教習所に通っていたときに、教習者に乗る前に必ず行っていたのが....
そう、車の点検です。
自動車の免許をとって、自分用の車を手に入れ、
最初のうちは乗る前に車の周りを一回りなんてして、
長距離の外出の前には必ずボンネットを開けていたのに、
だんだんしなくなり、動くのが当たり前的な感じになってきていました。
今日9月1日にサンシャインシティの噴水広場で開かれたのは、
「しっかり、点検。うまれる、安心。 点検・整備は安全とエコにつながります。」
というイベントでした。
このイベントは自動車点検整備推進協議会が国土交通省や
大型車車輪脱落防止連絡会とともに推進しているもので、
平成22年9月1日から10月31日までが
「平成22年度自動車点検整備推進運動強化月間」
となるのに合わせて開催されたものです。
出演は、
木佐彩子さん (フリーアナウンサー、タレント)と、
北村眞一さん(読売自動車大学・一級整備士)。
木佐さんとは以前
「冷凍食品の日」のイベントでお会いしています。
第一部はトークショウ、第二部は実車を使った点検を見せてくださいました。
第一部では、まず色々な点検の種類と、車検と点検の違い、
また、日常点検の大切さを教えていただきました。
車検は2年点検も含んだものであることや、実は車検時の2年点検だけではなく、
1年点検も義務であることも知りました。(正確には、すっかり忘れていました。^^;)
日常点検もしかるべき時にしなくてはならない決まりになっているのですよ。
知っていました?
木佐さんは先日車に乗ろうとしたときにパネルに赤ランプがつき、
でも理由が分からず困ったので、ご主人に確認しようとしたそうです。
でも、その時には捕まらず、分かるまでに時間がかかって大変だったそうです。
結局理由はETCカードが逆に入っていたからだそうですが、
ちょっとした事を聞きたいときにだれに聞けばいいのかがわからないそうです。
そんなときには、ガソリンスタンドの整備士の方でもいいそうですよ。
でも、
毎日乗っている車なら、ちょっといつもと違うと感じたときに、
惜しまずチェックすることが安心につながるんですね。
普段からチェックしていることが、大きな不具合を防げるんですって。
アンケートでは
何らかの車のトラブルを経験した人は72%もいたそうです。
木佐さんもアメリカに住んでいたことがあるのですが、
その時にはかなり古い中古の車も結構走っているので、
フリーウエイでは、ゴムのかけらが散らばっていたりというものも
よく見かけたそうです。
どんなトラブルが多いかということについて
北村さんが教えてくださいました。
今年の夏はさほどの渋滞とはなりませんでしたが、
それでも渋滞で一番多いトラブルは、
タイヤのパンク、バッテリー切れ、ガス欠だそうです。
<バッテリー切れ>
車もエンジンがかかっている状態なのにバッテリー切れになるのは
意外だなと思うことでしょう。
これは、渋滞時にはエンジンの回転数も低くなっているので
エンジンはあまり発電しておらず、充電がされません。
でも、エアコンを効かせるためにファンベルトを
沢山回さなければいけないためそこで電気が使われてしまい、
バッテリー切れになってしまうのです。
温度が低いとバッテリーの発電量が低くなりますが、
温度が高い夏でも実はバッテリーにとっては負担の多い季節なのですね。
<タイヤのパンク>
タイヤは適正な空気圧が必要だそうです。
空気の入れ過ぎはタイヤの真ん中が減り、
空気が減りすぎていると外側が減ってしまうそうです。
空気圧が下がると転がり抵抗が上がり、燃費が悪くなるとか....
エコでないんですね。
<ガス欠>
渋滞で一番多いトラブルだそうです。
思ったより渋滞で燃料を食ってしまい、
ちょうどいいタイミングで給油が出来ないことが原因だそうです。
最近はガソリンスタンドの廃業も増えているので、
その影響もあるのかもしれません。
では、その日常の点検、どんなことを点検すればいいのか~というと、
実は「取扱説明書」に書いてあるそうです。
そういえば、あったあった。
以前乗っていたマーチでは、ハンドルがロックした時に使いました♪
出先の駐車場だったので、必死に項目を探しました。
その時はマーチを手に入れてすぐだったので
本当に焦ったのを思い出しました。^^;
日常で点検するべき15項目を
大きく3つに分けて教えていただきました。
点検すべき箇所
<ボンネットを開けて>
ブレーキ液の量
冷却水の量
エンジン・オイルの量
バッテリ液の量
ウインド・ウォッシャ液の量
<クルマの回りを回って>
ランプ類の点灯・点滅
タイヤの亀裂・損傷の有無
タイヤの空気圧
タイヤの溝の深さ
<運転席に座って>
エンジンのかかり具合・異音
ウインド・ウォッシャの噴射状態
ワイパの拭き取り能力
ブレーキの踏みしろときき具合
駐車ブレーキの引きしろ(踏みしろ)
エンジンの低速・加速状態
第二部では実際に車のボンネットを開けたり、タイヤを見たり...
と、実車を用いた点検です。
恐る恐るボンネットを開け、
エンジンオイルの確認....
ブレーキオイルのタンクの場所を確認したり....
会場にいた女性を連れて
同じように点検していただいたりします。
ランプやタイヤも点検。
ボンネットを開けてオイルなどのタンクの点検をしたりするときには、
ちゃんと蓋を閉めてくださいね。
サイドブレーキは、ノッチ音(カチカチ言う音)が
5回から8回鳴るくらいがいいそうです。
木佐さんは、これから毎回車で出かける前に
10分早く準備を終えて点検をしてみようかなとおっしゃっていました。
よしっ!私も明日ボンネット開けてチェックしちゃおうかな♪
車検が終わって2週間だけど、どういう状態がいい状態なのか
知っておくことも大事だもんね。
自動車の点検や整備について気になった方は、
「点検整備」で検索してみてください。
自動車点検整備推進協議会のHPはこちら→
http://www.tenken-seibi.com/
今回のイベントは、
えるこみの「ミセスブロガーズ」で参加してきました。
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