https://wanoka-sanno.com/
和菓子のマイスターといっていい三納寛之さんのHPです。
ご自身のお店をお持ちではないので、ネットで求めるか、運が良ければ、デパートなどで出逢いのチャンスもあるそうです。
練りきりのお菓子は、お茶席専用、と思いがちですが、視覚、嗅覚、触覚、味覚とあらゆる感覚を駆使していただくこのお菓子は、お茶の供ではなくて、主客の位置にある気がします。
京都を歩く、という趣旨のテレビ番組を少しだけ見ていましたら、喫茶「静香」が紹介されました。
もう10年前くらいになるのですが、千本今出川交差点、北野天満宮がすぐそばのあたりですが、ワンルームマンションを一部屋持っていました。D大学やR大学の学生さんなら借りてくださる、と不動産屋さんに太鼓判?を押されて、老後に備えて一種の運用のつもりで、思い切って買ったのですが、全く店子運がなくて、ずっと空き部屋状態。諦めて、一時期、自分の上洛の際の居場所にしていたこともありました。
9階だったか10階だったかで見晴らしがよく、観光的にも満足できる視界でした。
そこに泊まった翌朝は、近くの喫茶店「静香」に行きました。
![]()
天神さんの程近くに老舗「老松」があります。京都の和菓子屋さんの代表格とも思えぬくらいの慎ましい北野の本店に今どき立ちますと、つい求めたくなるのがこのお菓子です。


四国でしたかの決まった夏柑から、作られるゼリーとも一口では評せませんが、前述のさんのうさんの「蜜柑」は見た目がもう蜜柑そのもので、中身は餡のお菓子、というのとだいぶ違います。
どっちもこれからの季節には、一度くらいは自分のために取り寄せて口にしたい逸品であることには間違いありません。
お菓子は、時折慰めになります。甘いという味覚の理由もありますが、外観の美しさも十分理由になりますね。
味覚と外観と、で身近のお菓子では、ほぼ通常手元に置いてつい口にするお菓子はこれです。

金沢のお菓子で「愛香菓」といいます。シナモンがお好きでない方はちょっと苦手かも。
もう一つ、常備しているのは、「松の子」といって、松の実に和三盆がコーティングしてある小さい干菓子。

やけ酒というもので、気を紛らわすご仁がいらっしゃるようですが、私はやけ菓子 でしょうか。一度に多くを口にするようなお菓子ではないので、それでも、日に何度も美しい漆器の菓子器に少々、置いては口にして、寂しい思いを払おうとします。
気づくと、今月は唐子の振出と青磁の振出との二瓶、食しておりました。。。
おっと危ない、もっと他のことで自分を支えないと、と気づかされたところです。
お恥ずかしい限りです。
和菓子のマイスターといっていい三納寛之さんのHPです。
ご自身のお店をお持ちではないので、ネットで求めるか、運が良ければ、デパートなどで出逢いのチャンスもあるそうです。

練りきりのお菓子は、お茶席専用、と思いがちですが、視覚、嗅覚、触覚、味覚とあらゆる感覚を駆使していただくこのお菓子は、お茶の供ではなくて、主客の位置にある気がします。
京都を歩く、という趣旨のテレビ番組を少しだけ見ていましたら、喫茶「静香」が紹介されました。
もう10年前くらいになるのですが、千本今出川交差点、北野天満宮がすぐそばのあたりですが、ワンルームマンションを一部屋持っていました。D大学やR大学の学生さんなら借りてくださる、と不動産屋さんに太鼓判?を押されて、老後に備えて一種の運用のつもりで、思い切って買ったのですが、全く店子運がなくて、ずっと空き部屋状態。諦めて、一時期、自分の上洛の際の居場所にしていたこともありました。
9階だったか10階だったかで見晴らしがよく、観光的にも満足できる視界でした。
そこに泊まった翌朝は、近くの喫茶店「静香」に行きました。


天神さんの程近くに老舗「老松」があります。京都の和菓子屋さんの代表格とも思えぬくらいの慎ましい北野の本店に今どき立ちますと、つい求めたくなるのがこのお菓子です。


四国でしたかの決まった夏柑から、作られるゼリーとも一口では評せませんが、前述のさんのうさんの「蜜柑」は見た目がもう蜜柑そのもので、中身は餡のお菓子、というのとだいぶ違います。
どっちもこれからの季節には、一度くらいは自分のために取り寄せて口にしたい逸品であることには間違いありません。
お菓子は、時折慰めになります。甘いという味覚の理由もありますが、外観の美しさも十分理由になりますね。
味覚と外観と、で身近のお菓子では、ほぼ通常手元に置いてつい口にするお菓子はこれです。

金沢のお菓子で「愛香菓」といいます。シナモンがお好きでない方はちょっと苦手かも。
もう一つ、常備しているのは、「松の子」といって、松の実に和三盆がコーティングしてある小さい干菓子。

やけ酒というもので、気を紛らわすご仁がいらっしゃるようですが、私はやけ菓子 でしょうか。一度に多くを口にするようなお菓子ではないので、それでも、日に何度も美しい漆器の菓子器に少々、置いては口にして、寂しい思いを払おうとします。
気づくと、今月は唐子の振出と青磁の振出との二瓶、食しておりました。。。
おっと危ない、もっと他のことで自分を支えないと、と気づかされたところです。
お恥ずかしい限りです。