2009年02月25日 | 日記
節分で有名な「豆」は、日本でもずっとクリトリスの隠語だったとか・・
しばしばあちこちで、ギリシャ神話と日本神話との類似性が指摘されてるが、その原因はおそらく、ユーラシア大陸でヨーロッパと繋がってた時代の共通な文明・文化のせいだろと思う。
つい最近の歴史では、もともとギリシャのすぐ隣にいて、現在のロシア・キジル共和国までやってきた最初の騎馬民族の黄金の民スキタイの影響が強いのかもしれない(ロシア・キジル共和国のスキタイ墳墓遺跡は千数百年前の・・製鉄の鉄が青銅よりも格段に強力になった浸炭法発明直後)。このスキタイの騎馬文明を受けついたのが匈奴。騎馬遊牧文明は、その後モンゴル~トルコまで約二千年間ユーラシア大陸中央部を支配する。
特にトルコでは、トルコ人と日本人とは、東西に別れた同じ民族が分かれたもの・・とずっと考えられてきた!確かに、上記のバイカル湖南のスキタイ墳墓遺跡から日本海までは、さほど遠くないし(馬で数日!)、シベリア・沿海州~朝鮮半島北部に広がる世界一の鉄鉱山地帯を、金属加工や製鉄や騎馬騎射でユーラシア大陸を席巻した民スキタイ、最初の騎馬遊牧民だったスキタイが見逃すはずなどないのではないか!
→これらの根拠になるのは「鉄」の呼称ではと思う。日本の「鉄」呼称は、トルコ~シルクロード~中国のチュルク(=トルコ)語系・・一方で、シベリア~朝鮮半島~北日本の鉄呼称は、より古いスキタイ系のように思われる。ただ遺跡や文献が少ない等でそう主張する学者はほぼ皆無だが・・
古代ギリシャでも、豆まきの儀式が行われていて、ギリシャ・ローマでは、ユピテルの祭りや死者の登場する祭りには、家の主婦は豆(ソラ豆)を茹でて、供えなければならなかっととか。
《このため、通常、死者の葬儀、埋葬にあたってソラ豆を食べた。・・古代の人々は穀物とは言わず、幸運を招くためにソラ豆と言った(「博物誌」プリニウス)
つまり豆とは、女性のクリトリスを豆と表現したように・・女性原理や再生を象徴するものと考えられたようだ。生と死を媒介するような。
それゆえに、数や論理や音楽を理想として、それらを使い、純粋に合理的な推論のみで、真理を語ろうとしたピタゴラス学派が、神話を不純な論理によるいかがわしい思考とみなして、その代表格として豆(ソラ豆)を憎悪・拒否したのではないのかと思う。
ツバメもまた同様で、この鳥は「若いツバメ」とも言われるように・・春から秋にかけて二度も産卵する精力抜群の鳥だ。
おまけに水辺に近いこの世とあの世の境界に位置する鳥だ。この鳥はほんとに迷惑な鳥で、暴走族みたいな鳥だと思う。
堤防道路を走ってると車の前を、びゅんびゅんと猛スピードで横切る。車にぶつかった死骸があちこちに。
窓を全開して、ハードロックをがんがんかけても効果がないので・・「馬鹿野郎!どけどけ!」と怒鳴りながらの仕事帰りを思い出す。母の介護があるのでいつも100キロ以上での仕事帰りだった。
◆今日のネット漂流で気になったのは新装開店の「世に棲む日々」ーhttp://critic6.blog63.fc2.com/blog-entry-21.html#comment53
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