2024年2月28日の日経新聞が、アップルは27日、電気自動車(EV)の開発を中止する方針を固めたと報じていた。
そして携わっていたスタッフの多くは人工知能(AI)部門に移り、生成AIのプロジェクトに集中することになるとの事。
今回の報道はEV販売が期待外れの結果に終わり、複数の主要自動車メーカーが投資撤回と価格引き下げに踏み切る中で浮上した。一方、AIは勢いを増す。今回報じられたアップルのリソースシフトは、マイクロソフトやグーグルなどAI技術で先行する競合との差を埋める一助になる可能性がある。
英国を拠点とする投資プラットフォーム、ハーグリーブス・ランズダウンの幹部スザンナ・ストリーター氏は「AI関係のあらゆるものに熱狂が集まる中、投資家のEV熱は薄れており、巨大IT企業はトレンドを追っている」と指摘する。
この冬、欧米の寒冷地で、EV車の充電の行列が出来て、待ちくたびれて、EV車放棄するニュースが出て居た。これはEV車固有の問題ではなく、Li電池の問題である。スマホの1万mWhの小電量Li 電池ですら充電時間は数時間かかる。30年前に出荷されたトヨタのHVのプリウスもLi電池から出火、暫く水素ニッケル電池にしていたが、アルカリで、電荷3のLiは、そもそもが大容量が必要なEVには不適だと思うが、大勢の二次電池開発者が長年にわたって求めても、Li二次電池以外に解が見つかっていない。
だから、現在のLi電池の可燃性の水溶性電解質に変えて、固体化し、さらに小セル化して、衝撃に強く、充電時間が短く、重量当たりの電気容量がおおきい固体電池開発を急いでいるのであろう。
それが完成するまでは、現在のLi電池のEV車は使わない方が良いという事。ここで問題なのは、中国で国策でEV車を大量生産させたが、電池は、水溶性電解質のLI電池で、充電時間がかかり、衝撃に弱く、低温だと充電能力が下がるという優れもので、自動車先進国では手を出さなくなっている。30億所帯分のマンションを作ってしまって、大量の不良財産を抱え込んだ中国、RV車でも大不良在庫を抱え込んだのではなかろうか?
自前で固体電池を開発できないが故に、固体電池開発に総力を挙げているトヨタの成果を!!と勘繰りたくなる。