■石原親子 疑惑の祝宴 (ゲンダイネット)
「2016年の五輪招致の入り口までやる」と3選出馬を表明した石原慎太郎都知事(74)に新疑惑が浮上した。昨年秋の総選挙で三男・宏高(42)が当選した直後、親子で福島県知事汚職で登場した建設会社の元会長と宴席を持ち、その際、500万円が渡されたのではないのかという疑惑が出てきたのだ。
四男・延啓(40)の公費を使った海外渡航などが発覚しているが、今度は三男・宏高の疑惑である。総選挙から3日たった昨年9月14日。銀座の高級料亭で宏高の当選祝いの宴が行われた。出席者は石原親子、元衆院議員の糸山英太郎氏とその知人、それに福島県知事汚職事件で知事に賄賂を渡していた水谷建設元会長の水谷功(巨額脱税で公判中)だ。
都知事と糸山氏は年来の友人で、糸山氏が主宰する政経塾で講師をする関係。宏高も塾生だった。会合は糸山氏の呼びかけで集まり、宏高を囲んでお祝いをし、全員そろって記念撮影をしてお開きになっている。そして、この時、多額の祝い金が渡されたというのである。
「糸山氏の発案で祝い金を渡すことになり、水谷の知人の女性が紙袋に入れた500万円を用意して、糸山氏の秘書室長に手渡しているのです。その紙袋は会合に行く糸山氏に渡されたのです」(事情通)
宏高の資金管理団体や自民党支部の政治資金収支報告書には、この500万円は記載されていないが、関係者によれば紙袋が料亭に運ばれたことは間違いないという。糸山サイドは祝い金の存在を否定しているが、東京地検はこの宴席に重大関心を持っているといわれ、最近、水谷被告が地検に呼ばれているという。
疑惑の祝宴は石原ファミリーを直撃することになるのか。
●疑惑ゾロゾロ
四男・延啓は公費で国内出張にも出かけた疑惑が新たに浮上。03年6月と9月に計約6万2000円の公費を使い、福井、新潟へ。若手芸術家を支援する都のトーキョーワンダーサイト事業に助言などを行う「キュレーティングアーティスト」として、音楽祭を視察したというのだ。
一方、3選へ向け立候補を表明した石原都知事に対しては、自民党内から「都連会長を務める長男の伸晃党幹事長代理に知事職を世襲させるための布石なんじゃないか」との見方が浮上しているという。
都知事は11月に予定していたシンガポール出張を体調不良で取りやめるなど、体調不安説が尽きないからだ。これが事実なら、まさに「都政の私物化」である。
【2006年12月8日掲載記事】
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/ishihara/story/11gendainet02029694/
「2016年の五輪招致の入り口までやる」と3選出馬を表明した石原慎太郎都知事(74)に新疑惑が浮上した。昨年秋の総選挙で三男・宏高(42)が当選した直後、親子で福島県知事汚職で登場した建設会社の元会長と宴席を持ち、その際、500万円が渡されたのではないのかという疑惑が出てきたのだ。
四男・延啓(40)の公費を使った海外渡航などが発覚しているが、今度は三男・宏高の疑惑である。総選挙から3日たった昨年9月14日。銀座の高級料亭で宏高の当選祝いの宴が行われた。出席者は石原親子、元衆院議員の糸山英太郎氏とその知人、それに福島県知事汚職事件で知事に賄賂を渡していた水谷建設元会長の水谷功(巨額脱税で公判中)だ。
都知事と糸山氏は年来の友人で、糸山氏が主宰する政経塾で講師をする関係。宏高も塾生だった。会合は糸山氏の呼びかけで集まり、宏高を囲んでお祝いをし、全員そろって記念撮影をしてお開きになっている。そして、この時、多額の祝い金が渡されたというのである。
「糸山氏の発案で祝い金を渡すことになり、水谷の知人の女性が紙袋に入れた500万円を用意して、糸山氏の秘書室長に手渡しているのです。その紙袋は会合に行く糸山氏に渡されたのです」(事情通)
宏高の資金管理団体や自民党支部の政治資金収支報告書には、この500万円は記載されていないが、関係者によれば紙袋が料亭に運ばれたことは間違いないという。糸山サイドは祝い金の存在を否定しているが、東京地検はこの宴席に重大関心を持っているといわれ、最近、水谷被告が地検に呼ばれているという。
疑惑の祝宴は石原ファミリーを直撃することになるのか。
●疑惑ゾロゾロ
四男・延啓は公費で国内出張にも出かけた疑惑が新たに浮上。03年6月と9月に計約6万2000円の公費を使い、福井、新潟へ。若手芸術家を支援する都のトーキョーワンダーサイト事業に助言などを行う「キュレーティングアーティスト」として、音楽祭を視察したというのだ。
一方、3選へ向け立候補を表明した石原都知事に対しては、自民党内から「都連会長を務める長男の伸晃党幹事長代理に知事職を世襲させるための布石なんじゃないか」との見方が浮上しているという。
都知事は11月に予定していたシンガポール出張を体調不良で取りやめるなど、体調不安説が尽きないからだ。これが事実なら、まさに「都政の私物化」である。
【2006年12月8日掲載記事】
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/ishihara/story/11gendainet02029694/
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