連休中の真夜中のこと、不意に聞こえてきたイタリア語にテレビのリモコンを持つ手が止まった。
こんな夜中に何の番組だろう。
「 煙はるかに世界SL紀行~イタリア・サルデーニャ島 ゴイトといた三日間」(製作は2001年の何度目かの再放送)
ゴイトというその当時108歳の蒸気機関車が、サルデーニャのカリアリを出発し、山岳地帯を抜けて港町アルバタックスまで(※今はもう走っていないようだが、2006年までは年に2回だけ特別に走っていた模様)を走る。景色、人々の関わり、周りを包み込む空気、それらすべてが目を捉えて離さない。映像技術によるものか音楽によるなのかそんなことはわからない。わからないけれど圧倒された。
翌日、maritoへその話をした。
わたし「あのね、サルデーニャの山岳を…」
marito「蒸気機関車だろう」
わたし「え?なんで知ってるの?」
marito「その話聞いたよ。前に」
わたし「……」
わたし「ほんとに?」
marito「ほんとに」
もしかして、私はかつてその番組を、見た らしい。
そして、やはりとても感動してmaritoに話してた らしい。
どういうことでしょうね。わたくし、鉄道好きでもないし、ましてや蒸気機関車になんの思い入れもないです。サルデーニャを訪れたときも、そちら方面は行かなかったし調べてもいない。本当に初めてと思ってこの番組を見ていたのです。記憶がスコーンと抜けていて単なるボケなのか(ま、結構そういうことは少なからずあるが
)
だとしたら、自分の意識の外でなにか強烈に惹かれるコトやモノ、を、私の奥底の部分が感じとったのでしょう。だから、どうしても目を離すことができなかった。そう考えると、不思議だけれど不思議じゃない。
ゴイトはこちら。停まっている写真ですが。

こんな夜中に何の番組だろう。
「 煙はるかに世界SL紀行~イタリア・サルデーニャ島 ゴイトといた三日間」(製作は2001年の何度目かの再放送)
ゴイトというその当時108歳の蒸気機関車が、サルデーニャのカリアリを出発し、山岳地帯を抜けて港町アルバタックスまで(※今はもう走っていないようだが、2006年までは年に2回だけ特別に走っていた模様)を走る。景色、人々の関わり、周りを包み込む空気、それらすべてが目を捉えて離さない。映像技術によるものか音楽によるなのかそんなことはわからない。わからないけれど圧倒された。
翌日、maritoへその話をした。
わたし「あのね、サルデーニャの山岳を…」
marito「蒸気機関車だろう」
わたし「え?なんで知ってるの?」
marito「その話聞いたよ。前に」
わたし「……」
わたし「ほんとに?」
marito「ほんとに」


どういうことでしょうね。わたくし、鉄道好きでもないし、ましてや蒸気機関車になんの思い入れもないです。サルデーニャを訪れたときも、そちら方面は行かなかったし調べてもいない。本当に初めてと思ってこの番組を見ていたのです。記憶がスコーンと抜けていて単なるボケなのか(ま、結構そういうことは少なからずあるが

だとしたら、自分の意識の外でなにか強烈に惹かれるコトやモノ、を、私の奥底の部分が感じとったのでしょう。だから、どうしても目を離すことができなかった。そう考えると、不思議だけれど不思議じゃない。
ゴイトはこちら。停まっている写真ですが。
