「家日和」(奥田英朗)を読んだ。
「家」が舞台の短編集。どれもおもしろいけど、
「家においでよ」が良かった。妻が出て行ってガランとした
部屋を「男の城」に作り上げていくんだけど、ズバッと
いさぎよく買い物するのが爽快。家具やオーディオなど、
買いまくりなのだ。
自分がお金使いまくってるみたいでとっても気持ち良かった。
ずっと何も買わずにいると鬱々としてこないですか?
そんなとき、金額に関わらず何か「これ!」というものを買うと
スッキリする。
買い物好き!
ところで奥田英朗のベストはやっぱ「空中ブランコ」だと思う。