今週と来週は仕事の都合で長距離登山には行けません(涙)
なので、伝説的登山の紹介を。
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今年のスキーで何度かご一緒した悟空さん。
実はすごい人です。
いつも全開で激しい山行をしてらっしゃるようです。
そのひとつひとつが激しいのですが、ここでは伝説的登山を2つ紹介します。
まずは、富良野岳から旭岳の24時間縦走です。
このコースは、みなさんご承知のとおり、十勝連峰と大雪山系を抜ける北海道最高最長の縦走コースです。
美しい景色と大自然を楽しみながら普通は3泊4日くらいで歩きとおす道のりです。
約70km、累積標高5000mというところでしょうか。
↓本当に壮大なコースですね。(カシミールで作成)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/3b/1221ce4d9690f76066af1b662ca0dce9.jpg)
彼がこれを成功させたのが15年前。
HPでこれを紹介している方がいて、ネット上では知る人ぞ知る伝説になっています。
その記録はこちらです(管理人さんにはリンク承諾済みです)
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もうひとつは羊蹄山4往復。
snufkinjrさんと同じく一昨年にチャレンジしています。
所属の山岳会の50周年記念山行ということで単独でやっています。
以下、記念誌に掲載された内容です。前文と感想の一部を割愛していますがご了承ください。
【記念誌から】
2011チャレンジ羊蹄山(1日4往復)
6月25日(土) 天気良好(夏至から3日後、日照時間も長い)決行、
20:00 小樽(自宅)出発
21:30 倶知安、マックスバリューで食糧購入
比羅夫、真狩、喜茂別、各登山口の入山届箱に水と食糧をデポ
23:00 京極登山口 出発前の準備、カンカアルの皆さんへメールで山行計画を直前発表!
23:40 京極登山口 スタート 8合目ガレ場もペンキがしっかり、9合目霜が降りていたが、問題は無い。
1:40 京極ピーク 外輪は寒くウインドブレーカーを着て袖の中に手を入れる(指無しグローブの為)
1:55 比羅夫下山口 2合目下山中、今回最初の登山者とすれ違う。
3:40 比羅夫登山口 入山届箱に2人目の登山者が記入していた。
3:50 〃 水、食糧を補給、登り返し、夜明けヘッドライトを消す、前の2人を追い抜く
6:17 真狩ピーク 旧非難小屋跡、みんなへ2度目の一斉メール
8:12 真狩登山口 下りて行くと次々と、すれ違う登山者、50人位、登山日和の人気ルート
8:25 〃 水、食糧を補給、再び登り返し、ゴボウ抜き、塩が噴き出る。
11:00 真狩外輪 応援メールが続々と届き、気合いが入る。ここの外輪は岩場が多く慎重に進む。
11:30 喜茂別ピーク 下り8合目雪渓で滑り歩きにくい、7合目単独山ガール!とすれ違う。
4人を抜いたが、他に登山者はいなかった。人気が無いルートのようだ。
13:15 喜茂別登山口 喜茂別ルートは、急な直線が多く、脚に堪える、膝が痛む。
13:30 〃 水、食糧を補給、三度、登り返し、下りてきた4人が目を丸くして不思議そうにこちらを見ていた。上り5合目先程の山ガールとすれ違う。
さすがに4度目の登りはキツイ!応援メールがありがたい!!
16:15 羊蹄山山頂 やっと1898m山頂到着、仲平さんから、「ヤッタネ~!」と直接電話を頂き、
嬉しくて、目がしらが熱くなる。
16:25 〃 下山開始、もう他の登山者は見当たらない、静かな山頂。
16:35 京極下山口 下りがやたらと長く感じる、膝が痛みペースが上がらない。
18:40 京極登山口 ついに『羊蹄山1日4往復』達成!!!!(19時間00分17秒)
21:30 小樽帰宅 各登山口にデポして置いた余った水、食糧を回収し帰宅。
【水、食糧】水6L、ポカリスウェット2L、ウイダー4個、ショッツ12個、カロリーメイト4袋、バームク
ーヘン小袋4個、カリカリ梅4個合計(水2L、ポカリ0.5L、カロリー2袋、 バーム2個、余り)
【装備】ハイドレーションザック、カーボンポール2本、トレランシューズ、熊鈴、帽子、ウインドブレーカー
ハイコンプレッション(シャツ・タイツ)、半袖シャツ、7分パンツ、ブリーフ、靴下、指無グローブ、携帯電話
【感想】応援メールのお陰でメンタル的には非常に楽な山行でした。身体的には、3日間超筋肉痛(腿、脹脛、胸)10日間のだるさと言う代償がありましたが、50周年を記念し、達成出来た事を嬉しく思います。これからもカンカアルと言う名(カンカアル=エベレスト=チョモ・ランマ)に負けない様、みんなで頑張って行きましょう。
(以上記念誌から)
羊蹄4往復の軌跡。カシミールで作成。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/b7/5c20b866402c6394a3824a71722e1b34.jpg)
で、今年の7月22日、北海道トレイルランニングクラブさんが、練習会として羊蹄山4往復を実施するそうです。
これでまた4往復達成者が増えそうですね。
登山にはそれぞれの楽しみ方があります。
スピードを競うこともそうですが、花や鳥など自然を楽しむこと、景色を楽しむこと・・・
本当に人それぞれだと思います。
自分の楽しみ方は、どんな登山にするかを企画することから始まります。
そしてその企画を実行するにあたっては、お酒を楽しみながら、景色や達成感を楽しむ・・・そんな登山スタイルです。
まあ、基本はレジャーだと思っています。
これに対し悟空さんは、自分とはまったく対極にある、純粋な「全力登山」の方です。
常に全開で山に登り、降りていくスポーツ的なイメージで、そのために自身を鍛え続けています。
トレランやマラソンなんかにも参戦しています。
きっとこれからも激しい伝説を作ってくれるのではないでしょうか。
これからも悟空さんの全力登山に注目していきたいと思います!
なので、伝説的登山の紹介を。
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今年のスキーで何度かご一緒した悟空さん。
実はすごい人です。
いつも全開で激しい山行をしてらっしゃるようです。
そのひとつひとつが激しいのですが、ここでは伝説的登山を2つ紹介します。
まずは、富良野岳から旭岳の24時間縦走です。
このコースは、みなさんご承知のとおり、十勝連峰と大雪山系を抜ける北海道最高最長の縦走コースです。
美しい景色と大自然を楽しみながら普通は3泊4日くらいで歩きとおす道のりです。
約70km、累積標高5000mというところでしょうか。
↓本当に壮大なコースですね。(カシミールで作成)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/3b/1221ce4d9690f76066af1b662ca0dce9.jpg)
彼がこれを成功させたのが15年前。
HPでこれを紹介している方がいて、ネット上では知る人ぞ知る伝説になっています。
その記録はこちらです(管理人さんにはリンク承諾済みです)
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もうひとつは羊蹄山4往復。
snufkinjrさんと同じく一昨年にチャレンジしています。
所属の山岳会の50周年記念山行ということで単独でやっています。
以下、記念誌に掲載された内容です。前文と感想の一部を割愛していますがご了承ください。
【記念誌から】
2011チャレンジ羊蹄山(1日4往復)
6月25日(土) 天気良好(夏至から3日後、日照時間も長い)決行、
20:00 小樽(自宅)出発
21:30 倶知安、マックスバリューで食糧購入
比羅夫、真狩、喜茂別、各登山口の入山届箱に水と食糧をデポ
23:00 京極登山口 出発前の準備、カンカアルの皆さんへメールで山行計画を直前発表!
23:40 京極登山口 スタート 8合目ガレ場もペンキがしっかり、9合目霜が降りていたが、問題は無い。
1:40 京極ピーク 外輪は寒くウインドブレーカーを着て袖の中に手を入れる(指無しグローブの為)
1:55 比羅夫下山口 2合目下山中、今回最初の登山者とすれ違う。
3:40 比羅夫登山口 入山届箱に2人目の登山者が記入していた。
3:50 〃 水、食糧を補給、登り返し、夜明けヘッドライトを消す、前の2人を追い抜く
6:17 真狩ピーク 旧非難小屋跡、みんなへ2度目の一斉メール
8:12 真狩登山口 下りて行くと次々と、すれ違う登山者、50人位、登山日和の人気ルート
8:25 〃 水、食糧を補給、再び登り返し、ゴボウ抜き、塩が噴き出る。
11:00 真狩外輪 応援メールが続々と届き、気合いが入る。ここの外輪は岩場が多く慎重に進む。
11:30 喜茂別ピーク 下り8合目雪渓で滑り歩きにくい、7合目単独山ガール!とすれ違う。
4人を抜いたが、他に登山者はいなかった。人気が無いルートのようだ。
13:15 喜茂別登山口 喜茂別ルートは、急な直線が多く、脚に堪える、膝が痛む。
13:30 〃 水、食糧を補給、三度、登り返し、下りてきた4人が目を丸くして不思議そうにこちらを見ていた。上り5合目先程の山ガールとすれ違う。
さすがに4度目の登りはキツイ!応援メールがありがたい!!
16:15 羊蹄山山頂 やっと1898m山頂到着、仲平さんから、「ヤッタネ~!」と直接電話を頂き、
嬉しくて、目がしらが熱くなる。
16:25 〃 下山開始、もう他の登山者は見当たらない、静かな山頂。
16:35 京極下山口 下りがやたらと長く感じる、膝が痛みペースが上がらない。
18:40 京極登山口 ついに『羊蹄山1日4往復』達成!!!!(19時間00分17秒)
21:30 小樽帰宅 各登山口にデポして置いた余った水、食糧を回収し帰宅。
【水、食糧】水6L、ポカリスウェット2L、ウイダー4個、ショッツ12個、カロリーメイト4袋、バームク
ーヘン小袋4個、カリカリ梅4個合計(水2L、ポカリ0.5L、カロリー2袋、 バーム2個、余り)
【装備】ハイドレーションザック、カーボンポール2本、トレランシューズ、熊鈴、帽子、ウインドブレーカー
ハイコンプレッション(シャツ・タイツ)、半袖シャツ、7分パンツ、ブリーフ、靴下、指無グローブ、携帯電話
【感想】応援メールのお陰でメンタル的には非常に楽な山行でした。身体的には、3日間超筋肉痛(腿、脹脛、胸)10日間のだるさと言う代償がありましたが、50周年を記念し、達成出来た事を嬉しく思います。これからもカンカアルと言う名(カンカアル=エベレスト=チョモ・ランマ)に負けない様、みんなで頑張って行きましょう。
(以上記念誌から)
羊蹄4往復の軌跡。カシミールで作成。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/b7/5c20b866402c6394a3824a71722e1b34.jpg)
で、今年の7月22日、北海道トレイルランニングクラブさんが、練習会として羊蹄山4往復を実施するそうです。
これでまた4往復達成者が増えそうですね。
登山にはそれぞれの楽しみ方があります。
スピードを競うこともそうですが、花や鳥など自然を楽しむこと、景色を楽しむこと・・・
本当に人それぞれだと思います。
自分の楽しみ方は、どんな登山にするかを企画することから始まります。
そしてその企画を実行するにあたっては、お酒を楽しみながら、景色や達成感を楽しむ・・・そんな登山スタイルです。
まあ、基本はレジャーだと思っています。
これに対し悟空さんは、自分とはまったく対極にある、純粋な「全力登山」の方です。
常に全開で山に登り、降りていくスポーツ的なイメージで、そのために自身を鍛え続けています。
トレランやマラソンなんかにも参戦しています。
きっとこれからも激しい伝説を作ってくれるのではないでしょうか。
これからも悟空さんの全力登山に注目していきたいと思います!
悟空も煽てりゃ木に登る、ってもう登ってますよね!
ぴよしろうさんの独創的な山行こそ、伝説ですよ!
たぶん、この記事を見て凄い!と思う人がいると思います。
そしてそれはまた新たな刺激となって、みんながいろんなチャレンジを始めるきっかけになるかもしれません。
それはすごく意味のあることだと思います。
自分のブログもそんな風に誰かの参考になればと思っていますが・・・いまだレジャーの域を出ません(苦笑)
でもまあ、いろんな人がいろんなことをやっている、というのが面白くていいなー、と思います。
これからのご活躍を期待しています!
って・・・自分もがんばらなくてはいけませんね。
と、言いながらもその1/10、いや1/100もついて行けやしませんが(笑)
悟空さんもぴよしろうさんも、行動力は元より、その計画の発想力に度肝を抜かされ、そしていとも簡単に(見ている側にはそう感じる)実行されてしまうところが素晴らしい。
失敗するなんて思いもしませんから☆
これからも楽しみにしてます(←傍観者的発言)
この記録は福音です。参考にさせていただきます。
ありがとうございます!
1日大雪縦走や、羊蹄山4往復、一緒に行きませんか?
軽量化したmottiさんのスピードにも太刀打ちできません。
たぶん一緒に行ったら置いて行かれますね(苦笑)
まあ、自分は自分なりの山行をしていこうと思っています。
のんびり焦らずやりたいと思います。
自分は山中泊とかからむと面倒な気持ちになります。
いつか年取って時間がたっぷりできたらのんびり山中泊しながら山を歩きたいですね。
それまでは・・・なるべくOneDay・・・日帰りを極める感じがいいですね。
先日、富良野岳から旭岳ワンデイの提案があり、
ほぼ同時にこのブログにこの記録が紹介されました。
私には無理だと答えました。
そして一泊ならどうか?と返した返答がなぜか、このブログのコメントに載ってます。
きっと、ぴよしろうさん、酔っ払ってたのでしょう。
1日大雪”途中まで”縦走や、羊蹄山”3”往復くらいまでが限度です。すみません。