<転送歓迎>(重複ご容赦)
・「都教委包囲首都圏ネットワーク」・「千葉高教組」・「新芽ML」の渡部です。
大阪の仲間から<「大阪維新の会」大阪市議2人への訪問要請の報告>が入っています。以下に紹介しますが、その中には次のようなやりとりもあったようです。
<飯田さとし市議> ○府・市議会論議
・W選前に採決はしない。勝てば、市議会でも再提案する。
・府市共に、この場も含めていろんな人の意見を聞いて、修正のための検討を続けている。例えば、経済団体からは、「前文だけを分離して、国際競争の人材育成をより詳述して基本条例案にし、具体的政策は別の下位条例案にすべきだ。」という意見も出ている。
ここでは「維新の会」に対し、経済団体が、「前文だけを分離して、国際競争の人材育成をより詳述して基本条例案にし、具体的政策は別の下位条例案にすべきだ。」と述べています。
経済団体は「維新の会」に彼らの教育要求を体現させようとしているのです。
ファシズム(ハシズム)は戦前のナチスや日本軍国主義同様、いきつくところ独占資本の政治・教育要求を体現するということでしょう。
<本田りえ市議> ○府・市議会論議
・学校現場を含めていろんな意見を聞いて、どんどん修正したい。今後の「区民会議」でもぜひ意見を言ってほしい。今夜も都島区でやります。
(今日は別の者が行って、ビラを配った後で参加する予定です。)
・それはありがとうございます。[→ところがその後都島で参加しようとした2人は、「ビラを配るような者は混乱させるかもしれないから入れない!」と拒否されました。10/23予定の城東区で、私は入れるでしょうか?]
ここでは<今後の「区民議会」でもぜひ意見を言ってほしい。>と言いながら、実際にはビラまきをした仲間たちは入場を拒否されています。
言うこととやることが異なる彼らは信用できません。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「大阪維新の会」大阪市議2人への訪問要請の報告(10/15 笠松)
10/14に居住の城東区の2人、飯田さとし市議と1時間40分、本田りえ市議と50分会いました。
本田市議は電話で「今日の3時間後なら時間がとれる。」と言うので、みなさんによびかけできませんでした。
「大阪府民有志」ビラを渡して、維新の会の「区民会議」集会入口で配っていることを伝え、城東区の選挙民であること、「有志」は教職員や保護者・市民が個人で集まっていること、私自身は2年前まで城東区のH小学校で働いていた教員で今は退職していることを自己紹介しました。
飯田市議は、「府議会の10/21本会議では採決はしない。橋下知事(代表)とも確認している。」ことは明言しました。
案を撤回しW選の争点にしないこと、市議会では選挙後の再提案をしないことを要請しましたが、2人ともそこは譲りませんでした。
いろんな意見を聞いていろいろ修正提案する(それしかない)という現状のようです。2人とも結論はいっしょですが、その理由はいろいろです。また、自身が言っている内容自体の中にも矛盾もあります。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
① 飯田市議 (私の質問・発言。この部分は要約です。)
○(質問1 教育基本法の「人格の完成」ではなく、「国際競争の人材」だけを目標にするのは違法だ。)
・教基法(人格の完成)を前提にしている。それは人格の全てではないが、現在の柱だ。「国際競争に勝つか(・負けるか)」ではなく、教育の目標としては「国際競争から取り残されない」(前文)ための最低限の力(ミニマム)の育成で、例えば英語のコミュニケーション力等になる。
・雇用・生活を保障するための経済・福祉政策は政治の責任だが、同時に、子どもにコミュニケーション力をつけ、自分で仕事を創って生きていく力を育てることが教育課題だ。つまり起業していく力を育てることだ。
・この「前文」の内容については、教育委員会を含めてどこからも反対意見は出ていない。
(学力テスト公表で小学校からテスト結果だけ優先という学校生活では、子どものコミュニケーション力・人格は一面的になり、友だち関係が歪む。)
○(質問2 府立校が学区撤廃で、小中が学校選択制の違いはなぜか。)
・義務教育ではない高校は、子ども自身と保護者の選択責任がある。それを保障するのが、学区撤廃と多様化だ。しかし、小中は子どもが選択できないから、学区制は必要だ。
・小中は保護者の要望(市議への要請と、維新のアンケート結果)で、成績の高い学校と入りたい部活のある学校へ行きたいが多い。そのニーズに応えるのが政治の責任で、近隣の数校の中での学校選択制や、各区内全域での選択制を検討している。
(小中は生活している地元校で共に育つべきだ。)
・保護者のニーズは違う! [(注)と、真っ向から否定。]
○(質問3 教職員評価が、府立校は全府一律の教育長による評価に変え、小中は現行の校長による評価のままの理由はなぜか。)
・高校は大学進学率で教育目標をより数値化しやすいから、全府一律評価ができる。小中はより数値化しにくいから、全市一律評価にしていない。
○大阪市教委の現状の批判
・京都市など他市の教育委員会は、教員免許職ではない事務局職員でも教育委員会内での転勤だが、大阪市教委は市役所の他の部局といっしょにして数年ごとに人事異動しているので、教育長以下みんな学校現場を知らない無責任行政だ。5人の教育委員は、任期だけの名誉職だ。
・そんな教育長が小中400人あまりの校長を査定している。中学校長の評価は高校進学率が基本だ、その数字しかわからないし使えない、ということは文書はないが市教委が公言している。こんな市教委を変えなければいけない。
(現状評価はその通りだが、改革の方向はこの条例案ではダメだ。)
○大阪市の小中校長の現状の批判
・「府民有志」ビラの「ちょっと校長をやってみましたが、失敗しましたわ」が、むしろ大阪市の校長の現状だ。学校の情報を公開して責任を取る姿勢がない。
(そういう現状があり、変えなければならないのはその通りだが、校長が責任を取るためにも教育的判断のできる教育職でなければならない。)
[直接これへは反論なし。]
○教職員処分
・学校と教職員に対する批判がよく寄せられる。同じ不祥事に対する見方でも、民間や行政職員以上に目は厳しい。処分規定が既に存在することすら知らずに「教員は野放しか?」と思っている人までいるので、処分規定を明示した。
[これは、橋下の発言・主張とは違っています。]
○住民投票
・住民投票の意議はわかるが、長文の条例案全部に対する賛否を問うことは技術的にできない。このことに対する賛否、という柱立てを整理しにくい・・・、
[という不明瞭な意見。]
○府・市議会論議
・W選前に採決はしない。勝てば、市議会でも再提案する。
・府市共に、この場も含めていろんな人の意見を聞いて、修正のための検討を続けている。例えば、経済団体からは、「前文だけを分離して、国際競争の人材育成をより詳述して基本条例案にし、具体的政策は別の下位条例案にすべきだ。」という意見も出ている。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
② 本田市議
○(質問 「競争」という言葉が2つの違う意味で使われている。
前文で、教育基本法の「人格の完成」ではなく、「国際競争に取り残されない人材育成」を公教育の目標にすること自体に反対だが、それは置いても、学力テストの学校別結果の公表などで子どもを競争させることでどうして子どもが成長できるのか。
国際競争だから、子どもも小学校1年生から競争させる、というのは暴論だ。
自分の教職経験でも、小学校入学から少なくても義務教育の9年間は、友だち関係を作り、生活感覚が違う物がケンカしたり仲直りしたりしながら、自分の周りの社会をどう広げていくかが大事だ。
勉強ができる子、走るのが速い子、マンガが上手な子、目立ったタレントはないが、いつも障害のある友だちを最後までサポートしている静かな子もいる。
それぞれを評価し、ほめるべきだ。学力テスト結果が一番大事となれば、子どもはしんどい。)
・とにかく、子どもや若者に、目標を持って挑戦する意欲、「やればできた。」という達成感を持たせたい。
いくつかの小学校の運動会を回ったが、子どもたちが本気で競争していない。競争させることは必要だ。
(子どもや若者は、意欲がないからダメなのではない。意欲を出せない子どもの家庭生活環境、親や若者の雇用情勢を変えることが政治の仕事だ。それなしに子どもを鍛えるというこの条例案では、ついて行けない子どもはもっと苦しくなる。朝日新聞インタビューの堺市議の発言“(格差拡大は仕方がない、ではなく)エリートを育てるためには、教育で格差を拡大した方がいい。(救うのは教育とは別の制度で。)”というのは暴論だ。)
・生活施策と教育改革と、両方必要だ。
○小中の学校選択制の理由
(飯田市議は「成績が高い学校と入りたい部活動のある学校へ行きたい、という親のニーズに応えるのが政治の責任だ。」と言っているが、同じ考えか。)
・私はその2つは大事な理由とは思わない。隣接学校でも人口の変動で超マンモス校と小規模校になっていて、連合町会の編成も含めて校区調整が急がれるのが理由だ。関連して、災害対策の避難所機能も考えれば、マンモス校では家族を収容できない問題もある。
(校区調整の必要性と学校選択制導入は別問題だ。小中は地元校で共に育つべきだ。) [反論なし。]
○府・市議会論議
・学校現場を含めていろんな意見を聞いて、どんどん修正したい。今後の「区民会議」でもぜひ意見を言ってほしい。今夜も都島区でやります。
(今日は別の者が行って、ビラを配った後で参加する予定です。)
・それはありがとうございます。
[→ところがその後都島で参加しようとした2人は、「ビラを配るような者は混乱させるかもしれないから入れない!」と拒否されました。10/23予定の城東区で、私は入れるでしょうか?]
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
③ 「区民会議」ビラ配り宣伝の予定 [責任者] (みなさん来てください。)
○10/16(日)
・生野区 14:30~15:10 生野区民センター [笠松]
・住之江区 18:30~19:10 住之江区民ホール [? ]
○10/22(土)
・福島区 13:30~14:10 福島区民センター [? ]
・東淀川区 16:00~16:40 東淀川区民ホール [Y]
・鶴見区 18:30~19:10 鶴見区民センター [笠松]
○10/23(日)
・東成区 17:30~18:10 東成区民センター [笠松]
・城東区 18:30~19:10 城東会館(城東図書館の2F) [笠松]
○10/28(金)
・平野区 18:30~19:10 平野区民センター [笠松]
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
大阪では、10月20日(木)「第2弾大阪府庁包囲行動」が行われます。
18:00~ 集会(大阪城公園 教育塔広場西側)
19:00~ 府庁包囲デモ(府庁を一周)
<主催>「日の丸・君が代」強制反対ホットライン大阪
全国集会実行委員会
東京では、10月22日(土)「学校に自由と人権を!10・22集会」が開かれますが、この集会でも<特別報告>として、大阪の状況が報告されます。
18:15~20:30 (全電通会館ホール:JR御茶の水駅聖橋口下車徒歩5分)
・「君が代」裁判が問いかけるもの(講師:斉藤貴男さん)
・最高裁判決とこれからの闘い(弁護団:澤藤統一郎さん)
<特別報告>
・こんな条例あり?大阪府『君が代』強制条例の撤廃を求める
(井前弘幸さん:大阪・新勤評反対訴訟団事務局長)
・日航”整理解雇”との闘い
(内田妙子さん:日航不当解雇撤回裁判原告団長キャビンクルーユニオン委員長)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
*********************************************************
「都教委包囲首都圏ネットワーク」のブログのアドレス
http://kenken.cscblog.jp/
「千葉高教組『日の丸・君が代』対策委員会」のホームページ
http://homepage3.nifty.com/hinokimi/
・「都教委包囲首都圏ネットワーク」・「千葉高教組」・「新芽ML」の渡部です。
大阪の仲間から<「大阪維新の会」大阪市議2人への訪問要請の報告>が入っています。以下に紹介しますが、その中には次のようなやりとりもあったようです。
<飯田さとし市議> ○府・市議会論議
・W選前に採決はしない。勝てば、市議会でも再提案する。
・府市共に、この場も含めていろんな人の意見を聞いて、修正のための検討を続けている。例えば、経済団体からは、「前文だけを分離して、国際競争の人材育成をより詳述して基本条例案にし、具体的政策は別の下位条例案にすべきだ。」という意見も出ている。
ここでは「維新の会」に対し、経済団体が、「前文だけを分離して、国際競争の人材育成をより詳述して基本条例案にし、具体的政策は別の下位条例案にすべきだ。」と述べています。
経済団体は「維新の会」に彼らの教育要求を体現させようとしているのです。
ファシズム(ハシズム)は戦前のナチスや日本軍国主義同様、いきつくところ独占資本の政治・教育要求を体現するということでしょう。
<本田りえ市議> ○府・市議会論議
・学校現場を含めていろんな意見を聞いて、どんどん修正したい。今後の「区民会議」でもぜひ意見を言ってほしい。今夜も都島区でやります。
(今日は別の者が行って、ビラを配った後で参加する予定です。)
・それはありがとうございます。[→ところがその後都島で参加しようとした2人は、「ビラを配るような者は混乱させるかもしれないから入れない!」と拒否されました。10/23予定の城東区で、私は入れるでしょうか?]
ここでは<今後の「区民議会」でもぜひ意見を言ってほしい。>と言いながら、実際にはビラまきをした仲間たちは入場を拒否されています。
言うこととやることが異なる彼らは信用できません。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「大阪維新の会」大阪市議2人への訪問要請の報告(10/15 笠松)
10/14に居住の城東区の2人、飯田さとし市議と1時間40分、本田りえ市議と50分会いました。
本田市議は電話で「今日の3時間後なら時間がとれる。」と言うので、みなさんによびかけできませんでした。
「大阪府民有志」ビラを渡して、維新の会の「区民会議」集会入口で配っていることを伝え、城東区の選挙民であること、「有志」は教職員や保護者・市民が個人で集まっていること、私自身は2年前まで城東区のH小学校で働いていた教員で今は退職していることを自己紹介しました。
飯田市議は、「府議会の10/21本会議では採決はしない。橋下知事(代表)とも確認している。」ことは明言しました。
案を撤回しW選の争点にしないこと、市議会では選挙後の再提案をしないことを要請しましたが、2人ともそこは譲りませんでした。
いろんな意見を聞いていろいろ修正提案する(それしかない)という現状のようです。2人とも結論はいっしょですが、その理由はいろいろです。また、自身が言っている内容自体の中にも矛盾もあります。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
① 飯田市議 (私の質問・発言。この部分は要約です。)
○(質問1 教育基本法の「人格の完成」ではなく、「国際競争の人材」だけを目標にするのは違法だ。)
・教基法(人格の完成)を前提にしている。それは人格の全てではないが、現在の柱だ。「国際競争に勝つか(・負けるか)」ではなく、教育の目標としては「国際競争から取り残されない」(前文)ための最低限の力(ミニマム)の育成で、例えば英語のコミュニケーション力等になる。
・雇用・生活を保障するための経済・福祉政策は政治の責任だが、同時に、子どもにコミュニケーション力をつけ、自分で仕事を創って生きていく力を育てることが教育課題だ。つまり起業していく力を育てることだ。
・この「前文」の内容については、教育委員会を含めてどこからも反対意見は出ていない。
(学力テスト公表で小学校からテスト結果だけ優先という学校生活では、子どものコミュニケーション力・人格は一面的になり、友だち関係が歪む。)
○(質問2 府立校が学区撤廃で、小中が学校選択制の違いはなぜか。)
・義務教育ではない高校は、子ども自身と保護者の選択責任がある。それを保障するのが、学区撤廃と多様化だ。しかし、小中は子どもが選択できないから、学区制は必要だ。
・小中は保護者の要望(市議への要請と、維新のアンケート結果)で、成績の高い学校と入りたい部活のある学校へ行きたいが多い。そのニーズに応えるのが政治の責任で、近隣の数校の中での学校選択制や、各区内全域での選択制を検討している。
(小中は生活している地元校で共に育つべきだ。)
・保護者のニーズは違う! [(注)と、真っ向から否定。]
○(質問3 教職員評価が、府立校は全府一律の教育長による評価に変え、小中は現行の校長による評価のままの理由はなぜか。)
・高校は大学進学率で教育目標をより数値化しやすいから、全府一律評価ができる。小中はより数値化しにくいから、全市一律評価にしていない。
○大阪市教委の現状の批判
・京都市など他市の教育委員会は、教員免許職ではない事務局職員でも教育委員会内での転勤だが、大阪市教委は市役所の他の部局といっしょにして数年ごとに人事異動しているので、教育長以下みんな学校現場を知らない無責任行政だ。5人の教育委員は、任期だけの名誉職だ。
・そんな教育長が小中400人あまりの校長を査定している。中学校長の評価は高校進学率が基本だ、その数字しかわからないし使えない、ということは文書はないが市教委が公言している。こんな市教委を変えなければいけない。
(現状評価はその通りだが、改革の方向はこの条例案ではダメだ。)
○大阪市の小中校長の現状の批判
・「府民有志」ビラの「ちょっと校長をやってみましたが、失敗しましたわ」が、むしろ大阪市の校長の現状だ。学校の情報を公開して責任を取る姿勢がない。
(そういう現状があり、変えなければならないのはその通りだが、校長が責任を取るためにも教育的判断のできる教育職でなければならない。)
[直接これへは反論なし。]
○教職員処分
・学校と教職員に対する批判がよく寄せられる。同じ不祥事に対する見方でも、民間や行政職員以上に目は厳しい。処分規定が既に存在することすら知らずに「教員は野放しか?」と思っている人までいるので、処分規定を明示した。
[これは、橋下の発言・主張とは違っています。]
○住民投票
・住民投票の意議はわかるが、長文の条例案全部に対する賛否を問うことは技術的にできない。このことに対する賛否、という柱立てを整理しにくい・・・、
[という不明瞭な意見。]
○府・市議会論議
・W選前に採決はしない。勝てば、市議会でも再提案する。
・府市共に、この場も含めていろんな人の意見を聞いて、修正のための検討を続けている。例えば、経済団体からは、「前文だけを分離して、国際競争の人材育成をより詳述して基本条例案にし、具体的政策は別の下位条例案にすべきだ。」という意見も出ている。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
② 本田市議
○(質問 「競争」という言葉が2つの違う意味で使われている。
前文で、教育基本法の「人格の完成」ではなく、「国際競争に取り残されない人材育成」を公教育の目標にすること自体に反対だが、それは置いても、学力テストの学校別結果の公表などで子どもを競争させることでどうして子どもが成長できるのか。
国際競争だから、子どもも小学校1年生から競争させる、というのは暴論だ。
自分の教職経験でも、小学校入学から少なくても義務教育の9年間は、友だち関係を作り、生活感覚が違う物がケンカしたり仲直りしたりしながら、自分の周りの社会をどう広げていくかが大事だ。
勉強ができる子、走るのが速い子、マンガが上手な子、目立ったタレントはないが、いつも障害のある友だちを最後までサポートしている静かな子もいる。
それぞれを評価し、ほめるべきだ。学力テスト結果が一番大事となれば、子どもはしんどい。)
・とにかく、子どもや若者に、目標を持って挑戦する意欲、「やればできた。」という達成感を持たせたい。
いくつかの小学校の運動会を回ったが、子どもたちが本気で競争していない。競争させることは必要だ。
(子どもや若者は、意欲がないからダメなのではない。意欲を出せない子どもの家庭生活環境、親や若者の雇用情勢を変えることが政治の仕事だ。それなしに子どもを鍛えるというこの条例案では、ついて行けない子どもはもっと苦しくなる。朝日新聞インタビューの堺市議の発言“(格差拡大は仕方がない、ではなく)エリートを育てるためには、教育で格差を拡大した方がいい。(救うのは教育とは別の制度で。)”というのは暴論だ。)
・生活施策と教育改革と、両方必要だ。
○小中の学校選択制の理由
(飯田市議は「成績が高い学校と入りたい部活動のある学校へ行きたい、という親のニーズに応えるのが政治の責任だ。」と言っているが、同じ考えか。)
・私はその2つは大事な理由とは思わない。隣接学校でも人口の変動で超マンモス校と小規模校になっていて、連合町会の編成も含めて校区調整が急がれるのが理由だ。関連して、災害対策の避難所機能も考えれば、マンモス校では家族を収容できない問題もある。
(校区調整の必要性と学校選択制導入は別問題だ。小中は地元校で共に育つべきだ。) [反論なし。]
○府・市議会論議
・学校現場を含めていろんな意見を聞いて、どんどん修正したい。今後の「区民会議」でもぜひ意見を言ってほしい。今夜も都島区でやります。
(今日は別の者が行って、ビラを配った後で参加する予定です。)
・それはありがとうございます。
[→ところがその後都島で参加しようとした2人は、「ビラを配るような者は混乱させるかもしれないから入れない!」と拒否されました。10/23予定の城東区で、私は入れるでしょうか?]
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
③ 「区民会議」ビラ配り宣伝の予定 [責任者] (みなさん来てください。)
○10/16(日)
・生野区 14:30~15:10 生野区民センター [笠松]
・住之江区 18:30~19:10 住之江区民ホール [? ]
○10/22(土)
・福島区 13:30~14:10 福島区民センター [? ]
・東淀川区 16:00~16:40 東淀川区民ホール [Y]
・鶴見区 18:30~19:10 鶴見区民センター [笠松]
○10/23(日)
・東成区 17:30~18:10 東成区民センター [笠松]
・城東区 18:30~19:10 城東会館(城東図書館の2F) [笠松]
○10/28(金)
・平野区 18:30~19:10 平野区民センター [笠松]
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
大阪では、10月20日(木)「第2弾大阪府庁包囲行動」が行われます。
18:00~ 集会(大阪城公園 教育塔広場西側)
19:00~ 府庁包囲デモ(府庁を一周)
<主催>「日の丸・君が代」強制反対ホットライン大阪
全国集会実行委員会
東京では、10月22日(土)「学校に自由と人権を!10・22集会」が開かれますが、この集会でも<特別報告>として、大阪の状況が報告されます。
18:15~20:30 (全電通会館ホール:JR御茶の水駅聖橋口下車徒歩5分)
・「君が代」裁判が問いかけるもの(講師:斉藤貴男さん)
・最高裁判決とこれからの闘い(弁護団:澤藤統一郎さん)
<特別報告>
・こんな条例あり?大阪府『君が代』強制条例の撤廃を求める
(井前弘幸さん:大阪・新勤評反対訴訟団事務局長)
・日航”整理解雇”との闘い
(内田妙子さん:日航不当解雇撤回裁判原告団長キャビンクルーユニオン委員長)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
*********************************************************
「都教委包囲首都圏ネットワーク」のブログのアドレス
http://kenken.cscblog.jp/
「千葉高教組『日の丸・君が代』対策委員会」のホームページ
http://homepage3.nifty.com/hinokimi/
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます