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あやかし(姫)@~。ほにゃらら・・・おばちゃん( 秘かに生息 )。  

東日本大震災から 一年 

2012-03-12 08:24:06 | 東日本大震災 関連
 2012 ・ 3 ・11 
弘明寺さんの、東日本大震災の物故者追悼と復興を祈念する式にでかけた。
いつもの縁日には沢山のヒトが集まるのだけれど、この日は 1/2 位の人出だった。

いつもの 8のつく日の、お護摩の日とはうってかわって、お坊さま方は皆 正装(?)だった。紫色とも群青色とも思える美しい袈裟をきて、厳かにご供養は始まった。

お寺さんのことはな~~んにも知らないものだから、この日もお護摩を焚くのかしらん?と思っていたけれど、それって多分生きているものの煩悩を焼くのであって、お亡くなりになった方々のご供養には行われないのだろう。(ですよね)

お経も、何というお経なのかは全くわからず。ただただ 静かで、厳かな感じのものだった。
あの世に出かけてまで うるさいんじゃあ御霊も休まらないだろう。

そんなこともわからず、全く自分は非常識な人間だなあと今更のように思う。
( 亡くなられた方々の御霊が皆無事に極楽浄土につけますように! )
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 ある被災者の声
「 絆・絆 って、きれいごと言っているけれど、みんな、がれきの一つも受け入れてくれないじゃあないですか!」みたいな発言。
(ですよね)
 73歳のおばあさんの映像。後ろからせまりくる津波に飲まれる。
その後、何でも流れてきた角材につかまり、流れている屋根に打ち上げられ、その屋根が陸につれて行ってくれた。
どのTVの、どの映像で言われた言葉か忘れたけれど、「 神ごと 」という言葉をこのあと何度も 家庭内 Bさまと顔を見合わせ、言い合った。
つまり神様がお決めになる出来ごと、という理解をワタシタチはした。

 サクラさん(仮名)の家。多くの家が流されて行く中、新築の家がそのまま残ったお宅があった。なんでも、自宅前の公園のサクラの木に、津波と共に流れてきたものがひっかかり堤防の役割りを果たしてくれたらしい。そのサクラの樹の何本かは無残な姿になったけれど、二本ばかりは残って新芽が出ていた。「 神ごと 」
 老人介護施設の19歳のお兄さん、迫りくる津波にひるむことなく車いすの94歳のうめさんを助ける。文章にすると、それだけの事になってしまうのだけれど、お兄さんにも一瞬の迷いはあったらしい。
うめさん、結構ボケがあるらしいのだが、このお兄さんのことだけはよくよく覚えていて涙を流す。

思うに・・・
相手がボケているからといって、精神的な病気(例えば精薄とか)を抱えているからといって、普通人は”わからないだろう”と思っているのではないかと思うけれど、実はそうではないとワタシは思っている。むしろ、そのような人達は どこか、自分自身のすがたをも冷静に見据えているような、遠くの魂(こころ)を持った存在であるように思う。
弱者と思われている人々は 弱者であって 弱者ではない。
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この日、性懲りもなくお大師さまのおみくじを引いたあやかし@小坊主は、そのおみくじが、同じくあり得ないほどの厳しいものであったので、すっかり落ち込んでいる。

その最ごのお言葉・・・すべてに順調でないからといって悲観してはいけない より不幸を呼ぶことになる。

被災者の方々と違って、今 自分のかかえている課題などふけば飛ぶようなものだけれど、それでも凡人であるから、なかなか思いきることが難しい。

こういう時は、お掃除しかないでしょう!本日久々晴れました。ソロソロおひなさまを片づけましょう!
コメント
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