徒然なるまゝによしなしごとを書きつくる

旧タイトル めざせ、ブータン

シンデレラマンと橋下徹

2011年11月27日 | 政治

 たまたまTVをつけたら映画のシンデレラマンをやっていて最後まで見てしまった。これは大恐慌の時代に全盛期を過ぎ落ちぶれたボクサー J.J.Bradockが、家族のために戦いチャンピオンになった実話を映画化したもので、なかなか泣かせる話なのだ。

 なぜシンデレラマンかというと、配給切符をもらうまでに落ちぶれた男がチャンピオンシップを勝ち取りチャンプになってしまった、まるでおとぎ話のような話を当時の同じ境遇で苦しんでいた多くのアメリカ人たちが支持したからだ。

 映画が終わってニュースをチェックすると橋下徹が大阪市長選で当確を出していた。投票率は60%を超えている様だ。私は大阪市民でもなく投票権も無い訳で、橋本氏の政策に関して特に意見が有るわけではない。しかし、日本の現状、特に若者たちの置かれている閉塞的な状況には強く憂慮している。中東で起こっている状況、あるいはウォール街でのデモ、イギリス、ギリシャ等の暴動など不満は捌け口を求める。ところが、日本の若者達はこの状況でも何もしないように見える。若者はもっと怒るべきだ。

 今日、何が起こったかというと、若者たちが投票所に向かい、自分の意思を一票に託し、橋下徹を当選させた。平松氏を支持する組織票は若者たちの浮動票に木っ端微塵にされた、これは快哉というべきだろう。若者に元気がなければ社会は活気を失う。元気な日本を取り戻すために今回の選挙をきっかけにして、若い人たちの政治意識が高まることを期待する。


日本からの荷物

2011年11月27日 | ブータン ライフ

 日本から家内に送ってもらった荷物が届きました。来季の授業に必要な書籍と日本食、シュラフ、ザック等です。シュラフ(寝袋)、ザックはインド行きに備えてのもので、荷物はひとつにして背中に担いで両手を開けておくのが置き引き対策の第一歩。また、予約でSLクラスしか取れなかった列車では寝具は自前で、おまけに泥棒さんが多いので貴重品は必ず自分のシュラフの中に仕舞って寝る必要があります。

 発送はEMSが安くて便利なのですが受付郵便局でプンツオリンには送れないと言われ、普通航空荷物で送ってもらいました。調べてみるとブータンの発送可能地域はゾンカ名で記載されていてプンツオリンのあるチュカも有りましたので、次回からはEMSで送ってもらいます。ただ、到着は発送から5日で届いたのでEMSと変りませんでした。

 私自身はあまり日本食にこだわる方ではないのですが、やはりお茶づけや味噌汁を頂くと胃袋がホッとします。ちょっと年取ったのかな... 送ってくれた家内には感謝しています。