『あざみの歌』は まだ歌えますか

泣いて、笑って、歌って介護!!そんな日常の過去の記録と
新たに今一度自らを見つめてぼちぼちと戯言なりを綴ります。

時流

2009年08月31日 11時09分51秒 | 日々の出来事
昨日は、ぴぃとバトンタッチする予定で、お昼過ぎに背の君と一緒に選挙へ出かけた。
新しい真っ赤な自転車で、後ろをついて走る。
カコーンカコーンと音がしなくなってスピードも出るようになったけど
そこはほれ、三歩下がって付いて行く。私って古風♪
・・・じゃなくって、横並びが悠々と出来るほど広くはない道のせい。


懐かしい小学校の体育館。
そうそう!今回初めて“出口調査”している所に出会って、アンケートを書いてきた。
「へぇ、出口調査ってあんな風にするんだぁ!」とか何とか
べらべら喋りながら自転車の鍵を入れたポケットに手をいれた。
次の瞬間、私の手に握られていたのは・・・あはははぁ♪


鍵だと思ったら、洗濯バサミだったぁ
(出る直前まで洗濯物干してたもんで


面白い!!と思ったので「ほらぁ!洗濯バサミやぁ♪」って見せたら
背の君はがっくと肩を落としてうな垂れた。そして
「あんたなぁ、ウケを狙ってなくても、おもろいなぁ・・・。」と悲しげに笑った。


ひひっ・・・


誰しも生涯の伴侶には、それなりの理想を持って相手を選ぶのだろうが
理想通りに生きていける程、世の中甘くはないのだよ、背の君!


ほんとに・・・。
定年まであと何年、と具体的に次の生き方を考え始めている彼は
高校を卒業してからずっと今の会社に勤めて来た。
時の流れと共に、殊にここ数年の会社を取り巻く環境は随分と変化した。
ご多分に漏れず、次々と厳しい現実が突きつけられる中で
「このまま、定年になっても、達成感がないなぁ。」とぽつりとつぶやいて
「あいつらに、アドバイスしてやれる事が何もないなぁ。」と寂し気に言った。

お疲れさんだねぇ・・・。
全く、らしくないねぇ・・・。

理想に添えない嫁さんと息子共でどうにも申し訳ない気はするけれど、
そこはほれ、向かい風には立ち向かうのが面白いのでしょう?
華奢でない分、私も風除けくらいにはならぁな


ま、週末、久々に山に行くらしいので、目まぐるしく変化する世とは裏腹に
時流に流されない景色に癒されて、意気揚々と帰って来るに違いない。
・・・それはそれで、また煩いかもしれないけれど・・・


8月が終わる。
けど、凌ぎやすい8月なんて8月じゃねぇっ
ツクツクホーシが鳴く前に、夜中の虫の音がお盛んなんてねぇ・・・。








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かぁちゃんに負けた話

2009年08月30日 03時52分03秒 | 日々の出来事
前回のかぁちゃんのショートステイの日の出来事。

ぽんが、夕方、かぁちゃんのベッドが空なのに突然気付いたようで
急に真面目な顔つきになって、質問攻めが始まった。
「ばぁちゃん、今日からショートぉ?」
「おばちゃん、東京行くぅ?Ⅰ兄ちゃんとこ行くぅ?」
「おばちゃん、京都行くぅ?Ⅱ兄ちゃんとこ行くぅ?」
「おばちゃん、どっこも行かない?」
「何で、ばぁちゃんショートぉ?おばちゃん居るのに何でばぁちゃんショートぉ?」

・・・なかなか鋭いところを突いてくるじゃないですか・・・
・・・行けるもんなら、東京なと京都なと・・・九州なと北海道なと行きたいわっ

「おばちゃん、家にいるけど用事があるんよ。」と最初はのらりくらりと交わしていたけど
突然、ぽんのスイッチが切り替わった。
「あかんわぁ!おかあさん、迎えに行く!おかあさん、迎えに行くぅ。」
「なんで、ばぁちゃん、ショートぉ?」・・・ぽん、嘆き悲しむ

あ~あぁ・・・パニパニスイッチオン

「おばちゃんと留守番してたらいいやんかぁ。」ってなだめたら
「いややぁ!ばぁちゃんがいいねん!!」

おばちゃん、見事なふられ様である・・・


ぽん、いつもかぁちゃんに、おはよう!おかえり!の挨拶は欠かさない。
大抵、そこにばぁちゃんが居る事が見えないかのような振る舞いをしているのだけど
学校から帰ると、かぁちゃんの肩をバンバン叩いて大きな声で叫ぶ
「ばぁちゃんっ、おかえりっ!」・・・例えかぁちゃんがすやすや寝ていても

もちろん、かぁちゃんがそれに反応する事はめったにない。
けど、ちょっとした顔の変化でぽんは納得して満面の笑みで言うのだ。
「ばぁちゃん、お帰りって言うてはるわぁ・・・ばぁちゃん語で
でっかい喋り声に、かぁちゃんが、チラリとぽんの方を見ると
「ばぁちゃんが、ぽん!ぽん!って呼んではるわ、ばぁちゃん語で
自分が宿題をしている時には、ちらりとかぁちゃんを見た後で
「ばぁちゃんが、ぽん!頑張りや!言うてはるわ、ばぁちゃん語で


かぁちゃん、どうやら、ぽんにだけ聞こえる言葉でいつも会話しているらしい
「ばぁちゃん、昔はよぅ喋ってはったなぁ。」
「いっぱい、いっぱい喋ってはったなぁ。」
「今は病気やから喋られへんねん。」
自分に言い聞かせるように何度も言うぽんの耳には
その記憶の中のばぁちゃんの声が、聞きたいときにはいつでも聞こえるようだ。


私の声より、かぁちゃの声の方が、ぽんに届いてるって事かぁ・・・


・・・またしても完全敗北・・・

それにしても、かぁちゃん、そこに居るだけで
いとも簡単に私に勝っちゃってさ・・・ズルイったらありゃしない。




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ちょっとだけ冒険(ちょっと冷や汗)

2009年08月29日 03時45分20秒 | 日々の出来事
毎日、毎日・・・単調な一日だったためしがないのだけれど、
時折、ことのほかありえねぇ!!事があったりする。


我が家と隣を行ったり来たりしながら生活する日々の中で
いつかこんな日が来るんじゃないかと恐れていた事がついに起きたのだ

今日は、かぁちゃんのデイのお休みの日。
朝ごはんを済ませて、うとうとしかけたかぁちゃんをトイレに連れて行ってから
ベッドに横にならせて、洗濯をしに我が家へ帰った。いつもと同じ♪
その時、ろんは出かける準備をしているのを横目で見ながら
洗濯機が二回目のお仕事をしている間、何度か行ったり来たり。いつもと同じ♪
そして・・・洗濯物を干す為に帰った時
ろんが「おばちゃん、行ってきま~す!」と出て行った。
「いってらっしゃ~い。気ぃつけやぁ。」と私は応えた。これもまた、いつもと同じ♪

夕方から雨の予報。鼻歌を歌いながら機嫌よく急いで干し終わった後で
「さぁ、かぁちゃんお風呂だ!!」と隣へ行くと・・・


玄関の鍵が閉まってる・・・え?・・・・・・いつもと違う!!
だって・・・私の鍵、さっき隣の玄関に置いたままだもの。


「うそやろぉ、うそやろぉ、うそやろぉぉぉぉ」
ろんは既に地下鉄の中。
ぴぃの職場へ自転車飛ばそうにも、今日はガイヘルで遠出してる。
背の君に電話して途中まで来てもらうか?でも会議中なら無理。
うろたえながらも、鍵を手に入れる方法を必死で色々考えた。
その間にもかぁちゃん、ベッドからダイブしてやしないか、腕を噛んでやしないか、
変なもの食べちゃってないか、あるいは出ちゃってないか・・・
こんな時に限って悪い事ばかり思いつく・・・嫌な汗が噴出す。
しばらく家の中をうろうろしながら考えて、考えて、

そうだ!あそこがある!!そうよ!あそこしかない!!


まず、椅子をテケテケ運び、柵に足をかけ・・・私、頑張りました!!
この体をもってして、身軽にベランダ越え~っ!!

かぁちゃん無事!私も無事!!
変なところに力が入ったのか、少々筋肉痛だけど

いやいや、家が低層階で良かったぁ
所要時間は数十秒もないけれど、高層階なら怖かっただろうなぁ。

ん~♪何とかなるものですねぇ♪良かった、良かった



・・・明日、キーホルダー買って来よう。ベルト通しにくっつけるやつ・・・


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ろんに負けた話

2009年08月28日 10時31分39秒 | 日々の出来事
近頃、負けを認めざるを得ない事がいくつもある。

例えば二十歳になったばかりの“ろん”。

ぽんが生まれる時、フリフリのドレスを身に纏い、我が家にお泊りにやって来た。
抱っこしようとしても、するりするりと私の手からすり抜けて
笑いながら逃げ回り、跳ね上がったスカートからフリルのパンツが見えた時
妙に恥ずかしくって顔が熱くなったのを思い出す。

・・・だって、フリルのパンツなんて男の子は履かないからね

チビ達の中の紅一点。大切なお姫様


・・・・・・・・・・・・・だった筈・・・


今時の女の子のファッションなんざ私には分からない。
なので、着るものに関してとやかくは言わぬ。けどね・・・。


中学生の頃は確か、洋楽にはまって私の全く知らないアーティストに夢中。
やがて、パンクロックにはまり、あちこちのライブに出かけては
首をフリフリ、ダイブがどうの、「やばいなぁ。」とその度に顔を輝かせ
「めっちゃ良かったわぁ!」と色々喋ってくれるのだけど、おばちゃんさっぱり分かりまへん。

異変が起き始めたのは大学に入ってから。
何とか言う声優さんの声に惚れてしまったらしく、観るもの全てアニメ。
滅多に家にいないので、居る時には録りためたアニメを必死で観る。
夜中はPCの前に座りっぱなしで、関連映像を観る。

ぴぃは私に冷たい視線を送る・・・し、知らんでぇ私は何にもしてないでぇ

しかし、声に惚れるなんざ、さすがに私の姪っ子ではないか


その彼女。「おまえなぁ・・・。」と私を絶句させる事は数知れずあるけれど、
どこか甘酸っぱい、ストロベリー色の風で私の心を満たす時もある。

彼女はいつも、かぁちゃんが元気だった頃と全く同じ口調でかぁちゃんに話しかける。
その日も、ベッドを少し上げて、教育TVをぼんやり眺めていたかぁちゃんに、
「なぁ、ばぁちゃん、チャンネル変えてもいい?」・・・当然かぁちゃんは反応しない。
「なぁって!チャンネル変えるでぇ。」・・・いや、そら返事はせぇへんって
三度目に彼女が言った時、私が「好きなん観たらいいやんか。」と言いかけて
振り向くと、
かぁちゃん、むくりと起き上がり、ろんをじ~っと見つめて少ししかめっ面をした後で
何と、こくりと大きくゆっくりと首を縦に振った。

え?・・・え?・・・え~っ?・・・うっそぉ!!

ろんは満足げに「ほら、ばぁちゃん、いいって言うてるわ。」と、
こちらもにっこり頷いて、再生ナビ画面に切り替える。

え?何?・・・今のは超常現象? 
私にはそんな魔法は使えやしない。まさに完全敗北である。


しかし・・・ろん、なぁ、ろんよぉ・・・
お前、へらへら笑いながらアニメばっかり見るなよぉ
片付けの一つでも手伝えよぉ
だって、だって、おばちゃん・・・・・・・・・・・・。

観てしまうやないかぁ・・・銀魂   

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ちょっと得した気分

2009年08月27日 17時39分06秒 | 日々の出来事
『魔の6月』が遥か昔の事のように思えるのだけれど、
あの突然の“新型インフルエンザ”拡散予防の為の学校閉鎖から2ヶ月半。

病気でない限り、一日たりとも家の中にずっと居た事のないぽんを
1週間、家の中に閉じ込めなければならなかったのである。
ぽんの場合はごまかしが効かないので、
先生から「外へ出てはいけません。」と言われれば、絶対服従。
例外を作ってしまうと、それがパニックの原因ともなるので作れない。

・・・はぁ・・・
思い出すとため息しか出ない、そんな1週間を耐えたおかげで・・・


今日から新学期!!夏休みが終了   

わ~いっ!!ものすご~っく、得した気分♪

勿論、夏休みの間も、ガイヘルさんとのお出かけやクラブ活動で
一日中家で過ごす事はめったになかったけれど、
時間割どおりに過ごす日々とは違うので、気分的に落ち着かない。
度々、ぽんのお喋り攻撃を交わしそびれて、本気で怒ってしまう始末。

でも、それで良かったのかも。
言ってはいけない言葉も、どう話せば、ぽんがインプットし易いのかも
頭では分かっていても実際に組み合ってみないと、まだまだ分からない事が多かったので
今年の夏の本音バトルトーク三昧で、ぽんは二言目には
「おばちゃん、怒るぅ?」「おばちゃん、怒ってるぅ?」と聞くようになり
私は私で「怒ってるで!めっちゃくちゃ怒ってるで!!」と
何故怒っているのか、それはどうしていけないのかを噛み砕いて説明出来るようになった。

・・・?・・・以前よりはね・・・と、思いたい。


ずっと昔、子供さんに障害のある友人から、
「一番の敵は私の親・兄弟姉妹。」と聞かされた事があるのを思い出した。
障害と向き合う前に、何故そうなったかの理由探しを追及しようとするからだと。
親は、そんな・・・
仮に理由が分かっても何の役にも立たない事の為に精神的に疲れている余裕はない。

ぴぃもまた、ぽんの障害について話すようになったのは小学へ入学する頃。
いや・・・私が本気でぴぃやぽん、そしてろんに向き合うようになったのは
彼女達が隣へ越して来てから。

私がぽんと過ごす時間が極端に長くなって、
かぁちゃん、ぺこちゃんとの関わり方も色んな意味で変わらざるを得なくなったけど、
前より確実に変わったのは、迷ったり悩んだりしてる暇がなくなっちゃった事。
ひと言で片付ければ“家事”だけの、
たったそれだけのノルマをこなすだけの日々に、焦りはある。
その焦燥感は時に恐怖さえ覚えるくらいだ。

けれど、ぽんのお喋りが止んだ時の静けさが、物足りなかったり愛しかったり、
みんなが寝静まった時に、ようやく訪れる私だけの時間に
好きな歌を聴いて、洗い物をしながら踊ったり・・・
(ん?・・・踊りながら洗い物をしたり・・・??)
その開放感と言ったら、
夜中でなかったら、ぽんじゃないけど一人で声を出して笑い出したいくらいのものだ。


以前よりずっとその時間は減った筈なのに、
以前よりずっとその時間は輝いてる。

やっぱりちょっと得した気分


ふふ・・・
夏休み、終わったなぁ・・・さ~て、そろそろ弾ける準備でもするかな



なのにどうよ・・・今度は本格的に新型インフル流行中
皆々様、どうぞお気をつけてくださいませ。

あの・・・なんだかんだ言っても、今度学校閉鎖にでもなったら、
本気で立ち直れないかもしれない・・・やめて!それだけはやめて


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お土産もらった♪

2009年08月26日 10時58分12秒 | どうでもいい話
昨日、背の君は所用で休暇を取っていた。
ぺこちゃんの診察日に休暇を取ったって、私には何も良い事はない。
かえって、いつもどおりに事が運ばないので機嫌は当然悪くなる。

・・・のを気にしたのかどうなのか、出かけたついでにお土産を買って来てくれた。
それは?・・・違うっ!
それは?・・・違うっ!
それは?・・・違うっ!
ならば、とか、なんか?・・・ちが~うっ!!



それは・・・



          
             ・・・これ



 「まぁ、あなた、嬉しいわ!前からこんなのが欲しかったの♪ 
あなたって、いつも私の事を思っていてくれるのね。」
 


・・・・・・・・んなわけ、あるかいっ!!
     (少し長めの一人のりつっこみだな・・・
お決まりのポージング付きでどうぞ!手の甲で押し分けるように素早く空を切る!!)



ま、しかし「ぽ~専用のやで!分かるように“ぽ”と書いときなさい。」と言われると
「そうか、私専用なのかぁ♪」と嬉しくなってしまって、
両手に取ってにぎにぎした後で“ぽ”と書いてしまう自分が情けない。


        今日の日記に書いておこう
「今日、背の君さんからニッパとペンチを買ってもらった。
 壊れやすそうだけど、なるべく壊さないように大切に使おう。
 でも私・・・本当はラジオペンチが欲しかったな・・・。」



         










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逆転?

2009年08月25日 05時04分26秒 | 日々の出来事
良きにつけ悪しきにつけ、私は彼らにとって何者なのだろうと思う事が多々ある。

春に赤坂見附の歩道橋から「名刺を破って散らさなあかん」とひと言メールして来たⅠが
昨夜は「レモン投げなあかん」とひじりばしからひと言写メして来た。

まぁ、言いたい事は分かる。
(あのなぁ、“さだ通”でないと通じないぞおめぇ。


少し前の話になるが、興奮気味に電話してきたかと思えば
「エヴァ観に行きなさい!Gガンやで!」と命令口調。
また訳の分からん事を・・・(ホントは分かってるけど


で、先日ふらりと帰って来たⅡ 
珍しく近況報告の電話がⅠからかかって来たのに、私の携帯を取り上げて
それから1時間以上エヴァ談義(舌戦?)を繰り広げ、
翌朝「ほなっ」って帰る前に、
「これ聴きなさい、絶対好きやから。」とまた命令されてアルバムを渡された。


             

        ご存知の方からすれば「何を今更」なのでしょうね
        

んで「聴いたら返しといてくれる?」・・・ってそっちが言いたいんかいっ!



・・・なんて文句言ってる場合じゃなかったのですよこれ。
   好きっ   

聴きながら次はどう来るの?ってわくわくしたのは久しぶり。
ついでに、渡辺はま子やザ・ピーナツが突然聴きたくなったりするオマケ付き
へぇ、若い子達はこれを聴いてどんな風に感じるのだろう?
おばちゃんはねぇ、頭の中が昭和、昭和してしまって、
懐かしくもあり、切なくもあり、
「あぁ、まだ見ぬ乙女達よ、久方ぶりのときめきをありがとう。」って気分だわよ。

と、るんるんしながら落ち着いて考えると、
あいつらに手の内を読まれているような何やら妙な気分。
好みを見透かされているところに激しく敗北感を感じてしまった。

え~っ?私は逆転はまだまだ許しません!!負ける訳には行きません!!
と、空回りするのも大人気ない。
まぁ、表向きは逆転された事にしておくとするかな。



  

            


        
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新車到着♪

2009年08月24日 05時18分38秒 | 日々の出来事
Wデイの日の午前中は買出しでほとんど潰れる。
毎日7人分の晩御飯の材料と衛生用品を買い揃えるだけでも、
自転車の前かごと荷台にてんこ盛りの荷物を積んで2往復。

先日、スーパーで調味料類を調達して最後にパン売り場で持っていたカゴを下ろしたら
上品げなおばぁちゃまが私をじっと見つめてひとこと。
「あんた、軽そうに持ってはったけど、それ重いやろに?」
うはは!大阪のばぁちゃんはとってもフレンドリー♪

かごの中身は牛乳2本、濃い口醤油に薄口醤油。みりんと料理用のお酒。
おろしポン酢に米酢の大きいのんがずらり。
そこにかぼちゃとレタスとハム・・・うん、重かった。
粗忽者の私はカートを使うと誰かを轢いてしまいそうなので基本的には使わない。
なので、買出しから帰ると、ころころの腕には二本の痣が出来てるのが常である。

車で纏め買いが理想的なのだろうけれど、
視力が極端に低いので、免許もないから、自転車は無くてはならないアイテム。
・・・なんだけど、今使ってる自転車はⅠの高校時代のお下がりで、
数年前にチェーンが外れやすくなって、一度背の君に短くしてもらって
騙し騙し使ってきたけどそろそろ限界。
ペダルをこぐ度にカコーン、カコーンって音がするし、時々カックンと空回り。
走ってるだけで注目を集めるので、最近は遠出も出来やしない。

で、ついに昨日届いた『新ママチャリ』

うわ~い・・・まっかっか・・・・・・あははは

さぁ、二駅越えて、三駅越えて
♪サイックリング、サイックリング、ヤッホー!ヤッホー!!♪するのだ!
例え、荷台にトイレットペーパーやリハパンを積んでいても、
私の通る道、これすなわち『サイクリングロード』




======================================================


唐突ですが、近頃には珍しく彩りの良いおかずが出来たので・・・
つか・・・切って揚げて茹でて盛っただけ~♪
お肉ちょっとで、一見ボリューム満点の手抜きメインディッシュ~♪


             

    ♪野菜の上に豚さん乗せて~、その背中に蓮根チップ乗せて~、
     その背中にかぼちゃの素揚げ乗せて~♪
     山のごとく、うず高く積む!!
    
     味の決め手は各自お好みのドレッシングで
     私はお肉の変わりにお豆腐にして、おろしポン酢をチョイスしました。



        


            
 


              





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突然の変化のその後

2009年08月23日 04時44分08秒 | 日々の出来事
かぁちゃん、結局、甘い卵焼きは食べられなかったのである
手がどうの・・・ではなく、何度か噛むのだけれど飲み込めない。
でも、食べたい気持ちはあるようで、箸でつついては口にいれようとする。
でも、飲み込めない。
何とか飲み込ませようと、お茶を口に入れてなんとか一口目はOK!
でも、後が続かない。

お茶だけはカミカミしながら飲み込めるので、
まぁ、水分の補給さえ出来ていればいっかぁ!とのんびり構えていたけれど
流石に二日目になると私も焦る。

「こりゃいかん!何か食べさせないと!!」
慌てて“超手抜きかぼちゃプリン”を作って一口スプーンですくって食べさせると
満足げにパクパク♪・・・おお!やったぜ!!
試しにティスプーンを持たせると時間はかかったけど
ふるふるしながらも、口の中に入れる事ができた♪・・・おおおっ


よくよく観察していると、手首を不自然に内側に曲げるのは
手首に問題があったり、硬直しているのではなく肘が上がりにくくなっているせい?
肘そのものと言うより、肩の力が足りなくなって、
テーブルに肘をついてしまうと、そこに力が入ってしまってそれ以上は腕が上がらない。
大得意の“握手”も手を随分下げた状態でないと無理・・・。

ふ~ん

ならば!テーブルを低くしよう!!ってんで
いつもベッド脇に付けているサイドテーブルを食卓代わりにしてみると
最初は箸でつんつんしていたけれど、しっかり口まで箸を運べた。

第一関門クリヤ やったねっ


もちろん長続きはしないし、途中で動きは止まってしまうのでサポートは必要だけど
夕飯時は、我が家と隣を行ったり来たりの最高に忙しい時間なので手伝うのは最小限だけ。
頑張れかぁちゃん!何とか自分で食ってくれ~っ



・・・で、何とかなると思ってたのだけど、

目の前に立ちはだかる 第2関門

一度の食事の間に2~3度は食べ物が飲み込めない。
大得意だった『ごはんゴックン』がへったくそになっちゃった
口の中に食べ物を溜め込んでしまって全く飲み込めない。
んで、よせば良いのに、その状態で食べ物を口元に持って行くので、さぁ大変
他に方法も見つからず、その度ごとに「噛んだらあかんでぇ!」と言いながら
口の中の物を掻き出してリセット。

んふっ リセットすると調子よく再起動するみたい♪

と、いう所までは分かったけれど、
この関門の完全クリヤは今しばらく時間がかかりそう。
気になる事は他にもあるけど、全く食べられない状態じゃぁないので
まぁ、気長に試行錯誤して攻略法をじっくり考えねばならないようだ。


と言うのが、ここ数日の出来事。
さぁ、次は何が起きるか、起こしてくれるのか・・・

ただただ、私は眠い日が続いている・・・






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恋のアランフェスで珈琲タイム

2009年08月22日 04時35分18秒 | かぁちゃんにまつわる話
アランフェス協奏曲第二楽章アダージョ
通俗名「恋のアランフェス」で有名なこの曲もかぁちゃんのお気に入り。
・・・だったのをふと思い出した。

夏休み中、ぽんのお喋りは留まるところを知らず
色んな行事が続くこともあって、四六時中パニパニ状態でお喋りに拍車がかかる。
かぁちゃんがうとうとしかけてもTVを観ていても、そんなのおかまいなし
私自身がそれが原因でパニパニしそうな迫力なもので
つい「うりゃぁ!!ぽんっ!!お喋りやめい!!」と大声で言いたいのをちと我慢。
いつもなら、頭を冷やしに数分家に帰るのだが、今日はちょいとひらめいた
そうだ!かぁちゃんを家に連れてってみよう

よいしょこらしょしょとかぁちゃん連れて、
やっと座った我が家のテーブル。
そうだよねぇ、随分久しぶりではないかいな。

蝉の声だけが聞こえる静かな昼下がりへと背景が変わる。
・・・なんて贅沢なんだぁ


何か音楽聴きたいよね、何が聴きたいかねぇ・・・問わず語りで探し始め
ふと目に留まったのが、かぁちゃんのクラッシックの有名所を集めたオムニバスCD。
最初のこの曲が始まってすぐ、かぁちゃんの目つきが変わった。
あ!ちゃんと見てる・・・

あはっ、かぁちゃんしっかり覚えてる


まだ元気な頃、いつも我が家にズンズン入り込み、
「珈琲入れてぇやぁ!」と決まって言ってたのを思い出し
「珈琲飲む?」つい気まぐれに自分で言って苦笑い。
まぁ、それも悪くないかと、甘いカフェオレを少しカップに入れる
バームクーヘンをひとかけら、小さく切ってフォークを添える。

私が台所を片付けている間
ゆっくりゆっくり時間をかけて、かぁちゃん完食
珈琲はスプーンをふるふるさせながらもこぼさず飲めた



ご心配をいただいてありがとうございました。
かぁちゃん、今日はここまで回復しました。

ここ数日、じっくり見て、あれやこれや試しておりましたが
今日は時間が押して参りましたので、その話はまた明日に。
ね・・・眠い・・・




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