『あざみの歌』は まだ歌えますか

泣いて、笑って、歌って介護!!そんな日常の過去の記録と
新たに今一度自らを見つめてぼちぼちと戯言なりを綴ります。

早く治まれ!

2020年03月11日 14時04分00秒 | 日々の出来事
河川敷に続く長い階段を10人以上の小さい子供達が
きゃっきゃっとはしゃぎながら登って行く。
付き添いの大人は一人か?二人か?

お昼過ぎには、流行りの歌を大きな声でユニゾンで歌う
少し大きなお姉ちゃん達の声が響く。

「おーい、どこ行く?」
と、互いに声をかけながら、道の真ん中を
少し大きなお兄ちゃん達が
自転車で隊を組んでゆっくり走り去る。

おいおい、スマホを見ながらの自転車は危ないって

夕方近くになると、
今度は長い階段を群れを為して?降りて来る

最初は小さな子供達。
そして少し大きな子供達。
「気ぃつけて降りやぁ、そんなん持ってたら、足元見えへんやん!
見てる方が怖いわぁ。」 
と、見守るお母さんも大変

近頃では、夏休みすら、こんなに階段が賑わう事は無かった。
春の訪れを感じさせる陽気が、微笑ましささえ感じさせてくれるが

そうだよね。
河川敷の公園なら、風通しも良いし、ぎゅうぎゅう詰めにもならないし
退屈を紛らわすには丁度良いのかもね……

なんだか本当に嫌な事になって来ましたね。

先日、窓を開けたら急に鼻がムズムズして
すぐに喉をやられる私など
咳が一つ、二つ……

花粉……飛び回ってるなぁ……

と、デイのスタッフさんと話をしてたら
「僕も花粉の時期は喉をやられるんです。
けど、今は咳をしただけで、白い目で見られる。」って……

なんだか、そう言う所が本当に嫌な事になっている。

あ、そうそう。
二週間ほど前に、町中のスーパーやドラックストアからトイレットペーパーやティッシュが消えてビックリしたけれど、

その二日前に、そう言うものはなくならないとネットニュースで流れていたにも関わらず
なんでこーなるの?状態があちらにもこちらにも。

なんだかね。
こうして、ネットのお世話になりつつ
誰かに話を聞いてもらえる事が唯一の救いと
ダブル介護もなんとかすり抜けてきましたけどね。
どうも、本当が分からなくなる怖さを改めて感じていたここ数週間。

何かを書きかけてはやめたりを繰り返しておりました。
しかしながら、惑わされてはいけないのは私自身。

もう決して人ごとではない筈なのに、まるで犯人探しの様な患者さんへの目も 
時折、他国を口汚く意見する声も
心配や危機感だけを煽っているのかと言う意見も

時には耳を塞ぎつつ
何が本当で何が偽りなのか、冷静に判断できる様にしないと……。

ようやく店先に生活必需品の紙類が帰って来た。
どうか安心や平穏が一日も早く早く帰って来てくれます様に。

先週辺りから土筆をつむ親子連れで大賑わいの堤防は
微笑ましくもあるけれど、少し切ない。

今日は3月11日。
あの震災から9年………。
こんなに穏やかじゃない日常が恨めしい。
せめてひととき、心鎮めて心を込めて黙祷を。






コメント (2)
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