「生活骨董。」(麻生圭子)を読んだ。
元作詞家の京都町屋暮らし。私はこんな風に
努力して改築して、こんなすてきな骨董に囲まれて
生活してます、という、女性にありがちな自慢話。
参考になったのは古伊万里などを食卓にどのように活かすか、
という実践。なるほど折敷ってこうやって使うのか。
あと、蒐集家にはなりたくない、実際に使ってこその骨董だ、ってとこ。
オークションで、何百も買ってるひとがいるけど、絶対使ってないと思う。
商売するなら別だけど、「これは得だ」と思って買うのって、
空しいよね。やっぱり自分以外にこれを渡したくない、っていう
私の考えは間違ってないな、と思った(?)。
価値があるかないかより、自分がどれだけ欲しいかです。