植物に覆われていたのは…
旧軍の遺構、崎戸島特設見張所聴音所。
コンクリートの2階建て。
建物の中には入れないようになっていますが、覗けます。
といっても中には何もありませんが…
聴音所って何でしょう…。
主に沖を潜行する潜水艦のスクリュー音等を、
この聴音所集音してたみたい。
1938年に設置され、終戦までの7年間使用されていたそうです。
現在の自衛隊にも公にはされていませんが、
同じように沖を潜行する潜水艦の音を集める施設国内に数箇所あると言われています。
スクリュー音は音紋と言われ、
同型艦でもその潜水艦ごとに微妙に違うので、
スクリュー音を聞けば、どの国の何型の潜水艦か判るそうです。
旧軍の聴音所がどこまで拾い上げて記録してたのか、
それとも敵の潜水艦が来たというのが分かった程度なのか、
までは調べてません、すいません〜
米ソ冷戦時代、有事の際にウラジオストックのソ連軍艦艇を、
太平洋に出させないのが目的だった海上自衛隊。
今は中国の潜水艦。
ドラを鳴らしながら〜と言われたのはもう昔。
なめてかかってたら痛い目にあいそう。
旧軍の聴音所は廃墟になってますが。
自衛隊にも現役の聴音所が…。
遠くに見える松島火力発電所、平和な世の中で良かったっす。