『あざみの歌』は まだ歌えますか

泣いて、笑って、歌って介護!!そんな日常の過去の記録と
新たに今一度自らを見つめてぼちぼちと戯言なりを綴ります。

大きいのんと小さいのん

2020年07月04日 09時22分00秒 | 日々の出来事



おおよそ86歳、年の離れた
大きい手と小さい手。
それを支える色んな手。

小さい手でしっかり掴んだ大きな指。
しっかり掴まれ!
しっかり掴まって、色んな世界を見に行くんだよ。


……えーっと、このおっきな指はばぁばのものなんだけど、
頭の下に腕を置いてるのよね。
外したら、せっかく寝たのに起きるんだろうなぁ……
しかし、腕は痛いしなぁ……
手の色変わってきてるし……

そんなこんなで
瞬く間に時間が過ぎて日が過ぎて行くけれど
それもまた、幸せ。

むーむーを変えるのも
お食事も
寝かしつけるのも抱き上げるのも
全てが同じ、おおきいのんとちいさいのん

片方だけなら気付かなかったであろう
愛しさや優しさに、ふと気付く瞬間がたまらなく温かだ
コメント
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