つぼみな日々

いろんな花の蕾をもっていたい。たくさんの花を咲かせたい。
言葉を紡ぎたい私のブログです。

50冊あまり

2015-01-14 02:04:46 | 日記
月にひと粒と決めているロキソニンが、あとひと粒残っていたはずなのに見当たらなくて、なぜかコートのポケットの中に入っていたイブをふた粒飲む。
私は今までのところ体はかなり強い方だし、その資産というのはとてもラッキーなことなのかもしれない。
毎月定常的にこれに悩まされる時点で、生物的に言って一応正常の証でもある。
私だってホルモンの支配からは逃れられないし、あぁ女なんだなと毎月まいつき思い知らされるのである。

これは個人差が大きいと思うし、私といもうとでさえもそのパターンは全然違うから、もう本当になんとも言えないけれど痛いものは痛い。
ロキソニン、ロキソニン、、と体を折って探してしまう。
温めると気持ちがいいから、電気ひざ掛けをダニモードくらいまで上げて、腰に巻きつけてじっとする。

もう考えても仕方がないけれども、どうやって考えれば腹立たしくなくなるのか、いい案があれば誰か是非教えてほしい。
痛みというものは、何か生命を脅かす信号の機能ではないのか。
「あなたの体は正常ですよ」ということがどうして痛みを伴うのか。

ちなみに、「毎月悪いものを体から追い出しているのよ。女は毎月生まれ変わることができるの」なんてポジティブシンキングは通用はしない。
もし本当に私に憑りついた悪を出して、スッキリハッピー、みたいな感覚があれば、確かにこのくらいの痛みは容易に我慢できる。
しかし、「生理が明けてスッキリハッピー」という発言を未だかつて私は聞いたことがない。
なので、意志に関係なく、時に長ければおよそ半月もこれによってなんだかすっきりしないことを、毎月さして生まれ変わっているような実感もないことの理由にされたくはない。

まあ、こんな生理痛、特別なことでもなければ、もっと痛いとかもっと不快なんてことはどれだけでもあるわけだけれど、自分が何であれ痛みの渦中にいればただそれが早くなくなってほしいと願うばかりである。
他人の痛みは、絶対的に同様には感じられないのだ。

書いていて気付いたが、私は過去にほとんど同様の話を書いていると思う。
これについては毎月少しの時間怒りすら覚え、しかし全然改善策を見つけられずにいる。

そんな折、ちょうどLINEをしていた人から、「万能薬ロキソニン大量にあったからあげれば良かったね。ほら胸の痛みにも効くし」とか言うものだから笑ってしまった。


私の好みで、ペン字を教えるネタとしても歌詞を書くことがある。
題材は何だっていいわけで。
セオリーなど特別にはないわけで。

これをやっている生徒さんは3万円の立派な万年筆を持っている。
私も使わせてもらったが、金のペン先の上品で硬質な書き味がした。
それに、ブルーグレーのインクが小気味よく出てくる。

せっかくだから私もガラスペンを使って書いてみる。
別にお手本ではなく、ただ私も書きたいから。
そう言えば、このガラスペンを買ったばかりの頃、これでヒロトに手紙を書いた。

こんなに整然と書いていても、私はこの歌に触れると、泣きそうになる。


泣き顔を上げて冴ゆ月眼で光り