倉沢のバス停の辺りの林道の入り口付近にクルマを止めて登りました。沢方向に下るかと思ったら、15~20分くらいの登りでミニ
登山でした。
倉沢の大ヒノキ
痩せ尾根の上にどっかと立っています。石垣で囲われてるので、すぐ解りました。
遠くからは、さほど大きくないんじゃないかなと思ったけど、近づくとなかなか大きいです。
倉沢の大ヒノキ
東京都西多摩郡奥多摩町日原(にっぱら)に生育するヒノキの巨木。自生としては東京都内で最大のヒノキであり、1987年(昭和62年)
に東京都の天然記念物に指定。樹齢は地元の伝承では1000年と伝えられ「千年の大ヒノキ」と呼ばれて親しまれているが、実際には
600年ほどともいわれる。奥多摩町によって木の近くに避雷針が設置されている。この避雷針設置は「奥多摩鶴見方式」と名付けられ、
その後全国の巨樹に設置する運動の先駆けとなった。by wikipedia
コウヤボウキ
高野山で茎を束ねて箒の材料としたのでこの名がある。玉箒(たまぼうき、古くは「たまははき」)と呼ばれて古くから箒の材料とされ、
正月の飾りなどにもされた。あとで訪ねた「奥多摩町日原森林館」には、このホウキが展示されていました。
1987年 倉沢にある大ヒノキが東京都指定天然記念物に指定され、89年には「新・日本名木100選にも選定されました。当時はオゾン層
破壊、温暖化、酸性雨などの言葉が急速に叫ばれるようになった頃でもあり、奥多摩町では豊かな緑、森林の持つ公益性などをアピールする
目的で森林館を設立しました。
入館すると、すぐにビデオの用意をしてくれて、日本の巨樹のビデオ10分くらいを見せてくれました。館内には樹木標本、巨大なミズナラの
レプリカなど・・・森林館というようりも巨木館というイメージが強かったです。2階では、以前テレビで拝見したことのある日本の巨樹の第一人者
で森林館館長・平岡 忠夫さんの絵画がずらり。
「巨樹・巨木」の学問的な定義はないようですが、環境省の「巨樹・巨木林調査」では地上1.3mの幹の周囲が3m以上の樹木を対象にして
います。全国で約70000本の巨樹・巨木が確認されました。そして、奥多摩町では891本もの巨樹・巨木が確認され、日本一の巨樹の里で
あることがわかりました。
東京が巨樹の里ですよ^^
環境省の生物多様性情報システムから、巨樹巨木林調査の最新データは奥多摩町ホームページ(奥多摩町日原森林館)から閲覧できると
しています。