語学に本当に奔走中(旧子供の夢をかなえたい 旧英語に本当に奔走中)

娘Noneは現在某国公立大学生、今年院を受験予定。現在自分はジオシティーズ時代からのネット界の知り合いを捜索中。

Noneは塾に行ってしまいました。

2016-04-27 20:57:25 | 学習日記
Noneは明日、塾の宿題を塾に行って確かめる話に
していたのだけど、今日行くことにしました。

私は家に残って唯脳論を読んでいるのだけど、これは
Noneにはちょっと難しいし、脳について語ることを
理系の人たちが避けていた時代に書かれたブレークスルー
な作品であるというところに意味がある書籍といった
感じで、今Noneが読むとしたら、素直に最近分かった
脳にはどんな機能があるという豆知識みたいなのが
羅列されているような本のほうが読みやすい気が
しています。

今、アマゾンを検索していて、
運動・からだ図解 脳・神経のしくみ
石浦 章一
マイナビ出版


という本が、今年の3月に発行されたばかりだと
いうのだけど、こういうほうが、とっつきやすさは
あるだろうなと思いました。

今日、夕方、NoneがiPadでネットのクイズ問題に
挑戦している(このクイズに最近はまっているみたい)
傍らで、そろばんの最優秀賞を狙う高校生の特集を
していました。3人ピックアップされていて、2人は
有名な私立の進学校の高校1年生だったのですが、
ものすごい桁数の掛け算や割り算を暗算であっという
間に解いてしまったりしているんですが、もう空いて
いる時間はぜんぶそろばんに充てるぐらいのいきおいで
練習していて、

「こういう熱さがNoneに欲しかったな。」

「Noneはぬるいよ、ぬるすぎだよ。」

とかいったら、Noneはとぼけていました。

頑張る気ゼロです。

「唯脳論」を読んでいると、養老先生は哲学にも造詣は
深くていらっしゃるみたいなのだけど、哲学者を馬鹿に
していらっしゃるんじゃないかと思われるような記述も
多くて、哲学でやってきた私にはちょっとひっかかる
部分が少なくないです。

医学とか脳の研究とかそんなに進んでない時に思想を
発展させたひとたちなんだから、暖かい目で見て
ほしいと思うのですが。

まあ、哲学をするのは、なんで勉強するのかとかを
問うためにやろうとしていることなので、今日みたいに
自発的に塾で勉強したいというときには後回しにする
ことになると思います。

「最大多数の最大幸福」はホッブズじゃなくてベンサム
でしたね。間違いました。

ちょっと唯脳論は読んでいて疲れます。一応最後まで
読むつもりではいますが。

養老孟司の人間科学講義 (ちくま学芸文庫)
養老 孟司
筑摩書房


が届いたので、Noneが帰ってくるまで、どちらが
読みやすいか比較してみようと思います。

人間科学のほうが唯脳論の後で書かれているので
(正直、唯脳論の話は、もう古い知識になっている
んじゃないかと思われるので)新しい分だけ今風の
感覚で読めるようになっているんじゃないかと
期待しているのですが。

だいたいこんな感じです。
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やっぱり哲学の解説はいるみたい。

2016-04-27 08:53:29 | 学習日記
昨日、VOAの
Successful Debate Is Like Building a House
をやってもらったのですが、けっこう時間がかかって
1時間程度かかりました。

Noneの英語力というのは、奇妙な伸び方をした
状態になっていて、語彙力がありません。それを
文脈から推測する読解力でカバーしていたり、
リスニングで点数をとっていたりするのです。

模試のたぐいでも、読解とリスニングのセクションは
難易度が高い問題でも正解しているのに、語彙は
正解度が高い問題なのに不正解だったりします。

今回のVOAでも、VOAがキーワードにしている
太字の文字なんかはもちろんわからなくて、基本的な
語彙からして調べないといけないので時間がかかる、
かかる。

まあ、文脈で単語を覚えるタイプのNoneは
こういう文でgoogle翻訳のアドオンで語彙を調べる
ほうが楽しそうにしてくれるのですが。

今回の文は1時間ぐらいかかりました。しかも
文章の理解度はそんなに高くなくて、大雑把な
あらすじと、いくつかの語彙を手に入れた、という
状態です。

残りの1時間で「読まずに死ねない哲学名著50冊」を
読んでもらったのですが、1時間では古代ギリシア、
中世、近代のヘーゲルまで、という目標をクリア
することができませんでした。

というより、全体的に説明なしで読み進めていくのに
無理があるような感じがしています。

古代ギリシア哲学と、中世の哲学はそんなに深く
つっこまなくても、哲学がそういう形態をとって
いたという歴史に触れてくれればいいという
趣旨で目を通してもらったので、Noneの
理解が不足していても、まあ仕方ない、なのですが。
(私自身、学部で哲学していたときに、ギリシア
古典はほとんど目を通してなかったですし。)

近代にはいってからなのですが、昨日Noneが
目を通せたのはデカルトとホッブズだけでした。

でも、作者もさすがにデカルトの「われ思う、
ゆえに我あり」を理解してない人が本を手に取ると
思ってなくて説明が十分にされてなかったのか、
Noneがそこがポイントであるということに
気が付けなかったのか、そこを理解していません
でした。

ホッブズも理解しなければいけないとしたら、
「最大多数の最大幸福」だと思うのですが、それも
意味をとれてませんでした。


なんでこんな子が「恣意性」を知っていたのか不審に
思って聞いてみたら、前の塾で土曜に国語と英語を
先生のオリジナルテキストで習っていた時に出てきた、
という。

「あのワクテカ先生なら好きそうな言葉だな。」

ということで、近代以降の人物の書評については
ポイントをついて読めているかを確認しながら
読んでいった方がいいんじゃないかという状態です。

「われ思うゆえにわれあり」
も、
「最大多数の最大幸福」
も、説明をすればNoneは興味を持ちました。
とくに「最大多数の最大幸福」はあれこれ質問して
いましたね。

この時点でこれでは、先は長いなと思わなくも
ないですが、「唯脳論」を読んでいると、何人かの
哲学者の言っていることを踏まえて話をしていたり、

この時点の哲学でつまづいていたら、「唯脳論」で
言われている、構造と機能を分けて考える、という
ところも理解できるのかという状態になると思います。

今日も塾はお休みです。もしNoneが今日も
学校と塾の宿題を把握していなければ、昨日と同じ
VOA読んだら「読まずに死ねない哲学名著50冊」
の続きを読んでもらうことにしようかなと思っています。

とりあえず、GWに「読まずに死ねない」は少しずつ
読んでいってもらって読了を目指してほしいなと
思っているのですが。

私自身はNoneが「幸福」とか「自由」という
言葉を使用するときに、ある程度の哲学を踏まえて
その言葉を使用してないところに歯がゆさがある
ので、そのへんを解決したいと思うところがあり
ますし、そのうえで自分の自由な時間をなんのために
使うかを再考してほしいなと思います。

一応、この本を読了した状態の時に、「自由」とは
時間や行動が制限されてない状態のことのみを
さすわけではないことがわかってもらえると
期待しています。

当初予定していたざっと目を通すという方法じゃ
なくて、1冊の書評を読んで、私と理解を確認して、
ホッブズのところのように、感想をNoneなりの
哲学をNoneの語りたいように語ってもらって
思考を育てていく読み方にしたいなと思います。

まあ、基本的にGWは受験勉強を前提とした、塾の
宿題と学校の宿題で時間をとるのだと思われますが。

まあ、私としては、何のために勉強をしているのか
とか、生の意味とかを後回しにして、詰込み勉強
するのはNoneには向いてなくて、Noneなりの
目標を持って続けて行ってほしいなと思っています。

だいたいこんな感じです。
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