ゴルフというのは「マナーで始まりマナーで終わる」。
これは今週のゴルフ男子プロは小樽のサン・クロレラ クラシックで今季2勝目を飾った石川遼の言葉でもある。
最終ホールまでB・ジョーンズと同スコアで第1打までを比較するとジョーンズの方が若干有利といったところ。
しかし、遼君が起死回生のセカンドのバンカーショットをピン横2mにつけるミラクル。
対するジョーンズもバンカーから素晴らしいショットでピン手前3mの好ポジション。
二人ともバーディーパットを決めればプレーオフ突入というシーンだったが、残念ながらジョーンズはパットを外した。
その時、溜息ならぬ拍手がにわかに起こった。
ジョーンズの表情は悔しさとともにすぐさま怒りと悲しみのような表情を浮かべた。
同じような心無い拍手は遼君のスコアに肉薄する頃から度々起きていた。
TVの解説の人も残念がっていた。
確かにジョーンズは外国人であり、ツアー屈指の強豪だ。
対する遼君は日本人だし、年齢が若いということもあって、観客からすれば大きな体の外国人が「敵」で、小さな体の日本人は「味方」となるのだろう。
遼君を応援したい気持ちは私も同じなので否定しないが、同じ土俵で戦っているのだから、いくらパットを外して遼君が有利になったからといって、ジョーンズにたいする心無い拍手はひどい。
もし、遼君をはじめとする日本人選手が海外で同様な心無い拍手をされたらどうする?
ジョーンズは日本のレギュラーツアーに何年もの間参戦している親日家。
以前小田孔明プロからジョーンズのことについて聞いたが、彼はツアー屈指の強敵だが、人間的に素晴らしい人物だそうで、
ジョーンズを悪くいう日本人プロはいないとのこと。
事実、18Hのバーディーパットを決め、見事優勝を飾った石川遼は自身の優勝インタビューでジョーンズのことに触れた。
ジョーンズとの死闘を制したことへの達成感と彼の存在が自分のレベルを引上げたと言わんばかりに。
おそらく遼君も自身を応援するばかりにジョーンズに対する心無い振る舞いをする観客の存在には気づいていたはずだ。
しかし、インタビューでその人らに直接訴えるようなことはせずにジョーンズに対して褒め称えた。
ジョーンズと石川遼は正々堂々と力の限りを尽くした戦友なのだ。
しかし、観客という第三者の大半が石川遼の味方に廻った。
日本人は年齢が若かったり、身体的に劣る方を応援する情が備わっている。
それは先にも述べたが私も同様なので否定はしない。
しかし、海外から家族を養うために難しい日本語と日本の習慣を理解しようと努力して日本ツアーに長らく参戦しているジョーンズに対する露骨な心無い拍手は最低だった。
もし、自分の息子がプロゴルファーだとして、海外に挑戦しその国の選手と争い、同様な真似をされたらどうするのか?
見るに堪えがたいでしょ?その国が嫌いになるでしょ?
今日の二人の戦いは超一流だったが、それを見守る観客の一部は最低。
一流のプレイには一流の応援で応えたい。
これは今週のゴルフ男子プロは小樽のサン・クロレラ クラシックで今季2勝目を飾った石川遼の言葉でもある。
最終ホールまでB・ジョーンズと同スコアで第1打までを比較するとジョーンズの方が若干有利といったところ。
しかし、遼君が起死回生のセカンドのバンカーショットをピン横2mにつけるミラクル。
対するジョーンズもバンカーから素晴らしいショットでピン手前3mの好ポジション。
二人ともバーディーパットを決めればプレーオフ突入というシーンだったが、残念ながらジョーンズはパットを外した。
その時、溜息ならぬ拍手がにわかに起こった。
ジョーンズの表情は悔しさとともにすぐさま怒りと悲しみのような表情を浮かべた。
同じような心無い拍手は遼君のスコアに肉薄する頃から度々起きていた。
TVの解説の人も残念がっていた。
確かにジョーンズは外国人であり、ツアー屈指の強豪だ。
対する遼君は日本人だし、年齢が若いということもあって、観客からすれば大きな体の外国人が「敵」で、小さな体の日本人は「味方」となるのだろう。
遼君を応援したい気持ちは私も同じなので否定しないが、同じ土俵で戦っているのだから、いくらパットを外して遼君が有利になったからといって、ジョーンズにたいする心無い拍手はひどい。
もし、遼君をはじめとする日本人選手が海外で同様な心無い拍手をされたらどうする?
ジョーンズは日本のレギュラーツアーに何年もの間参戦している親日家。
以前小田孔明プロからジョーンズのことについて聞いたが、彼はツアー屈指の強敵だが、人間的に素晴らしい人物だそうで、
ジョーンズを悪くいう日本人プロはいないとのこと。
事実、18Hのバーディーパットを決め、見事優勝を飾った石川遼は自身の優勝インタビューでジョーンズのことに触れた。
ジョーンズとの死闘を制したことへの達成感と彼の存在が自分のレベルを引上げたと言わんばかりに。
おそらく遼君も自身を応援するばかりにジョーンズに対する心無い振る舞いをする観客の存在には気づいていたはずだ。
しかし、インタビューでその人らに直接訴えるようなことはせずにジョーンズに対して褒め称えた。
ジョーンズと石川遼は正々堂々と力の限りを尽くした戦友なのだ。
しかし、観客という第三者の大半が石川遼の味方に廻った。
日本人は年齢が若かったり、身体的に劣る方を応援する情が備わっている。
それは先にも述べたが私も同様なので否定はしない。
しかし、海外から家族を養うために難しい日本語と日本の習慣を理解しようと努力して日本ツアーに長らく参戦しているジョーンズに対する露骨な心無い拍手は最低だった。
もし、自分の息子がプロゴルファーだとして、海外に挑戦しその国の選手と争い、同様な真似をされたらどうするのか?
見るに堪えがたいでしょ?その国が嫌いになるでしょ?
今日の二人の戦いは超一流だったが、それを見守る観客の一部は最低。
一流のプレイには一流の応援で応えたい。