手賀沼の、沼辺に広がる新田の稲穂が出始めた。
あの白鳥の荒らした田んぼの稲も被害もなく、稲穂を出している。
やがて収穫の時期がきて、新米が得られるのも一・二ヶ月だ。
こんな時に、農水省の方針で、コメの放射性物質について、収穫前と収穫後の２段階で検査が実施されることに。
基準値を超えれば、出荷停止もある。
お茶、稲わら、汚染牛肉の後手になった対応もあり、コメは収穫前から調べることになった。
そんなにまで、汚染が広がっているのに、この先どこに住んで何を食べればいいのだ。
ブランド米も、汚染米になれば、農家も最悪だ。誰が保証するのか。
原発は安全だと偽って、推進してきた人間が太っている。こ奴等から賠償金を取っても放射性物質は、どんどん広がって行きとめようがない。
勧善懲悪の水戸黄門も、もうよかろう。と今年いっぱいでドラマを終える。
最初から栽培禁止地区も気の毒でしたが、手間暇かけて出荷停止になったら、それに、広い地区がそうなったら米不足、食糧不足になります。
食物から効果的に放射能を取り除く方法が見つからないものでしょうか。無理な期待とは思いますが。
食べるものも、プールも、運動場も、放射能に汚染されて、大変ひどいことになっているのに、「脱原発」に踏み切れないのはどうしてなのでしょう。
どんなに危険でも、原発維持推進で得する人がいるからでしょう。
子々孫々にわたって影響のある放射能汚染の犠牲になるのは嫌です。
この際、今までに原発で稼いだ人たちは、救済と復興にお金を吐き出してほしい気持ちですよ。