冬のイタリア2017 これがイタリア！

さて、そろそろ帰国の日が近づいてきました。
友人一家と別れ、ひとり電車に乗り込みます。理由あってボローニャからミラノまでローカル電車。でも一等車✊🏻

スーツケースは20kg超えで引っ張って歩くのか結構たいへんっす。ホテルでチェックインした際、軽く汗が出てきたので仰ぐような仕草をしたところ、「暑いの？」ときかれる。ボローニャからローカル電車で3時間かかったからと答えたところ、「何言ってんだよ。ボローニャからなんてフレッチャロッサで1時間でピュッと来れるだろう」って。そんなことは知ってます😑事情があって手持ちの現金をなるべく使わないためにローカル電車に乗ったのよ。アヤシイ人に遭遇しないように一等車にしたけど、途中から車内にほとんど人がいなくなったわ😅この時点で私が一番アヤシイ人だ！

翌朝、今回の旅で初めてホテルの朝食。コーヒーの注文を細かく伝える。日本だったら、多分しない。うん、しないね。日本だったら何もかもがシステム化されていてすでに出来上がった状態だから。イタリアでは、自分がどうしたいかを伝えないと始まらない。黙っていても誰も何もしてくれないのよ。

空港へ向かうバスでもそんな場面があった。事前調べで料金は8ユーロ。バスの前に立って切符を売っている係員に10ユーロ札を渡したところ、手のひらに50セント硬貨を1枚、2枚、3枚と順番に置かれる。そこでカチンとというかブチっと切れたわ。ちょっと、8.5なの？8.5なわけー？と相手の目を見て言ったところ、しょーがねーなーって感じで別の袋のようなところから50セント硬貨を出したこの係員。その後の態度も激ワルなお釣りをちょろまかそうとしたこいつ、普段からやっているに違いない感じがアリアリだった。50セントとはいえ許さないよ💢


そんなわけで今回もいろいろな場所で様々な人に出会い、得難い経験をしてきました。イタリア語のレッスンにはずいぶん遠ざかっているけれど😆、サバイバルなイタリア語力ならかなり上達した気がする。とはいえ、かなり綱渡り的な場面は割愛させていただきました〜🤣恥ずかしいこともたくさんあるのよ。ここでは言いませんというより言えません‼️聞きたい方はぜひレッスンにお越しください。そういうネタならいくらでもストックがありますから。オホホホ😅

そうそう、今回は出かける前から私を引き留めようとする見えないチカラ⁉️が働いていたようで、初めての断念か⁉️と覚悟したり、会おうとしていた人と連絡が途中で途絶えたり、、、その他のトラブルもあったのですが、結局最後の最後にすべてクリアされて帳尻が合ってしまい😳😳😳これこそイタリア🇮🇹だな〜と笑って帰って来れました！

冬のイタリア2017 持ち帰りにはこれ

イタリア滞在中、2〜3回は必ず食べるジェラート。今回はピサで1回しか行けなかった😵けれど、そこで見たのが衝撃的というか笑撃でした。

私たちが座ってジェラートを食べていたら、持ち帰りで買っていく人がいてね、お店のお姉さんが取り出したのがこんな容器。



え、それなの！
それ、ホカ弁の容器だろー😆

実際はもう一回りは大きかったし深かったなあ。でも発泡スチロールだし、日本人が見たら絶対に弁当の持ち帰り⁉️って思うよね〜。

食後にドルチェが当たり前のイタリアだから、家族のためにジェラートを持ち帰ることも普通なのよね〜。男性だってガッツリ甘いもの食べますからね！私もほしいわ。美しいパッケージじゃなくて構わない、弁当かよ！と間違うほどのたっぷりのジェラートが😋

なんかジェラートのこと思い出してたらホンモノを食べたくなってきたー！ごめんなさいね。じゃあ、写真だけでも楽しもう！

これは以前にジェラテリアじゃなくてトラットリアとかで食べたジェラート。一人分ですからね、念のため(^_^)


これも別のバールで。やっぱり三人分くらいの量だった。


じゃラストにこれ！
芸術的すぎて😳言葉が出なかった！ていうか、これもホンモノのイタリアのジェラートなんです‼️


みなさま、よいゴールデンウイークを！
Buon GW‼️

冬のイタリア2017 レストラン直伝のワザ

ボローニャ郊外の🍽レストランで、料理レッスン。なんというか、こんな作り方をするの？と、びっくりしたことがありました。同行の料理人歴20年のシェフも驚いていました。でも、そこにはそこのやり方があるのですよ。昔からのやり方だったり、お店をやる上での効率だったり、マンマの知恵だったり……。だから、同じメニューでも人によって作り方がいろいろなんです。それこそがイタリアだなぁと感じます。だからこそまた教わりたくなるんですね〜(^_^)

この写真のラザニアがとても美味しかった。驚きの作り方は、おいおい🍽レッスンであるいは食事会で披露、ですね😊

冬のイタリア2017 イタリア人はほめ上手

宿泊したアグリツーリズモはとても心落ち着く場所でした。少し山の上にあり、天気がよければ眺めがとてもいい。






こちらでは泊まるだけでなく料理レッスンも受けたのですが、いつも思うのは、イタリア人は本当に人をほめるのが上手だということ。え、料理の話じゃないって？いえいえ、その姿勢のことです。

どんな人でも、必ずと言っていいほど相手の目を見て話す。あなたの話をちゃんと聞いているわよということであり、こちらはとても安心する。そうやって話をするようになると、あなた、イタリア語上手ねとほめてくれる。お世辞であってもうれしくなる。でも、彼らにはお世辞という感覚はないだろうから、相手をほめるという行為そのものが気負いなく自然にできるのだろう。まあ、時に異性から言われちゃって本気にしちゃうと😍もっとイタリア語が上達するのかな〜😆😆😆


さて、料理レッスンに戻って、私はあまりというよりかなり指先が器用ではない😅けど、パスタの成型が好きなので今回も楽しく教わってきました🖐🏻ほうれん草入り、美味しかった〜‼️


こちらは街で見かけたお店の商品。あまりに小さいパスタなので写真に収めました。下の段に見える瓶と比べてみると小ささがわかるかしら？一つひとつ手作りなのか機械で作ったのか、う〜ん、どっちだろう？ご近所に住むおばあちゃんとかが肉厚な腕で手打ちパスタを作ってレストランに卸したりするからな〜🤔

冬のイタリア2017 肉祭りきたー！

わかりやすく言うなら、イタリアの肉おでん！え、やだ、美味しそうに聞こえないじゃないのよ！でも実際のところそんな感じ。牛、鳥、豚などの様々な部位を丁寧に煮込んだ北イタリアの料理です。

この日の昼食、はい、ボッリートミストという名前です。


どうでしょう⁉️トサカが見えるって‼️そのとおり、それは紛れもなくトサカです。おんどりもしくはめんどりの。隣にはタン、牛タンが見えます。ん〜分厚い！煮込んでこの厚さですから、最初はどれだけ厚かったんでしょう⁉️それから豚の皮らしきプルプルっとしたパーツとか、コテキーノ（大きめのサラミ）が入ってました。

なぜ、なぜこのメニューを昼に食べてしまったのか？電車移動、車移動でほとんどカロリー消費をせずに無謀な私たち！けれど私たちは“食”の研修でやって来ているのです。はい、友人一家はイタリアンレストランを経営しているので、😋そりゃあもう、話すことはほとんどすべて食がらみ‼️せっかくの滞在中、時間を十分に使ってイタリアの食文化を吸収（体にも）しているというわけです。

他にも食べるものがあったので、さすがにこの日はお腹が苦しかった〜🤣🤣🤣