詩人PIKKIのひとこと日記&詩

すっかりブログを放任中だった。
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安部馬鹿夫婦の漫談 詩織さんのお手柄 <本澤二郎の「日本の風景」(2819)

2017年12月18日 | 犯罪

  【アベ過ぎる安倍夫婦】 バカ旦那=沖縄県民代表者「翁長知事」が強く面会を求めるも、それをスルーし太鼓持ちや電波芸者らと楽しく会食。 ズル嫁=拷問に等しく、長きに渡り拘留されている「籠池夫婦」を尻目に、私が一番辛かったと、舌を出しながら泣きまねをする厚顔さ。

 

<天才的詐欺師とTBS強姦魔あぶり出す快挙>
 TBS強姦魔の被害者・伊藤詩織さんは、女性としての人権意識と正義・勇気の三拍子そろった、実に素晴らしい日本人女性である。その結果として、天才的詐欺師で血税泥棒のスパコン社長を逮捕できた。同時に、TBS強姦魔のあぶり出しにも成功した。間違いなく、森友の籠池夫妻事件と加計孝太郎事件に次ぐ、第三の安倍友犯罪の発覚のようである。無能無責任の極め付きのような東京地検特捜部の、今回は珍しいお手柄でもある。今後の捜査の行方と、野党・議会による国政調査権行使の行方に、まずはあきらめずに期待したい。


<官邸・国会に接近する高級ホテルを拠点>
 国会と官邸に最も近いホテルが、ザ・キャピトルホテル東急という。昔はよく足を踏み入れた場所である。当時はヒルトンホテルと呼んでいて、外国人がよく利用する高級ホテルで、その雰囲気は現在も継承されているはずだ。
 このホテルの中国料理店の高級ラーメンを、何度か自民党秘書に御馳走してもらったことがある。多分、今もあるかもしれない。以前、東條内閣で安倍の祖父・岸信介と共に入閣していた賀屋興宣(大蔵大臣)の事務所もあった。
 彼の言い分は「僕らは戦争責任者。国会議員になっても、総理大臣になっては良くない」とA級戦犯の岸商工大臣を非難していた。ドイツでは想像もできない異常な戦後日本の黒幕は、CIAであったことが判明しているが、当時は全く理解できない駆け出し記者だった。このCIA人脈が今の孫にも継承されているのであろう。ワシントンに盲従する心臓である。

 戦後日本の腐蝕した狂気は、ZOMBIE・岸内閣からである、岸人脈だ。森喜朗・小泉純一郎・安倍晋三の国家主義ラインで、もう一本が中曽根康弘だ。この二つの改憲軍拡の流れを支援しているのが、読売のナベツネという悪しき日本の権力構図である。

 一時、このヒルトンホテルに毎日のように通った。72年の自民党総裁選の際に、自民党の宏池会・大平派が、ここに選挙対策本部を設置したためだ。大平政芳懇談や参謀の鈴木善幸懇談が連日、繰り広げられた。官邸に一番近いヒルトンは、懐かしいホテルではある。
<ナベツネも顔負け?>
 いま詩織さん事件で女性の敵と指名され、悪名の高いTBS強姦魔の山口敬之という極悪人が、住まいと事務所を持っているという事実が、週刊誌報道で発覚している。

 ホテルに事務所を構える政治家は少ない。経費がとても高くつくためだ。山口は政治家を越えてしまっている。1か月100万円から200万円もする部屋である。どんな部屋か興味を抱く国民は多いだろう。
 かの政界フィクサーで知られるナベツネ顔負けという。山口のスポンサーが詐欺師のスパコンで売り出したとされる斎藤元章というから、どうみても胡散臭い。山口が東京地検を抑え込むことなど簡単なのか。筆者も息子の医療事故で、悪役東芝病院関係者を刑事告訴したが、正義を貫くはずの東京地検を、東芝によって簡単に窒息させられてしまった。
<経産省利権を独占か>
 現在、心臓を操っている人物は、岸のずっと後裔に当たる通産官僚の今井秘書官であることは、昨今、よく知られれている。斎藤の詐欺事件はこの通産利権である。血税ドロだ。山口が間に入っているとの憶測を強くさせている。官邸がどう特捜部を抑え込もうとするのか、これも関心事である。
2017年12月11日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)
<以下に参考記事転載>



1)【記事】「サイレンス・ブレーカーズ」の伊藤詩織事件(山口敬之)とスパコン事件(斎藤元章)の点と線



米「タイム」は「パーソン・オブ・ザ・イヤー」に「沈黙を破った人たち」(=サイレンス・ブレーカーズ )を選んだ。性的嫌がらせや加害行動の被害経験について沈黙を破り、発言した人たちの勇気を称えている。 「BBCニュースジャパン」は次のように書いている。

「性的加害行動を糾弾し、告訴、告発した人たちの運動は、今年10月にハリウッドの大物映画プロデューサー、ハービー・ワインスティーン氏の長年の行動に対する疑惑が表面化したのを機に、『#MeToo(私も)』ハッシュタグがソーシャルメディアで拡散し、抗議行動のうねりにつながった。これについてタイム誌は、ハッシュタグは『運動全体の一部だが、その全てではない』と位置付けている」

http://www.bbc.com/japanese/42261257

伊藤詩織もサイレンス・ブレーカーズ のひとりなのだろう。岩波書店の「世界」1月号が「性暴力と日本社会」という特集を組み「Black Box」 (文藝春秋)の伊藤詩織をインタビューしている。

https://www.iwanami.co.jp/book/b341462.html

これは有田芳生のツイート。

「超党派の『準強姦事件逮捕状執行停止問題を検証する会』に出席。逮捕状執行問題の異常さはもちろんのこと、『終らせよう』とする動きに対応しなければならないと語りました。伊藤詩織さんの勇気ある証言の背後には物言えぬ多くの被害女性がいます。ここにも日本の人権後進国ぶりが現れています 」

https://twitter.com/aritayoshifu/status/938304837506265088

「CNNジャパン」は次のように書いている。

「トランプ氏は先月、『恐らく』今年の人に選出されるだろうとツイートしたうえで、インタビューや写真撮影の手間を考慮して『辞退』したと主張。タイム誌側はこの証言を虚偽としている」

https://www.cnn.co.jp/showbiz/35111567.html

ところで朝日新聞が掲載した「スパコン社長人脈、国と接点 医師から転身、交遊華やか」には、こう書かれている。

「16年3月には、安倍政権の内幕を描いた著書があるフリージャーナリストとAI の研究財団を設立。関係者によると、このジャーナリストは、東京都千代田区の29階建てビルに自身の事務所を構え、斉藤容疑者側が家賃を負担していたという」

http://www.asahi.com/articles/ASKD953H5KD9UTIL01D.html

助成金の不正受給の容疑で東京地検特捜部 に逮捕された斎藤元章 に事務所の家賃を負担してもらっていたフリージャーナリストとは元TBS の山口敬之 。もともと「週刊新潮」が6月15日号で報じていた。周知のように伊藤詩織 が性的暴行を受けたとする男性である。斎藤が負担していた家賃とは低く見積もっても130万円は下らないと言われている。ザ・キャピタルレジデンス東急だもの。

「現代ビジネス」が掲載した伊藤博敏 の「逮捕されたスパコン社長と自民党大物政治家の『疑惑の接点』」によれば日本シンギュラリティ財団 なる一般財団法人 では山口が代表理事をつとめ、斎藤が理事をつとめているそうだ。

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/53744?page=2

12月11日のNHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」に斎藤元章は「スーパーコンピューター開発者」ととして紹介される予定だったが、放送は中止。「独り、山の王者に挑む」が再放送される。

https://megalodon.jp/2017-1205-1006-21/www.nhk.or.jp/professional/schedule/index.html