吉天の生まれた昭和12年は、しかも生まれ月の7月に、盧溝橋事件が勃発、戦火は華北から華中に広がり、日中戦争は全面化したのである。
政府は、「挙国一致」「尽忠報国」「兼任時給」 「堅忍持久」のスローガンを掲げ、国民精神総動員が大々的に展開された。
日中戦争(支那事変)から、(大東亜戦争)に続く第二次世界大戦と世界を敵に回して戦い、原爆、の洗礼を受け、敗戦。
政府と言うのは、軍の独裁で、閣議決定で戦争はじめ、言論弾圧に至るまで進められてきたのだ。
多大の犠牲を払い、得たものは、憲法九条である。
アメリカや、連合国に、破れてもう戦争はしませんと言ったのに、そのアメリカが、また戦争にかりだそうとしている。
昔の兵器とわけが違う、三八式歩兵銃を担いで戦えない。
大量殺りく兵器は、どこにいても殺される。後方支援と言っても、死ぬのは覚悟しなければならない。
だいたい、銃規制の無いアメリカは、好戦的だ。
いつでも銃に手をかける。そう言えば、アメリカ独立記念日は、やはり因縁の七月だ。
銃で独立を勝ち得た国だ。
昔、研修でロサンジェルスへ、行った時だ。宝石店の前に、何気に立っていたら、警備員が、「ウォッタ」と言って、腰の拳銃に手をやったので、大いにビビった事がある。
何かと因縁をつけて、戦争を仕掛ける大国の、腰ぎんちゃくになって、鉄砲玉になって、死んでもいいのかい。ねー安部さんよ。
私の、生まれたころから、戦争の道が続き、国民学校(小学校)2年の夏に終戦になり、今まで平和な世の中でした。
七十七歳になって、また戦争に加担するようになるとは、いつか昔の道に戻ることになるとは、厭なことです。
偉い人は命令するだけですから。
自衛隊員が国民がどうなってもいいんです。
大国の言いなりです。
アメリカは、まだ不満だそうです.
何処までも、尽してついていかなければ、うんと言わないです。
アメリカにNOと言える総理はいないのです。