道299号をえっちらおっちら秩父方面へ。

正丸トンネルをくぐり、芦ヶ久保で休憩。ん?頑張っていい声で啼いている鳥を発見。ホオジロですね。

その後、秩父で140号線で三峰口へ。約2時間半、順調に走行。ここで待ち合わせのメンバーと合流。

ここは三峰口の駅。はじめて来ました。いや~、コカコーラの看板が渋いです^^

埼玉北部を羽生~熊谷~寄居~長瀞~秩父と通っている秩父鉄道。秩父セメント時代から行っている武甲山から産出される石灰石を

運ぶ貨物輸送が盛んです。現在埼玉県内の鉄道会社でSuicaもPASMOも使えないのはここだけ^^;

ここから三峰神社までは車で23km、40~50分。いや~思ったよりも距離がありました。

三峰神社駐車場より

右が雲取山(東京都の最高峰・最西端2017m)、左が・・・わかりましぇん^^; 三峰神社の標高は1100m

三峯神社(みつみねじんじゃ)は、埼玉県秩父市三峰にある神社

秩父神社・宝登山神社とともに秩父三社の一社。拝殿の手前には珍しい三ツ鳥居がある。三ツ鳥居の形式ができた年代や由来に

ついては不明だそうです。

三峰信仰の中心をなしているものに、御眷属(山犬)信仰がある。 この信仰については、「社記」に享保12年9月13日の夜、日光法印

が山上の庵室に静座していると山中どことも知れず狼が群がり来て境内に充ちた。法印は、これを神託と感じて猪鹿・火盗除けとして

山犬の神札を貸し出したところ霊験があったとされる。by wikipedia

というわけで、三峰神社では、山犬=ニホンオオカミで、狛犬の代わりにオオカミ像が置かれています。

三峰神社 旧交番

参道の途中にあり、昔は本当に警察官がいたらしいです。。今では物置みたいになってました。

でも、よ~く見たら、警官?(笑)

随身門

現随身門は寛政4年(1792年)再建されたものを、昭和40年(1965年)春 改修。でっかいです。

いい感じです^^

拝殿 正面より

拝殿 寛政12年(1800年)建立。昭和37年(1962年)改修。

御神木が立派ですねー。

2012年、辰年に突如出現したという「龍神様」。大きさは全長50cmほどで、赤い目と細長く伸びた顔は、まさに龍そのもの。龍の姿が

見えづらいので、常に水がかけられるよう、お水と柄杓が置いてあります。う~む・・・・・たしかに龍に見えますねえ。。。

拝殿脇

社伝によれば、景行天皇の時、日本武尊が東征中、碓氷峠に向かう途中に現在の三峯神社のある山に登って伊弉諾尊・伊弉册尊の

国造りを偲んで創建したという。伊豆国に流罪になった役小角が三峰山で修業をし、空海が観音像を安置したと縁起には伝えられる。

御神木は鎌倉時代の武将畠山重忠公が奉献されたものだそうです。 推定樹齢は800年。気がもらえそうですねー。

お昼は、三峯神社に併設された宿泊施設、興雲閣で「しいたけ丼」をいただきました。

縁結びの木

モミの木と檜がピッタリ寄り添い、まるで一本の木のように見えることから「縁結びの木」と言われるようになった。

お仮屋

三峯神社の御眷属、大口真神(お使い神、お犬さま)のお宮です。御眷属は深い山中に身をひそめられている為にここを仮のお宮として

お祭りを行うので「お仮屋」と呼んでいます。

今から1900年ほど昔、第十二代景行天皇の皇子日本武尊が東夷御平定の帰り道に山梨県から奥秩父の山々を越えて当山に登り、

初めて三峯神社を祀られた時、道案内をつとめたのが山犬でその忠実さと勇猛さによって三峯神社の御眷属に定められたと伝えてい

ます。お犬さまはその霊力で三峯信仰の中心となり、山畑を荒らす害獣熊・猪・兎等を追い払い、家々を守護しては火防・盗賊除・諸難除

の神と崇められています。 三峯神社より

日本武尊銅像

神社の創始者とされる日本武尊は、東征の途中甲斐の国酒折宮より雁坂峠を越えて当山に登り、遥かに国中の地理を見渡し、神威の

擁護を願い、仮宮を造営してイザナギノミコト、イザナミノミコトを祀ったことに始まります。 手がでっかかったです^^

遥拝殿より 神社内で下界が一望できる唯一の場所。長袖一枚だったのですが、ここでは寒かったですねー。

遥拝殿より望む妙法ケ岳山頂の奥宮

なはずなのですが・・・どこが奥宮なのかよく解りません。神社から徒歩1時間半程度かかるようです。

写真は秩父今宮神社の御神木(軍刀利神社の大カツラ同様に、やはりこの場所は風水の龍穴にあたるようです)

その後、秩父市内に戻り、秩父今宮神社に寄り・・・

写真は秩父神社の「北辰の梟(ふくろう)」

秩父神社に寄って・・・

写真は秩父神社の「つなぎの龍」

八幡屋本店~秩父ふるさと館~ほっとすぽっと秩父館へ。

「ほっとすぽっと秩父館」

明治時代初期に建築された商人宿「秩父館」をみやのかわ商店街振興組合が借り受けて、なるべく昔の姿を残すよう改装後、地域の

交流・観光拠点として活用することを目的として開設されました。

2階から1階へ降りる階段の上に、ものすご~~~~~~~く立派な神棚がございました。

こちらのお話好きなおばあさんと、ひとしきりお話をしました。 普段はお店に出られないそうですが、たまたま防犯カメラの設置か何か

でお店に出られていたそうです。道路拡幅、講の衰退による宿の消滅など、随分と街並みは変わったそうです。いろいろとお話が聴けて

よい一期一会の時間でした。この建物の中には、ふか~~~い井戸がありました。武甲山に沁みこんだ水が秩父の町の地下を巡って

いるのかな。秩父今宮神社では滾々と水が沸き出ていました。

17時ごろ秩父を出発。所沢周辺で多少混んだものの20時ごろには帰宅しました。天気もよく、風も気持ちよく、紅葉には早かったです

が、そのぶん空いていて・・・なかなか濃密な一日でした^^ 感謝感謝^^