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兎(うさぎ)の文様

2010年11月08日 | 文様・模様・家紋の世界
来年の干支は、卯ということで、古来よりの兎の文様を、調べてみよう。
兎を文様化することは、中国から月の兎伝説と共に伝わったといわれ、「天寿国繍帳」(中宮寺蔵)に薬壺を前にした兎文様はわが国最古。
神話の因幡の白兎や、謡曲「竹生島」由来した波に兎の模様も多くの工芸品や、染織品に見られる。
「花兎金襴」の名で知られる「角倉金襴」は、草花の下に兎がいる文様。
きものや、帯の模様に応用されている。
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波兎文狂言衣装(部分)現職染織大辞典より転載。


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2 コメント

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kazuyoo60さん (吉天)
2010-11-09 10:03:25
kazuyoo60さん
月に兎の形を見たのは、中国と日本です。
ほかの国は、違った形に見えるそうです。
兎の模様は、いろいろありますが、映像で紹介するのはうまくゆきませんので、後ほど。
今は、ペットして飼っている人もいるかと思いますが、タンパク質源が、なかった頃は、鶏同様に、家畜?として食用にしました。毛皮は、戦地の兵隊さんの防寒用使ったと聞いています。昔の話です。
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>月の兎伝説 (kazuyoo60)
2010-11-08 18:15:01
>月の兎伝説
はっきりとウサギには見えないのに、無理に兎と思いこませていました。
母の小さい頃、ウサギも飼っていたと聞いたことがあります。食用かどうか、聞きもらして、もう聞けません。鶏は昔の農家ではどの家も買っていて、来客時には肉になってたようです。
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