終わってしまった展覧会のお話で、すみません。
でも、面白かった展覧会なので、載せさせていただきますね。
最終日二日前、ノリくんと一緒に千葉市美術館へ行きました。
見に行ったのは、現代芸術家・小沢剛さんの 『不完全 パラレルな美術史』展です。
美大予備校に通ってる息子がよくもって帰るのが、石膏デッサンなんですよね~。
藝大ではお蔵入りしてから、久しいのでしょうか。歴史に名を刻んでるような有名な画家のデッサンも見られましたよ。
間抜けな私は真にウケちゃいそうでしたけど、 《金沢七不思議》 。
内容の幅が広く、説得力を感じてしまいます。
こちらは、藤田嗣治さんが戦後、もしパリではなくバリに行ったらどうなっていたの?というお話のようでした。
お次は、“油絵茶屋” 。浅草にあった?らしい油絵を見ながらコーヒーを飲せるという見世物小屋の再現らしいです。
古い「役者絵」なんかを油絵で描く・・・とこのようになるようですが、酷くリアルでとても妙な感じになってますね。
こちらは 《醤油画資料館》。お醤油で絵を描く “醤油画” というジャンルが確立されていた・・・らしい資料館でした。
もう、展示物の作り込みがすごくて、受付の奥の小部屋は覗く隙間があるんですけど、その中がスゴイ!
こういうの、考えるのがまず楽しいでしょうけど、ここまで実現するパワーが凄すぎます。
《なすび画廊》も、興味深いです。
さて、展覧会を楽しんだ私達、地下駐車場へ向かうエレベーターに乗ったはずが、地下へ向かわず最上階へ行くことに。
そのお話は・・・また明日。