鬼がわら〜〜〜〜


かきくえば〜〜〜〜


中学生の時に写生会か何かで訪れた事のある法隆寺。
実に50年ぶり

えーっ!こんなに大きなお寺さんだったっけ?
古い記憶の中からは探り出せなかった風景に時の流れを感じずにはいられなかった。
砂利の敷かれた境内をザクザクと音を立てて歩きながら、ぽんが、「これ誰が作った?工事の人?」
なんて聞くから吹き出してしまったけれど、
いや、確かにそうだよ。工事の人達だよ。
名前も残らぬ沢山の工事のお兄さん達やおじさん達が
遥か昔に苦労に苦労を重ねて作り上げたんだよ。
雨風に、耐え抜いている木造建築。
悠久の時を超えて存在し続けている。
建立されてから現在に至るまで、どれだけの人達の手で守られて来たのだろう。
かぁちゃんが目の前から居なくなってから
立て続けに沢山の知人が旅立たれた事を聞いた。
この夏、遂にお中元を送る方が一人もいなくなられた事に気付いて何とも言えない気分になった。
やがて我も行く道だと、おかしなくらい平然と感じつつ、
もう先延ばしなんて悠長な事は言ってられない。
………言ってしまってるけど〜〜😛
何か行動する度に、諦めにも似た感情と同時に焦りに似た感情が付き纏う今日この頃。
未だに方向性も決まらず……焦点が定まらない……
音も聴けない。一人ではTVさえ観られない

そんな中で、ともすると引き籠りがちな私を、ぴぃが何かと声を掛けて外へ連れ出してくれる。
ありがとよ、我が妹よ
