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かわトンボ

2012年07月23日 | 少し昔のお話

子供のころ、藪の中の清流には、黒い羽根の「かわトンボ」がたくさん飛んでいた。

藪の中の小道をつっきって行くと、こんこんと湧き水があふれる小川があった。

家から300メートルほど、畦道を通って藪の道にはいる。

母や、祖母は、この小川で洗濯をしたので、ついて行った。

夏は冷たく、冬は暖かい、恵みの湧水であった。

かならず夏は「かわトンボ」が羽を、ゆらゆらさせて、迎えてくれた。

桃太郎の時代から続いた、「川に洗濯」である。

この藪影の道を、中学生の時、水彩でスケッチしたのがあるので、紹介しよう。

この小川は、つぶされてないが、田舎に帰ると神社の脇の川で、今も「かわトンボ」が見られる。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
冬は暖かい、そんな湧水って嬉しいですね。確かに... (kazuyoo60)
2012-07-23 16:32:45
冬は暖かい、そんな湧水って嬉しいですね。確かに我が家の井戸水もそうではありますが。
今もそのトンボたちが元気でいてくれるのですね。トンボ可愛いですもの。
絵がお上手なのが羨ましいです。
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kazuyoo60さん。 (吉天)
2012-07-23 21:53:14
kazuyoo60さん。
かわトンボは、きれいな水の川でないと生息しないのです。
今の我孫子の水辺では、見られません。
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