昔所属していた、児童の言語生態研究会の、自分に関するテープをおこすことにした。上原先生の声はよくとおるので、おこしやすいけれど、なにせ勢いがあるので1分間に話す言葉の数が半端ない。大変である。
今回は 一言一句 できるだけその通りにおこすつもりなので、手間がかかる。何度もカセットテープを巻き戻して正確におこしている。
ガラケーサイズの録音機に移し替えて、早さを調節して(遅くして)聞こうとしたが、雑音が入って聞きづらい。二つの器械をつなぐコードがあればいけそうな気がするけど・・・。
それにしても、指導をいただいている40年のワタクシが ただ今のワタクシとほぼほぼ同じ姿勢(構え)で生きていることに愕然とした。
つまり、争いごとからは逃げる。面倒なことがらからは距離を置く。という姿勢をとる。
あと、金銭に関して言うならば、アルバイトはお金を頂くための手段。人間関係が面倒な感じになってきたら、さっさと辞める。ある意味、加害者にも被害者にもなりたくない。見て見ぬふりもしたくない。(いじめあり。うそつきあり)綺麗ごと言ってるけど。
どこかで、( だって 正社員じゃあない、タダのアルバイトなのだから、いただくお金と自分の労働が とんとんで釣り合わなければやっている意味がない。)という風に考えている。
自分の能力には限りがあるし、過剰のストレスを抱えるアルバイトであれば、体をこわしそうなら さっさと辞めるのが賢明な選択だと思う。
しかしながら、学童のアルバイトは別格だったな~。だって未来の子供たちを育てるお仕事だからね。お金のためだけじゃあない。そこには 理想だって願いだってあるわけで・・・ね。
40年前のテープを聞きながら、偉そうになんだかんだいってるけれど、結局のところ、いつも 逃げてきたかもな~。
その点、上ちゃんは やっぱり凄い人だったなあと思う。被爆者であっても、片肺なくても最後まで頑張っていたし。言行一致のところが何より凄い。
だけど、ワタシは ちょろちょろ生き延びる ということを選択すると思う。ずるいと言われようとも、卑怯と言われようとも、自分の生を長らえ、いきぬくことだって、それはそれでなかなか大したことだと思うんだ。