ricetta della vita

イタリア料理教室「COMODO」主宰 
美味しい話をしましょう

晴れた日の冬の空

2021-01-15 | 日記
年が明けたらさらに一層、状況が困難になってきた。
クリスマス頃からの無警戒な様子から、
こうなることは目に見えていたとはいえ
やれやれな日々はどこまで続くのか?

こんな時にはやはり、クラッシックを聴くのがおすすめ。
余計なことを考えなくて済みます。
先日、バッハルベルのカノンを聴きながら夜空を見上げたら、
残念なことにその日は星が見えなかった。

冬の夜空を見上げて星を見るのがマイブームだったことがありまして。
小学生の頃にね。夕食が終わって、家族はTVを見ながらこたつで
ぬくぬくしている時に、そ〜っと(なぜか音を立てない⁉️)
庭に出て、しばらく星を眺めたら家に入る。
ひとりで星を見れば気が済んだ。見たかったから見た。
ただそれだけ。
時間にしたら5分くらい。おそらく。
晴れた日の冬の夜空は空気が澄んで頭をリセットするにはもってこいなので、
何かしらそういう時間を取りたかったのでしょう、今にして思えば。
 
(^_^)そういう習慣というか、リセットの仕方を身につけておいてよかったなと思います。状況が変わらなくても、自分の心の持ちようって大事だから😊
 
久しぶりにグリッシーニを焼きました。
真ん中がペストジェノベーゼ、左奥がタイム、右奥がゴマの3種類
口に入れたら止まらなくなる〜😋

募る思い

2021-01-06 | 日記
このところ、読書三昧です。
長靴の国🇮🇹の。
新たに買うのは料理本ばかりなので
以前買ったかっこよく言うと私の蔵書
ですかね。

とはいえ、20年以上前の本などもあり
今となっては、首をかしげるような情報
が書かれていたり(個人の旅行記録や一度きりの体験談がさも全体を現しているかのようなブログなどもひっくるめれば一緒ですが!)、
自分の方がかなり詳しいことにほくそ笑んだり
して、行けない間のお楽しみとして割り切って読んでいます。

文字だけでなく写真(昔の本は格段によくない)やイラスト、スケッチなどがあると見ていてもわかりやすくてよい。そういう本は、例えば料理レッスンの際に説明のために使用したりできるので大変便利なんです。
しかし、中には土地のものをあまりというかほとんど食べていないな〜という本もありまして、メジャーな都市しか訪れていなかったり、今ほどイタリアの地方料理がフォーカスされていない頃の本なら仕方ない。そもそも料理に特化した本ならなおさらです。しかも初版から相当な年月が経っている。それなのになんて失礼な読者だ🤣

でも、どこへ行っても必ずボンゴレスパゲッティを食べているのはどうかと思う!

以前、maritoとシエナを訪れた際、地元のトラットリアにてmaritoが「カルボナーラ」と言いまして😅コイツ、なぜシエナでそのチョイスなんだとプチがっかりしたなあ。ここで選ぶのはピチだろー!って😵 

外国からのお客さんには、その際には土地のものを食べてもらいたい、と思うことと同じ。


自由に行くことのできない今だからこそ、募る思いはあの国のことばかり、でした。😆
 
ちなみに、こちらがシエナで選んだ
いのししラグーのピチ😋
 
セージとバターのピチもいい😍

今年はもっとセンスを磨きましょ

2021-01-04 | 日記

🎍明けましておめでとうございます。
大きなことが解決しない年の始まりですが
一日も早く終わることを願っています❗️

さて〜、特に何もしないし、いつにも増して
何も作らない三が日でしたが
vitello tonnatoを豚肉で作りました。
本来は仔牛で作るものです。vitelloですから。
豚肉は香りというか豚肉独特の臭みってやつが
合わないそうです。
ただ、そうは言っても日本では豚肉の方が
手に入りやすいですからね。
しかし、これを作る度にいつも思うのは
写真の収まりが悪い。写真写りなのか?
料理の出来としては上のソースは肉全体に
かかっていてほしい。けれどそうすると、
この料理を知らない人の目には
「これはなに〜⁉️」
という言葉しかないのよね。
案の定、maritoは食べずー😭

食欲をそそるような美しい盛り付けは
ないものかとnetで写真を探したところ
あら、いろいろあるじゃない。
それに比べて私のただ皿に置いただけの
盛り付けのセンスのないこと‼️
もっと勉強します🙋🏻‍♀️

お雑煮の写真と並べてセンスのなさを
薄めようとしております😝