3月5日潜水艦「おうりゅう」の引渡式・自衛艦旗授与式が、
三菱重工業株式会社神戸造船所において行われたそうです。
おうりゅうといえばそうりゅう型潜水艦の11番艦。
海自の潜水艦は、そうりゅう型から非大気依存推進システムの、
スターリング機関が使われていました。
非大気依存というだけでも画期的だと思うのですが、
スターリング機関での推進速度は4〜5ノット程度、
さらに狭い潜水艦の中でスペース食っちゃうって事で、
予定では5番艦からスターリング機関をやめ、
リチウムイオン電池方式に切り替えるつもりだったのが、
価格がお高くなってしまうのでなかなか手が出ず、
やっと10番艦のおうりゅうからに。
でもそうりゅう型って11番間までなんですよね。
おうりゅう型のリチウムイオン電池方式は、
スターリング機関を無くして、
ディーゼル機関で発電したものを、
全てリチウムイオン電池に充電しまくって使うというもの。
なので今までの通常型潜水艦より巡航速度が上げられるとか。
さらにスターリング機関使用の今までのそうりゅう型潜水艦は、
スターリング機関と鉛蓄電池と複合して管理しなければならないそうで、
複雑で大変だったそう。
リチウムイオン電池に一本化されたおうりゅうだと管理も楽になりそうですね。
しかしなんですね〜
駆動システムを大きく変えたおうりゅう。
もうそうりゅう型でなくおうりゅう型なんじゃないかと…(笑)
しかし、自衛官もマスク姿…
早く収まってくれ〜〜!