11/18 本物の「リヴォルノのカッチュッコ」を作った。魚介それぞれを別々に下処理し、そして「カッチュッコ」に仕上げた。ただし、本物を味わうにはそれなりの覚悟が必要です。たとえ18世紀と同じようにお玉2杯分を盛られたカッチュッコの上と下にトスカーナパンがあったとしても!実際、食べきれなかった!!!
11/19 玉ねぎのみじん切りをアーティスティックなブラジル人としていた。大人数なので相当数のみじん切りをしなければならない。そこで、彼に涙の出ない(出にくい)方法を教えてあげた。いつもは自分流を通してしまう彼だがこの時はとても素直に応じていた。しかし、既に彼の目は真っ赤だったので、残念ながらうまく効果は出なかったようだ。でもね、こんなに涙が出ても睫毛がくるんと上を向いているのを見ると、うーん、うらやましい。。。
夕食時、20人のお客様が予定されていた。この学校はサロンをレストランとしても使っているので、しばしばこのようなことがあった。80歳のおばあさんのお誕生会らしいのだが、開始時刻は21時。日本の80歳は夢の中の時間だね!
お客様が来ている時に、私たちも少し手伝うこともあったが、この日はちょっとバタバタしていたようで、途中でビターチョコレートが足りなくなるハプニングが!「誰かビターチョコ持ってない?」とたずねられたがもちろん誰も持っていない。足りないチョコレートをどうやって補ったのだろう?
お仲間紹介
千葉から参加のふたりのYさん。友人同士でさらにどちらもすでに自分の教室を運営しているので、私にとっては先輩だね。それぞれのスタイルに合わせた運営の仕方は参考になる。わからないことは積極的に質問をし、立ち止まらずにどんどん前進していく。日本に戻ってからもいろいろ教えてもらうことがありそうだ!
11/19 玉ねぎのみじん切りをアーティスティックなブラジル人としていた。大人数なので相当数のみじん切りをしなければならない。そこで、彼に涙の出ない(出にくい)方法を教えてあげた。いつもは自分流を通してしまう彼だがこの時はとても素直に応じていた。しかし、既に彼の目は真っ赤だったので、残念ながらうまく効果は出なかったようだ。でもね、こんなに涙が出ても睫毛がくるんと上を向いているのを見ると、うーん、うらやましい。。。
夕食時、20人のお客様が予定されていた。この学校はサロンをレストランとしても使っているので、しばしばこのようなことがあった。80歳のおばあさんのお誕生会らしいのだが、開始時刻は21時。日本の80歳は夢の中の時間だね!
お客様が来ている時に、私たちも少し手伝うこともあったが、この日はちょっとバタバタしていたようで、途中でビターチョコレートが足りなくなるハプニングが!「誰かビターチョコ持ってない?」とたずねられたがもちろん誰も持っていない。足りないチョコレートをどうやって補ったのだろう?
お仲間紹介
千葉から参加のふたりのYさん。友人同士でさらにどちらもすでに自分の教室を運営しているので、私にとっては先輩だね。それぞれのスタイルに合わせた運営の仕方は参考になる。わからないことは積極的に質問をし、立ち止まらずにどんどん前進していく。日本に戻ってからもいろいろ教えてもらうことがありそうだ!
11/15 なんだかんだで日程の半分を消化してしまった。あと半分の日程を大事に過ごそうと思ったのに、ん?人数が増えている!1月からアグリトゥーリズモを開くというイタリア人のカップル、仕事でルッカに滞在中のブラジル人親子3人。全部で5人増えたが、うち4人は体のサイズが日本でいうところの3L~XLくらいだろうか!酸素が薄いぞ!
11/16 さらにこの日からアメリカ人男性が加わる。たまたま私が応対に出たが、英語は口から出ず!とても紳士な彼はキアヌ似!
レッスン後に、待望の「エッセルンガday」を実施。これは私がつけました。単に、大好きなエッセルンガに行って思いっきりお買い物をするというただそれだけのこと。幹線道路まで徒歩25分でエッセルンガまではそこからさらに15分という条件はあらかじめわかっていたので、日にちを決めて効率よく動くことは必須でした(移動手段は徒歩だけでなく、一応、自転車もある。しかし、天気、そして帰り道は17時前に自分の足元さえ見えないほど真っ暗になるため自転車にはとうとう一度も乗らなかった)。とはいえ制限時間までめいっぱい買い物をしたものの、後日2度目の「エッセルンガday」も決行した。いったい私たちはどれだけの買い物をしたのでしょう!
11/17 先日のトリュフ祭りの仕返しのように、この日はレッスンでトリュフを使った。「牛肉のタルタルステーキ」にトリュフオイルをかけてと言われたので、思いっきりかけた。こういう時はケチってはいけない!
苦手な人も多い生肉。写真を見ても味がよみがえる~!
11/16 さらにこの日からアメリカ人男性が加わる。たまたま私が応対に出たが、英語は口から出ず!とても紳士な彼はキアヌ似!
レッスン後に、待望の「エッセルンガday」を実施。これは私がつけました。単に、大好きなエッセルンガに行って思いっきりお買い物をするというただそれだけのこと。幹線道路まで徒歩25分でエッセルンガまではそこからさらに15分という条件はあらかじめわかっていたので、日にちを決めて効率よく動くことは必須でした(移動手段は徒歩だけでなく、一応、自転車もある。しかし、天気、そして帰り道は17時前に自分の足元さえ見えないほど真っ暗になるため自転車にはとうとう一度も乗らなかった)。とはいえ制限時間までめいっぱい買い物をしたものの、後日2度目の「エッセルンガday」も決行した。いったい私たちはどれだけの買い物をしたのでしょう!
11/17 先日のトリュフ祭りの仕返しのように、この日はレッスンでトリュフを使った。「牛肉のタルタルステーキ」にトリュフオイルをかけてと言われたので、思いっきりかけた。こういう時はケチってはいけない!
苦手な人も多い生肉。写真を見ても味がよみがえる~!
11/13 ルッカのメルカートへ行く。屋台で「パスタ フリッタ」と「ポレンタ フリッタ」を買う。朝食代わりにつまみながら歩く。フリッタなのでもちろん揚げ物。どちらも塩がパラッとふってあるだけで、かなりお腹にたまるし激しくアゴを使う。メルカートへ出かけるとその街の自然な表情が見える。自分が部外者ではなくて普段着で街になじんでいるようで、うれしくなる。のんびりと買い物をしながら食べたフリッタはどちらも美味しかった。
11/14 この日は、学校の行事のひとつとして、シエナからトリュフ祭りへ出かけた。その辺りのトリュフの産地である「San Giovanni d’Asso」にて毎年行われているようで、私たちはシエナ駅から昔ながらの蒸気機関車で往復をしてきたのである。機関車には日本人の観光客も乗っており、日本人というのはどうしてこんな小さな街のお祭りの存在を知っているのか感心する。
昼食はトリュフ尽くしでお腹がいっぱいなるよと事前に聞いていたのだが…残念なものでした。同じテーブルになったやはりルッカから来たおじさまおばさまたちと楽しく話ができていたのもつかの間、出てくる料理、そのタイミング、カメリエーレの態度などなど不満を持ったのは私たちだけではないようだった。こうした小さな街のお祭りというのは、そこに住んでいる人たちの一生懸命さが伝わってくるので本当は文句なぞ言いたくはない。事実、街の散策はとても楽しいものだったので、だからこそ食事だけが本当に残念。でもね、日本人の観光客もそうだけれど、イタリア以外の国から多くの人が訪れていて、その人たちにとっては多分二度とない経験なわけなのよ。サービスを提供する側にとっては何百人が相手かもしれないけれど、サービスを受ける側はそうではない。仕事においての基本だと言ったら言いすぎか?
お仲間紹介
同室だったPちゃん。名古屋から参加の彼女は毎晩のようにイタリア語の睡眠学習をしていた!レストランで働いているため、手際がよくてテキパキと動く。何事にも一生懸命で、自分の気持ちを素直に表していた姿はいつまでも皆の記憶に残るだろう。
せっかくなので、蒸気機関車と一度は買ってみたいトリュフの写真を!
11/14 この日は、学校の行事のひとつとして、シエナからトリュフ祭りへ出かけた。その辺りのトリュフの産地である「San Giovanni d’Asso」にて毎年行われているようで、私たちはシエナ駅から昔ながらの蒸気機関車で往復をしてきたのである。機関車には日本人の観光客も乗っており、日本人というのはどうしてこんな小さな街のお祭りの存在を知っているのか感心する。
昼食はトリュフ尽くしでお腹がいっぱいなるよと事前に聞いていたのだが…残念なものでした。同じテーブルになったやはりルッカから来たおじさまおばさまたちと楽しく話ができていたのもつかの間、出てくる料理、そのタイミング、カメリエーレの態度などなど不満を持ったのは私たちだけではないようだった。こうした小さな街のお祭りというのは、そこに住んでいる人たちの一生懸命さが伝わってくるので本当は文句なぞ言いたくはない。事実、街の散策はとても楽しいものだったので、だからこそ食事だけが本当に残念。でもね、日本人の観光客もそうだけれど、イタリア以外の国から多くの人が訪れていて、その人たちにとっては多分二度とない経験なわけなのよ。サービスを提供する側にとっては何百人が相手かもしれないけれど、サービスを受ける側はそうではない。仕事においての基本だと言ったら言いすぎか?
お仲間紹介
同室だったPちゃん。名古屋から参加の彼女は毎晩のようにイタリア語の睡眠学習をしていた!レストランで働いているため、手際がよくてテキパキと動く。何事にも一生懸命で、自分の気持ちを素直に表していた姿はいつまでも皆の記憶に残るだろう。
せっかくなので、蒸気機関車と一度は買ってみたいトリュフの写真を!
11/9 ルッカの伝統的なスープを教わる。野菜がいろいろと入っているのだが、途中でポレンタ粉をかなり入れる。スープというよりむしろ“かゆ”に近い、体の中から暖めてくれそうなメニューだ。これを教わったのはキャリア40年というゲストシェフ。レストランで働いたり、自分で店を持ったりしてすでに年金生活の年齢だが、動かずにはいられないらしく現在も現役を続けている。黙々と仕事をするタイプの人で、気がつくと何百人もの料理をすべて1人で作ってしまうそうだ!
11/10~11 現地からのブログにも書いたとおり、ナポリからの先生に教わる。通訳さんが言っていたことだが、このナポリの先生ぐらいの“イタリアのマンマ”から料理を教わるのはとても貴重なことだと。なぜなら、日本と同じようにイタリアでも共働きが当たり前になってきて、家庭の中から昔ながらのやり方や手作りがどんどん消えていっている。言ってみれば“家庭料理という技術の継承”の危機でもあるんだね。それならば、なおのことイタリア全土のマンマから教わらねば!
11/12 本日のゲストシェフはおふたり。メインは女性のシェフ、そしてその先輩シェフ(たまたま休暇中だったらしい。ていうか、休暇って休むものではないのか?)だったが、彼はジョージ・クルーニーとよく似ている。料理は女性シェフらしさが感じられるものばかりだった。彩りや盛り付けにもこだわっていて、想像力豊かな彼女の姿勢はぜひ見習いたいところだ。対して、ジョージもインパクトのあるシェフだった。とにかく手早かった。たとえば左利きの大きな手であっという間にパスタ生地を仕上げ、ラビオリにしてしまう。おかげでジョージ顔にしばし見とれてしまった!
お仲間紹介
ロシア人からやってきた22歳。彼はプロコースの受講である。ビザの関係で私たち(短期コース)と同じ期間を過ごしたが、コース終了後に研修先のレストランへ行った。今ごろは海辺の街でがんばって働いているに違いない。雨でも傘をささない(そもそも傘を持っていない)し、気がつくと半袖でいたりする、とても性格のいいヤツで皆から可愛がられていた。「○○くん」と呼ぶと「ハイ!」と答える彼はきっといいシェフになるだろう。
写真はルッカの伝統的なスープ 見た目は地味だけど…美味しいよ!
11/10~11 現地からのブログにも書いたとおり、ナポリからの先生に教わる。通訳さんが言っていたことだが、このナポリの先生ぐらいの“イタリアのマンマ”から料理を教わるのはとても貴重なことだと。なぜなら、日本と同じようにイタリアでも共働きが当たり前になってきて、家庭の中から昔ながらのやり方や手作りがどんどん消えていっている。言ってみれば“家庭料理という技術の継承”の危機でもあるんだね。それならば、なおのことイタリア全土のマンマから教わらねば!
11/12 本日のゲストシェフはおふたり。メインは女性のシェフ、そしてその先輩シェフ(たまたま休暇中だったらしい。ていうか、休暇って休むものではないのか?)だったが、彼はジョージ・クルーニーとよく似ている。料理は女性シェフらしさが感じられるものばかりだった。彩りや盛り付けにもこだわっていて、想像力豊かな彼女の姿勢はぜひ見習いたいところだ。対して、ジョージもインパクトのあるシェフだった。とにかく手早かった。たとえば左利きの大きな手であっという間にパスタ生地を仕上げ、ラビオリにしてしまう。おかげでジョージ顔にしばし見とれてしまった!
お仲間紹介
ロシア人からやってきた22歳。彼はプロコースの受講である。ビザの関係で私たち(短期コース)と同じ期間を過ごしたが、コース終了後に研修先のレストランへ行った。今ごろは海辺の街でがんばって働いているに違いない。雨でも傘をささない(そもそも傘を持っていない)し、気がつくと半袖でいたりする、とても性格のいいヤツで皆から可愛がられていた。「○○くん」と呼ぶと「ハイ!」と答える彼はきっといいシェフになるだろう。
写真はルッカの伝統的なスープ 見た目は地味だけど…美味しいよ!