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米朝協議、北朝鮮代表が「決裂した」と表明

2019年10月06日 10時27分15秒 | 日記

 

 米国と北朝鮮は5日、スウェーデンの首都ストックホルムで非核化を巡る実務者協議を開いた。ロイター通信によると、北朝鮮の金明吉(キム・ミョンギル)首席代表は同日夜(日本時間6日未明)の協議後、記者団に「交渉は私たちの期待を満たさず、最後は決裂した」と表明した。

アメリカはどう対応するのだろうか?

北は、米朝トップ会談の前に、潜水艦から発射できるICBMを実験開発したり、韓国は韓国で、軍事費を急増させ、軍事力評価では日本に次ぐ7位になるまで軍事大国になっており、仮想敵国を日本にしているのではないかとおもえて、文政権の方針が読めない。

島国日本、ほんの3,40年前の元気は今や無く、このまま行くと後進国の光背を拝むしかないくらい落ちぶれかねない。同じような極東の民主主義国家である、小さな半島国家の韓国は、後進国の光背を拝むなんてのは、まだ良い場合で、奈落の底に落ちかねない。

日韓の両首脳、今こそ、奮起してそれぞれの祖国を復活すべきである。

 

 

 

北朝鮮首席代表の金明吉(キム・ミョンギル)前駐ベトナム大使(中)=ロイター

北朝鮮首席代表の金明吉(キム・ミョンギル)前駐ベトナム大使(中)=ロイター

【ワシントン=永沢毅】米国と北朝鮮は5日、スウェーデンの首都ストックホルムで非核化を巡る実務者協議を開いた。ロイター通信によると、北朝鮮の金明吉(キム・ミョンギル)首席代表は同日夜(日本時間6日未明)の協議後、記者団に「交渉は私たちの期待を満たさず、最後は決裂した」と表明した。

米国務省は北朝鮮のコメントについて「議論の中身を反映していない」と反論するとともに協議継続に前向きな声明を出し、両者の溝の深さをうかがわせた。北朝鮮の非核化は一段と不透明さが増している。

協議はストックホルム郊外の施設で8時間超に及んだ。米国はビーガン北朝鮮担当特別代表が出席した。

金首席代表は、協議が決裂した理由を「米国が古い視点と考え方を捨てられていない」ためだと主張。さらに「米国は柔軟なアプローチのような提案によって期待を高めたが、大いに私たちを失望させた」と指摘し「交渉の席に手ぶらで来て、私たちの熱意をそいだ」と非難した。

一方、国務省は「米国は創造的なアイデアを持ってきたし、良い議論ができた」と表明。非核化や新たな米朝関係の構築などの進展に向けた「いくつかの新しい提案を説明した」とした。米国はスウェーデン政府が提案した2週間以内に協議を再開するとの案に同意したという。

米朝は非核化と見返りの手法を巡って立場に大きな隔たりがあったが、今回もそれが埋まらなかったとみられる。金首席代表は、核実験と大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射実験についても「凍結を継続するかどうかは米国の対応次第」との認識を示し、米国の譲歩を促した。

これに先立ち、ポンペオ国務長官は「私たちはいくつかのアイデアを携えている」と述べ、膠着打開に向けた提案をする可能性を示唆。同時に「今回の協議がこれから数週、数カ月にわたる対話の道筋をつくるよう望んでいる」と期待感を示した。訪問先のギリシャでの記者会見で語った。

米国は北朝鮮が全面的な非核化に取り組み、その見返りに米国が制裁の完全な解除に応じる「ビッグディール」(大きな取引)を志向。非核化の進展に応じて制裁緩和の見返りを与える段階的な非核化を求める北朝鮮との溝は深く、膠着状態が続く要因となってきた。

 
 

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