ぽかぽかと行きましょう

急がず、後れず。自分の歩幅でぽかぽか行くようなブログです。

憎まれっ子世に憚る。

2012年10月22日 | 歩く、歩く。
このところ、遊歩道をゆくと、黄色いセイタカアワダチソウが、はびこって、景観を著しく損なっている。
子供の頃は、キリンソウといって、庭の片隅に、楚々と咲いていたものだ。
それが、今は、荒れ地ばかりでなく、あたり一面を黄色い穂がざわざわとのさばっている。
まさに、憎まれっ子世に憚るとは、このことだ。
どこの世界にも、憎まれっ子が、幅を利かしているものだ。



秋の日はつるべ落とし。

2012年10月21日 | 歩く、歩く。

秋の日の暮れることの早いのを言う。

井戸がないと、井戸を見たことないと、釣瓶知らない。

笑福亭鶴瓶なら知っている。

どんなものか、釣瓶で検索して。

滑車で、井戸の中にどぶん。と、早い。

まぶしい夕日が手賀沼の向こうに輝いていたと思ったら、数秒で消えて行く。

犬の散歩も、ウオーキングも、薄暗がりの中に消えて、虫の声だけがかすかに響く。

キリンソウの黄と、銀色のススキの穂が、わずかな風になびいている。

本当に日の落ちるのはやい。

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都会の一こま

2012年10月21日 | まち歩き

銀座の、イタリアブランドのお店。

今日は、特別イベントの日らしい。

お店には、お客がいっぱい。

この外人モデルが、身につけているものやバックなどすべてこのブランドの商品。

そして、このモデルさんは、10分ほど身じろぎしないで、瞬きすらしない。

マネキン人形と見間違う。

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キンモクセイの香りから、キンモクセイへ。

2012年10月19日 | 日常・身の回り

住宅街を歩くこと、一時間半ほど。

キンモクセイの香りとともに、晴れてきて、今朝がたまでの雨は何処へやら。

快晴で、行楽日和だそうだ。

角を曲がるごと、三軒に一軒ほど、キンモクセイ、今が満開でその香りのとだえることなく、続く。

すでに早いこと、黄金の花こぼれているところは、金砂子撒いたようだ。

沼辺を歩くのもよいが、香りをたどってゆくのもよい。

秋の散策は、辻から辻へ。不審者に間違えられないように、まっすぐにゆく。


時は秋、萩の文様。

2012年10月18日 | 文様・模様・家紋の世界
琳派の酒井抱一筆の秋草図屏風にある萩は上を向いて咲いている。
同じ抱一の筆になる四季花鳥図屏風では、萩が枝垂れて咲いている。
しかし、枝は垂れているが、花は上に向かって立ち上がっている。
尾形光琳の秋草模様小袖の萩は枝垂れないで上に向いて咲いている様に見える。

最初の秋草図屏風は、抱一の光琳写しの作品だからであろうか。
四季花鳥図屏風は、六曲一双で、丁寧な写生に基づく美的な絵画の世界である。
参考に、このタブレットのカメラで萩の部分を写してみた。
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鈴虫や、コオロギも描かれている。

はぎの模様は、絵画から出て、工芸品や、染織にも多く見られる。
そして、伝統な家紋にも、萩の紋章がある。
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都心の駅は、やはり迷子になる。

2012年10月17日 | まち歩き
電車おりるまでは、時間通りで、降りてからから、駅の中うろうろ、トイレ探したりしておもてに出るまで、約20分、それから、バス停もすぐに見つからない。
結局、目的地につくまで、30分は余分にかかる。
これが私鉄に、乗り換えるときは、もっと大変。
往復して、無事に帰ってくる、事ができれば、上出来である。
富士の裾野の青木が原樹林に迷い込んだら絶望的だ。
駅は、口が利ければ、尋ねる人が、いるから助かる。