小さな旅のアルバムⅡ

カメラ片手に旅に出よう! 
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梅雨入り目前の旅(種倉と石積棚田の風景)

2022年06月09日 | 日本の集落&古民家
棚田をめぐる旅の二日目は、静かな山間の里、種蔵で知られる小さな集落です。


全国でも珍しい石積み造りの棚田が広がっていました。


戦中戦後にかけて石積棚田は、養蚕や建設現場に出てお金を工面し造られたとのことです。


現在もお年寄りが昔ながらの農法で農作業をしこの土地を守っています。


板倉は、今でも20棟あり住居の12戸より多く残っています。昔から住居より倉を守るとの伝えがされていたそうです。倉は食物や種物を保存し家族の生命を守ると教えられていたからとのことです。不安定な世界情勢により食料不足が心配される時代になってきた、今なら理解が出来る思いです。


静かに時間が流れていきます。


土で造られた倉が1つありました。


日曜日なのに観光客は、私たち夫婦以外ゼロか?・・・穴場?


遠くで農作業をする人をみかけられたのですが、誰ともすれ違うことが無かったです。


12戸の集落ですがお寺があるようです。


集落には「板倉の宿 種蔵」という宿と車の整備が出来るお店が一軒ありました。


ここでは、自販機も見当たらなかったので最低でも飲み物は持参した方が良さそうです。


飛騨市宮川町の種蔵地区、高山からだと車で約1時間程かかりましたが、やはりよほどの古民家や集落好きでないと訪れない場所かも? 静かで自然と共存し生活を営まれている集落を見ることができて良かったです。
コメント (2)
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