つぼみな日々

いろんな花の蕾をもっていたい。たくさんの花を咲かせたい。
言葉を紡ぎたい私のブログです。

膨れ上がる清涼感

2015-01-26 13:19:37 | 日記
最近1週間くらいずつ、同じ格好をしていることが多い。
そんなこと、公に告白などしなくていいのだけれど。

同じ人に毎日合わないので、毎日服を変える必要がないのである。
週に1度だけ服を選べばいいので、とても楽である。
あぁ私、服を選ぶことが結構面倒だと思っていたのだと知る。
もちろん、言うまでもないと思うけれども、下着とかそういうものは変えている。

着尽くす感じになるので、ニットなども洗いたくなって普通に洗濯機で洗う。
まあ縮んでしまったらそれまでで。
ワンシーズンに一度クリーニングに出すよりも服を洗うことになるような気がする。
それに、最近はあまり服は買わないけれど、新しい服があまり欲しくならないのもいい。

時々週に2度顔を合わせてしまう人もいて、そうなるとついこないだと同じ服を着ている、ということになるけれど、そんなことは特別な問題ではなく、相手はそれにさえ気付いていないことだって多いだろう。
まあ、毎日毎日同じ人と顔を突き合わせていたって、同じ服を着ていることの問題など、汚れていたり臭うといった不快感さえないのであれば、何にもないのだけれども。


今年の初句会に参加する。
毎度違う思いを抱いて帰ってくるのだが、今回思ったのは、自分の句を晒すのに随分慣れてきたな、ということであった。
句会の得点は別に良いものではなかったけれど、ただ晒すということも、得点をいただくことも、批評を受けることも、変に緊張せずにやれるようになってきた。

それは日常的にこのブログで晒すようになったということが大きいと思う。
俳句を作る、という行為の背景や、思いの乗せ方、遊び方、みたいなものに触れる量が少し増えたので、「まあいろいろあるよね」というふうに思えるようになってきたのかもしれない。

そうなると、今回「ロックさが失われてしまった」というような意見もいただいたように、当初知識も味わい方も知らずに作った句の新鮮さからは遠のいてしまうことにもなる。
しかしそれは「ビギナーズラック」の要素も多分に含むわけなので、全くもって同じスタンスでそれに望むことはもはや不可能である。
知識や技術を集約して、狙って自分の思い通り、ができることが望ましい。
そして、それに周りの評価が付いてくるのであれば、それはもう、尚素晴らしい。

今回のひとつに、私は自分のあいさつ句として、「思い込め髪止め息止めお書初め」という句を持っていった。
実はこれ推敲前は、「お姑お止めお咎めお書初め」だった。
もう一段回前は「二度書きはお止めお咎めお書初め」だった。

生徒さんからよく「小学生の頃、二度書きをして怒られました」とか、「二度書きっていいんですか?」などと聞かれるのでこの言葉を使おうと思った。
ちなみに二度書きの話をしておくと、「バレない技術があればどれだけでもしたら良い」というのが私の答えだ。

せっかくだから全部韻を踏みたくなったのと、新年初句会なので少しめでたくしゃきっとした感じの方が良いかと思い、最終的に「思い込め~」になったのだった。
「お姑」は、所謂口うるささが掛かっているので良いかなとも思ったが、「お書初め」に繋ぐには遠いか、とも思った。

俳句は、私にとってまだまだやっていきたいと思える、楽しいことである。


その後、句会に初参加の方とお茶をして、仕事に向かう。
連日の早起きで、疲労感を盛りに持って家に着く。
いつものようにソファで1時間ほど変な体勢で寝てしまって、いつもはあと3時間も4時間もそこで寝てしまって首を寝違えたりするのだけれど、「疲れているならベッドで!!!」と自分に叱咤してベッドに向かう。

久しぶりに午前2時に就寝、昼12時に起床。
今日の朝が締め切りだった仕事を昨日の朝やっておいて良かった。
よく寝た。


思い込め髪止め息止めお書初め
お姑お止めお咎めお書初め