ricetta della vita

イタリア料理教室「COMODO」主宰 
美味しい話をしましょう

桜の季節のL'ultimo pranzo

2009-03-29 | 日記・エッセイ・コラム
イタリア語の先生が1年間イタリアに戻ることになり、仲間たちと食事会をした。1年間だけの期限付きのお別れなので、寂しいけれども前向きでにぎやかな食事会となった。

毎年この季節は、千鳥ケ淵や靖国神社の桜を目当てに大勢の人が訪れるが、この日はまだ3分咲き程度で、人出も我慢できるぐらい!おかげで、食事会の余韻に浸りながら、イタ語の仲間たちと歩くことができた。

1年後、もっとレベルアップしていたいなあ。。。


こっそりおやつ

2009-03-24 | スイーツ
めったに行かないスーパーで、めったに見ないおやつを見つけた!

これはめったにないことだし、

めったに来られないお店だし、

ああ、しかも大好きなハウステンボスのチーズケーキだし、

ハウステンボスには行ったことがないがこれは“美味しいのよ”と話を聞いて食べてみたら美味しかったんだし、

しばらく見ないうちになんだかお値段も上がったみたいだけど、

でも、いいよね!たまには!!!


って!いつもこんなに言い訳葛藤しているわけじゃないんですけど。。。

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九段の南インド

2009-03-21 | 食・レシピ
イタ語仲間と、靖国通り沿いにある南インド料理の「敏銭戸(ヴィンセント)」さんでランチをしました。メニューを見ても料理の想像がつかないので、お店の方に説明してもらい、写真のような何種類かのカレーをちょっとずつ食べられるセットを頼んだところ、美味しかったです。右奥の白っぽいものは薄いおせんべいみたいなものです。左側のオレンジ色のものは上げたパンのようでピリッと辛い。このほかに、大きなナンと「おつまみみたいなものです」と出されたものも美味しかったです。ところで、このお店ですが、看板を見るとどれが店名かわからないです!


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ヴェニスの舟歌

2009-03-20 | 日記・エッセイ・コラム
メンデルスゾーンの「ヴェニスの舟歌」という曲があります。姉がピアノの発表会のために毎日毎日弾いていたので、私もすっかり覚えてしまった。まだイタリアどころか外国に思いを馳せるなんて想像もつかなかった頃、ヴェニス(ヴェネツィア)というところは、この曲のように切なくて、もの悲しくて、胸が苦しくなるような雰囲気があるんだろうなと、そんな想像ばかりしていた気がする。

実際に足を運んでみると、真冬のどんよりとした空の下には確かに短調がよく似合うなあと感心させられた。しかし、ボローニャもパルマもどんよりしていたのだから、今度からはイタリアの冬を思い出す曲になりそうだ。

ところで、ヴェネツィア出身のイタリア語の先生に、「ヴェネツィアのお正月寒かったよ」と言ったところ、20年振りの寒さだという返事をもらった。どうりで、彼女は冬には帰郷しないはずだ!それにしても20年振りとは…!!!


もしかして、パスタ欠乏症!

2009-03-12 | 日記・エッセイ・コラム
「パスタ欠乏症」
◆特徴:発症はある日突然、そしてその後は慢性的になります。定期的な治療が必要。ただし、過剰摂取はエンゲル係数の偏りを引き起こす場合があります。

◆症状:外見からはわかりません。ひたすら、自覚症状あるのみです。人によっては夢に見る、長いものに巻かれたくなる(?)、美味しいパスタを求めてネットサーフィンを繰り返します。なお、“同病相哀れむ”という言葉もあるように、同じ病の人からは、多大な共感を得られるでしょう。

◆治療法:旅支度をして飛行機に乗りましょう!10時間ちょっとで劇的に快復するでしょう!ただし、一般庶民はそんな高額な治療薬がやすやすと手に入るわけがありません。でも、ご安心を。日本には、そこそこの金額で欠乏症を直してくれる腕のいい職人さんがいます。いつ欠乏症の症状が現れてもいいように、日頃から行きつけの職人さんと仲良くしておきましょう。
 
※症例:症状をやわらげようとして、下調べもせずに適当な店選びをし、その結果、「こんなのパスタじゃない!」「店頭の国旗を外しなさーい!」などの暴言につながることもあります。そんな人を見かけたら、あくまで病のせいです。大目に見てあげましょう!

〔みなさまの症例をお待ちしております〕 Lo scherzo!!!