詩人PIKKIのひとこと日記&詩

すっかりブログを放任中だった。
詩と辛らつ日記を・・

詩 タイムマシンに乗って

2020年08月30日 | 
風のなかに立つと思いだす言葉がある
いつもいつも別れ際
君にいいそびれた言葉

君がいなくなってからなにをするのにも
ぽっかりと穴の開いたぼくのこころでは
迷子になった風が 
影から影へとかくれんぼする

いますぐにでもタイムマシンに乗って
あの頃に還りたいぼくがいる
君に言いそびれた言葉を君に捧げるために
君なしでは生きられないんだと
声の限りに叫びたいぼくがいる


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