つぼみな日々

いろんな花の蕾をもっていたい。たくさんの花を咲かせたい。
言葉を紡ぎたい私のブログです。

両手でバイバイ

2015-01-20 03:55:41 | 日記
自転車をお迎えに行った。
ここの撤去保管場は2回目なので自信を持って行ける。
「開かずの踏切」が開いていたので急いで渡る。
つかまったら大変だ、と知っているから。

牢屋みたいな高い鉄壁の中の自転車置き場。
この前と同じように足を踏み入れると警告音と警告ランプが迎えてくれた。

「日曜はほとんど撤去作業しないんだけどねえ。ごめんねえ、5000円かかっちゃいます。」と受付のおじいさんになぜか謝られた。
支払いを済ませて、道を聞き、鉄壁の外に出るとなんだか少し釈放された気分になった。


書道やペン字のレッスン数がとても増えてきて、私の心を占める割合も大きくなってきた。
ある企業に登録している講師であるとは言え、ほとんど何かを背負わない「私」と「誰か」がお金が発生するという中で接するのだから、そりゃあ心も占められるというものだ。

本当に新規の体験レッスン希望が途絶えず、断らねばならないとか、場所や時間を変えてもらうとかしないと受けられないくらいになってきて、駆けずり回っている感じがする。
借りた「ジョジョの奇妙な冒険」も全くもって読む時間がない。
言ってみれば仕事としては「良い状態」とも言えるかもしれないけれど、疲弊してしまっては色んな意味で良くなくなってしまう。

トラブルも起こるもので、今日は自宅でのレッスンの生徒さんが時間を間違えて30分早く来てしまった。

私はまだシャワーを浴びた直後で、パジャマで化粧もしておらず、洗濯機は回っているし、机も出していない、もらった花を活けかえている途中で部屋はわちゃわちゃ、という状況だった。
どうしよう!!!と思ったが、とりあえずインターフォン越しに1分ほどお待ちいただいて着替えだけして「こんなで良ければ…」とわちゃわちゃの部屋に迎え入れた。

まあ時間を間違えたのは生徒さんなので、「私、30分時間をどこかでつぶしてきます」と仰ったのだけれど、もう部屋も私もわちゃわちゃなのは見られてしまったので「やりましょう」と言ってレッスンを始める。
髪は半乾き、ノーメイク、かろうじて眼鏡でなくコンタクトという状態で。

しかし、レッスンでは私の伝えたいことがいくつか伝わった気がして、またその生徒さんが初回よりも饒舌に話をしてくれるのが単純に嬉しかった。
話の内容が何であれ、熱を帯びて話している人の顔を見ているのは好きである。

ほとんどの生徒さんが私のことを「先生」と呼ぶ。
案外それには早くに慣れてしまって、「先生」と呼ばれたりメールの宛名が書かれていても自然に思うようになった。
ただ、「先生」と呼ばれても、普通に苗字で呼ばれても、私の態度は別に何にも変わらない。
どちらで呼ばれたいとか呼ばれたくない、とかもない。


友人の結婚式の花をオアシスから引き抜いて花瓶に挿しかえる。
青を主とした色合いのアレンジメント。
ミントやゼラニウムもあって、度々深呼吸してしまうほど良い香りがする。
ありがたいことに、また部屋が花だらけになっている。

忙しいから尚、わちゃわちゃの部屋を久しぶりに猛烈に掃除する。
タスマニアンラベンダーの精油を使って、いつも通り2回水拭き。

すっきりして今度はPCに向かう。
ブログを書いたら、ライター業の仕事をする。

多忙ぶるのは好きではない。
私の場合基礎が怠惰なので、疲れて動けない、という時間がとてつもなく長かったりする。
そういうことも含めて多忙、ということなので、人の心配には及ぶものではない。
それでも、個人事業主になって以来、初めての多忙っぷりである。
全然風邪ひかないけれど、風邪ひけないな、という感じである。


ミントにちょっと傷をつけて香りを吸い込む。
精油とも全然違う、生々しい生の香り。
この香りは、モロッコを思い出す。


また『カイジ』語録。


着膨れたわけじゃないのよキャバクラ嬢